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普通が欲しい。

わたしが欲しいもの。
それは、「普通」。
周りと同じように普通にありふれた日々を送りたい。精神疾患(うつや摂食、解離性)を抱えた私にはとても難しいことである。


普通の体力

まず、一日活動できる体力が欲しい。好きなことを好きな時に、やらないといけないことを、やるべき時に、自分の意の思うままに、行動したい。

普通の生活

普通に起きて、食べて、着替えて、活動し、眠って…そんなありふれた生活が欲しい。
変な衝動や無気力感に生活を奪われたくない。

普通に感じる

私は普通に生きてる感覚が欲しい。
けれども、解離性障害(離人症性障害)がそれを許さない。

離人症性障害:自分が自分であるという感覚が障害され、あたかも自分を外から眺めているように感じられます。外界に対する現実感が急に失われることがあります。

自分が生きてる感覚がない。
今何を感じているのか、楽しいのか、苦しいのか、嬉しいのか、辛いのか、分からない。己の感情を掴みきれないし、たとえ、笑っていても、それを映像として自分と切り離して見ているイメージだ。

私は、普通になりたい。普通に感じたい。
悲しいことがあったら、涙を流し、楽しいことがあったら笑顔になりたい。

私は自傷をしている。胃がはち切れるまで食べたり、自分を切ったりと、自分のことを自分で傷つける。
多くの人は、痛いからやめたら良いと思ったり、きっとものすごく辛いんだろうと思うかもしれない。
けれども、私の場合、何ともない。
傷つけることが世間ではおかしくて、やめるべき行動だというのは頭で理解はできるが、その行為に対して感情がない。

傷つけても、何にも思うことができない。
それを確認するためなのか、その行動で自分の感情を殺しているのか分からないが、内側から湧き上がる衝動にただ従い、淡々とこなしていく。それだけの作業である。



周りの誰かにとって、難なくできる普通のこと。
それは別の誰かにとっては、望んでも手に入らないものなこともある。ないものねだりで、無意味だと分かっていても、私たちは欲しくなる。
だからこそ、今ある自分にとっての普通を大切にすべきなのかもしれない。いつか、失うかもしれない、その当たり前を。

私は普通になりたい。
決して無理なことを言ってないつもり。
サンタさんにもお願いしました🎅


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