上司のコミュニケーション能力を伸ばす㊙ワークのご紹介!
伝え方って、ほんとに難しいというか奥が深いというか...
伝えるタイミング、相手のことを想像する時間、伝えたい情報の整理、チョイスする言葉、とにかくいろいろな要素に配慮が必要ですよね。
部下に伝えているのに変化がない!?そんな時にオススメのワーク
リーダーシップ・プログラムでは育成やチームマネジメントをテーマとして扱っています。その中で、経営層の人々に「部下に伝えました?」とボクが質問することがよくあります。
すると「伝えました」という答えが返ってくるわけですが、それでも状況がよくならないことがあります。
そこで、上司のコミュニケーション能力を伸ばすためのワークを実施しています。
どのようなワークか簡単に説明しますね。
仕事がうまくいっていない部下について、みんなで原因を探りながら、何をどのようにサポートしたらいいのか話し合う
サポート内容を決める
サポートしていく内容を文章にし、経営層のグループLINEに投稿
その文章をみんなで確認し、伝わるかどうかを話し合う
このようなワークを先日もリーダーシッププログラム中に実践しました。
受講者は6名、そしてこのワークではボクも文章を書いて投稿します。5分間ほどで文章を考えてもらい、その後一つひとつの投稿をみんなで確認していきました。
伝える内容と同じくらい大切な「伝え方」を幹部内で共有する
ハッキリ言って、このワークは上司の「伝える力」を伸ばすために、かなり有効的なワークです。
なぜなら、「伝えました」の中身が一発で丸見えになるからです。
上司のコミュニケーション能力を伸ばすワークが誕生した理由
このワークを導入するようになったきっかけ、それは育成やチームマネジメントで伸び悩むクライアントの課題を探っていったのが原因です。
リーダーシッププログラムでは、どのクライアントにも対話の方程式や人間関係の仕組みをまずは学習してもらいます。
その学習を通じて、みんな積極的にコミュニケーションをとるようになってくれます。
しかし、スムーズに変化していく組織とそうではない組織がある。それはコミュニケーションの質に課題があるということです。それがわかっても、ボクが四六時中そのクライアント先にいることはできない。
そこで、このワークを思いつき実践していったところ、効果を感じたのでした。
上司が部下に送るLINEでチェックすべき3つのポイント!
上司が部下に送るLINEの重要チェックポイントは次の3つです。
もちろんこの他にもチェックすべきポイントはあります。
しかし、まずはこの3つのポイントを抑えていないと「言ったのに、動かない」という状況を招いてしまいます。
部下のコミュ力より、先に上司のコミュ力を上げよう!
中小企業においては特に、部下のコミュニケーション能力をあげようとする前に、まずは上司のコミュニケーション能力を鍛えるべきです。
そして、コミュニケーション能力は正しいトレーニングを積んでいけば、必ず伸びるものだと知ってください。(もちろん最低限の素質は必要ですが、それ以上に意欲が大切!)
また、コミュニケーション能力が低いままにしておくと育成に、そして業績にマイナスの影響を出してしまいます。
コミュニケーションの課題に向き合うと成果があがる!
ほとんどの人は、自分の伝え方に疑問すら感じていません。
とくに売れる営業やチームの中で業績を積んできた人は、部下との対話に疑問を感じないのが普通です。
「聞かない相手に問題がある」と反射的に思ってしまうものです。
しかし「もしかして、他にもっと良い伝え方があるかも」と思えば、そこから組織の状況は好転していきます。
ご一読ありがとうございました。
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