”無人島に一つだけ持って行くなら?”に答えが出た。
今回の好きなものはかなり尖っているので
コメント欄に規制をかけさせて頂きます。
”知らんがな。”
それ以外のコメントは受け付けません。
それくらいどうでも良い話です。(笑)
僕は長野県で家具製作を学ぶ学校に通っている。
以前働いていた愛知県から4月に引っ越してきて2ヶ月が経った。
授業は鉋(かんな)の仕込みが終わり、課題が始まった。「板材削り」と 「角材削り」。
削りと言うだけあって、その仕上げを左右するのはやはり”鉋の刃の研ぎ”具合。
指導頂いている先生のお手本となる板材、角材はツルツルピカピカ。
なに、あのしっとり感。
いいとこのバームクーヘンをなでなでしているみたいじゃん。。
それに比べて自分のにはザラつきがある。。
くやしい。。
まるっぱ(研ぎが良くないと現れる丸刃のこと)の妖精に愛されている僕は、なかなか基準とされる27°の刃ができないし、研いだ刃が砥石に張り付いて立つこともない。
なんでなんだと研ぎ続け、問い続けた。
そんな時に、友人から紹介してもらった。
彼の名は「ダイヤモンド砥石」
そのきらびやかな名前のせいか、チャラチャラしてそうで、研ぎ石を研ぐためにしか、ほとんど使ってきていなかった。
人間に例えるなら、バイトでは名札をあだ名にするタイプの居酒屋で働き、週3でクラブに通うチャラ男。そのくせ頭のいい大学に通っている。そんなやつ。
嫉妬心半分。食べず嫌い半分。
なんとなくで毛嫌いしていた。
だけど、ダイヤモンド砥石を使うようになって驚いた。
研ぎの幅がかなり広がった。
「めっちゃ使える!」
まるっぱも削れるし、鉋刃の耳も取れるし、超万能。 最近の道具の中で一番のお気に入りが彼なんです。
ほんとウタマロせっけんぐらい万能。
主婦のみなさん!わかりますよね?(ウタマロせっけんは野球でドロドロになったユニフォームも漬けておくだけでめっちゃ綺麗になる万能洗剤です。)
なんなら、ダイヤモンド砥石に出会った衝撃で言えば、J・K・ローリングが知ったら続編が出るくらいの衝撃。
ハリーポッターとダイヤモンド砥石
また、僕の中で人類史上どうでもよランキング殿堂入りにして最大の疑問。
「無人島に何を持っていくか。」
にも答えが出た。
「ダイヤモンド砥石」
ああ。
国境の長いトンネルを抜けるとダイヤモンド砥石共和国だったらいいのに。。
結婚指輪にダイヤモンド砥石をつければいいのに。。
そんなことを考えた初夏の昼下がり。。
来年の春に公開します。
ケータ
記事を読んで「しょーがねーなー。ケータにプリン奢ってやっか!」と思った方はサポート頂けると嬉しいです ٩( ᐛ )و 笑