りんりん

日々の気づきや思いを率直に。生きるって難しい。 #元不登校 #摂食障害 #うつ病 …

りんりん

日々の気づきや思いを率直に。生きるって難しい。 #元不登校 #摂食障害 #うつ病 良かったら、フォローしてください💐💐

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自分の声に耳を傾けて〜摂食障害と私が歩んできた道〜

NHK障害福祉賞に申し込んで落選した作文を公開したい。 私の命をかけた生き様が赤裸々に描かれている。 摂食障害になったきっかけから、治療の過程、今後の目標などすべて書いた。 摂食障害当事者としての思いを込めた渾身の一作です。 残念ながら、受賞はできなかったが多くの人に届けたいと思いnoteで公開しようと思い立った。 有料記事にするが、時が経てば、無料で公開するつもりです。 けれども、もし、私を応援したいと思ってくれる方がいれば購入していただけると嬉しいです。 【摂食障害にな

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    • ああ、今日も生きてる。

      毎日を淡々とこなしていると、 いつの間にか日が暮れ、1日が終わる。 生きているっていう当たり前のことを 感じる瞬間が少なくなる。 今日は、久しぶりに 「ああ、生きてる。生きるっていいな。」 と感じた。 おひとり様用の静かなカフェで BGMにピアノ曲が流れ、 店員さんが豆を挽いたり、 お湯を注ぐ音が聞こえてくる。 普段も聞こえるはずのその音が なぜか今日は愛おしくて。 聞こえるってことが、 ここに自分があるって証明するようで 幸せな気分になった。 私たちにとって音は

      • 人生、山あり谷あり

        人生、山あり谷あり。 みんなが知っているこの言葉。 人生には良い時も悪い時もあるっていう 意味で理解してるんだけど、 あってるよね? 私は鬱病や摂食障害になって、 人生の谷を経験した。 とんでもなく深い谷。 落ちても落ちても終わりが見えず 暗闇の中で絶望していた。 そんな私でも、ちゃんと谷底について、 少し彷徨ったあと、 谷を少しずつ脱した。 今は山に登ってる。 山に登るのは楽しいだけじゃない。 山登りのペース配分を間違えると バテてしまう。 歩いて、進んで、休んで

        • 当たり前が欲しくて

          みんながしている 当たり前の普通が欲しかった。 授業が終わるまで席に座ったり、 放課後、スタバでフラペチーノ飲んだり、 休みの日には、人がいっぱいいる街に 出かけて、ランチして、カフェしたり… そんな風になりたかった。 私は、学生時代、 摂食障害の真っ盛りで、 別室登校だし、 椅子に1時間も座れないし、 進路のことに悩んでいるみんなが 羨ましくて仕方なかった。 将来への不安が大きかった。 何にでもなれると言われても、 生きていくのがしんどいのに、 いつまで生きていかな

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        自分の声に耳を傾けて〜摂食障害と私が歩んできた道〜

          ワタシは私。

          テレビや雑誌に出てるあの有名な女優さん。 いつ見ても綺麗だし、肌荒れなんか知らないし、 何にでも着こなせるスタイルがあって、 変顔さえも可愛い。 私もそんな素敵な女性だったら 良かったのになと思ったことがあった。 けど、現実の私は彼女ではなくて、 生理前には肌荒れするし、 食べれば食べるだけ肉がつくし、 渾身の変顔はブサイク呼ばわり。 あの美貌があれば、人生変わったのかなと ないものねだりをしていた。 けど、この前テレビに出てた彼女が言っていた。 「マッサージと、ピラテ

          ワタシは私。

          身体は見せ物じゃない。ツールだ。

          私たちは身体に対して色々思う。 最近、太ったな。病気で痩せたな。 二重に生まれたかったのに。 足がもっと細ければいいのに。 お尻にボリュームがあれば。 自分の体の気に入らないことを あげ始めたらキリがないと思う。 私たちの身体は、モデルでなくても 自分自身、ときには他者の目によって ジャッジされがちである。 身体を見られるものと認識していた。 しかし、ある言葉にハッとされられた。 身体は見せ物じゃない。 わたしのものだ。 その身体は誰かに批判されるために 存在する

          身体は見せ物じゃない。ツールだ。

          今年一年何も成せなかった人へ

          2022年もあと10日で終わる。 今年何をしたかな?と1年を振り返ると あれ?何もしてない…となるのは 私だけではないと思う。 思い返せば、色々あったと思うが、 特段何か思いつくようなことはなくて、 ただそこそこな日々が流れていっただけで 気づいたら一年が終わっていた。 今年も無事に一年を終われて良かった!と 思えれば良いのだが、 今年も何も成せなかった…と 落ち込んでしまっていた。 生きることは当たり前すぎて、 それを取り立てて頑張ったとは 言ってはいけないような気

          今年一年何も成せなかった人へ

          痩せていることは不健康?

          肥満は体によくない。 これは多くの人の中で 共通理解できていると思う。 生活習慣病のリスクが上がるとか、なんとか、 メタボと聞くと不健康と思うのでは ないだろうか。 では、痩せていることはどうだろう? 痩せていることは体に悪いのか? インスタグラムで簡単なアンケートを 取った結果、 4割が痩せていることは 「体に悪い」と回答し、 4割が「問題ない」、 1割が「痩せれば痩せるほど良い」と 回答した。 真相はこうである。 痩せていることは身体に悪い。 それどころか、みんな

          痩せていることは不健康?

