見出し画像

会社は経営者の心を完璧に映し出す鏡

会社は経営者の心を完璧に映し出す鏡です。

ここで言う会社とは、従業員、顧客のことであり、売上などの成果に関することも含まれます。つまり会社に関わるすべてのことを指しています。

会社は経営者の心を完璧に映し出す鏡だと言える理由

なぜ「会社は経営者の心を完璧に映し出す鏡」だと言い切れるのか?

それはボク自身、ビジネスをしている中でうまくいったこと、そして失敗したことを振り返った時に、自分の心の中にその要因があったことを100%認めざるえない経験を数えられないくらいしてきたからです。

また、クライアント含め、出会った多くの経営者の話を聞いてきて、顧客対応、雇用状況、売上の増減、すべて完璧に経営者の心を映し出しているとしか考えられない事例を目の当たりにしてきました。


経営者のこんな心が問題を生み出していた!

会社が経営者の心を完璧に映し出す鏡だと言える具体例を3つ紹介します。

具体例①  従業員の離職が相次ぐ会社

従業員の離職が相次ぐ会社では経営者が、自分自身を責める、または従業員を責めるという、経営者の心が映し出されているケースがよくあります。

自分自身を責める人は、従業員に攻撃的になることはありません。どちらかというと、他者に責められる状況を生み出します。他者を責めるような心を持つ人は、従業員に対して攻撃的になります。

自分を責めるのは良いが、他者を責めるのは悪いように感じる人がいるかもしれません。しかし「責める」という点においては、まったく同じです。このように「責める」心は、人と人が離れていく最大の要因です。

具体例②  従業員が成長しない

従業員に成長が見られない会社で見られる経営者の心は「どうせ言っても無駄」といったコミュニケーションに対する抵抗です。

「何度も伝えた、でも変わらなかった」といった不満が、コミュニケーションへの抵抗を強め、関係性を育むことを放棄してしまいます。この気持ち、わからなくもないですよね。

ただ従業員に成長が見られないということは、その会社の経営者にも成長が見られないということです。なおボクの考える成長というのは、「意識の拡大」という意味です。

具体例③  売上が伸びない

売上が伸びない、伸び悩んでいるといった会社で見られる経営者の心は、変化に対する怖れの心です。仮に「変化が大切!」と頭で理解し、言葉にしていたとしても!!心は変化を怖れ、変化しないように願っているなんてことは、いくらでもあります。

変化するということは、過去の成功体験を一旦は手放すということ。

これは、なかなか難しいことです。


ここまで記事を読んでイラ立ちを感じている方へ

このようなテーマで話をすると、怒りを感じる方もいるかもしれません。

「あのデキの悪い部下も、私の心が映されているなんていうのか💢」と。

また、売上があがらないのは「あのスタッフの責任だ💢」なんて言っていた経営者も実際に会ったことがあります。

そう感じること自体は何も悪くありません。責任を他人に押し付けたくなる気持ちもわかります。

ただ、そのような心で経営を続けていくと辛くなるのは自分です。それでも、自分の心をしっかり見つめず、他人に怒りをぶちまけるという非生産的な選択を続けるのもありです。

どのような選択だとしても、そこに学習の機会は必ず存在すると思います。


まとめ

会社は経営者の心を完璧に映し出す鏡です。1ミリの狂いもなく100%映し出しています。

このことにピン!ときた方は、自分の心をしっかり見つめていこう。鍛えあげていこうと思えるはずです。

最後に朗報をお伝えしておきます。どれだけ解決困難に見える問題も、実は思っている以上には簡単に解決していけます。なぜなら、自分の心が映し出しているだけだからです。つまり、自分の心に変化が起これば、自然と問題は解決せざるえないと言えます。

行動レベルの解決策を考えながら、同時に心のレベルで真の解決を望む方は、ぜひご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?