          ママ、ハグして。

          ハグをするとドーパミンが出て 幸せな気持ちになってストレス発散になる。 そんなことを聞いた私は、母に頼んだ。 話を切り出すのにはかなりドキドキしたが 勇気を持って言ってみた。 「ハグしてくれない?」って。 二十歳を過ぎて母にこんなことを 頼むのは恥ずかしかった。 けれども、久しぶりに母に抱きしめられたい と思った私は頑張った。 いざ、ハグをしようと話してると どこでする??と話題になった。 ハグが日常的に行われていない日本。 街中で抱き合ってたら変なやつじゃないか。 そ

          ママ、ハグして。

          女子って偉すぎる

          最初に謝っておこうと思う。 この文章は生理前のイライラで 男に対して偏見たっぷりの憂さ晴らし。 めちゃめちゃで正しくないことも 綴るかもしれないが、一女子の意見として 流してほしい。 あなたの周りにいる女子も思ってるかも しれない、女子で生きる大変さ。 まず、第一に言いたい!!! 女子って大変すぎないか!!!!! 女子の生殖機能の負担大きくないか! 月一度訪れる生理さん。 君のせいでホルモンが乱れて、 肌は荒れるし、無性にイライラするし、 食欲もコントロールできないし、 本

          女子って偉すぎる

          私はおかしくなったみたい

          私のことを世間では不登校と呼ぶらしい。ただ、学校に行けないだけなのに仰々しい名前をつけられたもんだ。私が不登校になったのには特にきっかけはない。毎日普通に通っていたつもりだったが、何かが燃え尽きて1日休んだ。次の日は行こうと思うのに朝になるとどうしても足が進まない。そんなことを何日か繰り返していたらいつの間にか行く努力もしなくなった。だから、私は不登校という病気ではなくて、ただのサボりだと思っている。もうこのまま一生、学校に行けなかったらどうしようと不意に不安になることもある

          私はおかしくなったみたい

          明日が怖い夜は

          今の私はとりあえず、 明日が来るのが怖いです。 今日と同じようにしんどい1日を明日も 迎えることになるかもしれないと 思うと眠るのが怖い。 寝て明日が来るのが怖い。 そんな風に考えながら、ぼーっと 歩いていたのですが、違うかもと 思ったのでシェアしますね。 明日は今日と同じ日ではない。この当たり前なことを思い出しました。 しんどい日が続くと、このままずっと 苦しいままじゃないのかと不安になります。 それで明日が怖くなる。 けれども、明日のことなんか まだ何も分からない。

          明日が怖い夜は

          お母さんのこと好き?

          お母さん、お父さんのこと好き?? って子供に聞いたり、 私のこと好き?って彼氏彼女に聞いたり、 〇〇のこと好き?って質問はよく飛び交う。 誰もが一回は聞いた・聞かれたことが あると思う。 この〇〇のことが好き?って質問、 する意味がなさすぎるとふと思った。 聞いて、好きと答えれば、 安心するのかも知れないが、 聞かれた本人の気持ちなんて分からない。 口ではいくらでも嘘もつける。 そして、この質問、 人や場合によっては好きと答えることが 強制されているのではないだろうか。

          お母さんのこと好き?

          普通で特別になりたくて

          私はずっと普通になりたかった。 普通に起きて、学校に行って、バイトをして、 ご飯を食べて、お風呂に入って、寝て… 誰もが普通にやっていることを 自分もただ普通にやりたかった。 それはとりわけ難しいことじゃないし、 みんなが当たり前のようにやってるんだから わたしにもできて当然。 そう思うのに、現実はうまくいかなくて、 思い描く普通から離れていっていた。 普通ができないわたしが次に求めたのが 特別になること。 誰にも認めてもらえる私の存在価値になり得る 特別がほしかった

          普通で特別になりたくて

          満開の桜が怖い

          桜は綺麗。 眺めるのも好き。 でも、今日ふと怖くなってしまった。 日々変化する桜。 最近まで蕾だったのに、あっという間に満開に なっているその姿を見て苦しくなった。 桜は姿を変え続けてるのに、 私は取り残されてる。 季節は巡り巡ってるのに、 私だけ置いていかれるような。 散ってしまうその日が怖い。 自分を勝手に重ねてるのだろうか。 もしくは桜の気持ちになって感傷的なの? あんなに綺麗なのに散っていく儚い春。 それが怖い。 儚いから美しいのかもしれないが、 嫌だ。いかない

          満開の桜が怖い

          桜のように。

          桜はすごい。 そこにあるだけで、私たちを幸せにする。 つぼみを見て、未来への期待を膨らませ 咲いた桜を見ると思わず笑みが溢れる。 桜は特別なことをしているわけじゃない。 ただ生きている。 しかし、私たちはその姿に いろんな感情を抱き、思いをはせる。 また、桜は四季によってその姿を 変えていく。 桜の花が散れば、 人々は毛虫を嫌い、桜の下を歩きたがらない。 夏には、誰かを休ませる木陰をつくり、 秋には葉を散らし、冬には枝だけになる。 一年を通していろんな姿になる桜の木。

          桜のように。