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なぜ、経営者はじめビジネスパーソンに「対話」を教えているのか?

マーケティングとか、ブランディングとか...

ハッキリ言ってめちゃくちゃ大切です。

決して無視してはいけないし、現代のビジネスにおいて(たとえそれがスモールビジネスであっても)無視できるものでもありませんよね。

でも、ボクにはそれら以上に大切なことがあります。

それは「なぜ?」と、自分に何度も同じ問いを投げ続けること。

つまり、ボクが「なぜビジネスパーソンに対話を教えているのか?」

この問いと答えがボクがビジネスを行っていく上では、何よりも大切です。

ボクは元々コミュ障で、人間関係にもあまり興味をもたない性格でした。

とはいえ、人と険悪な関係でも平気とかではなく、むしろ「楽しく過ごしていたい」という気持ちはいつももっていました。

しかし、そんなシンプルな想いも、共に働く仲間にしっかり伝わらなければ意味がない。意味がないどころか「伝わらない」は不必要な誤解を生み、人間関係を悪化させ、チーム、最後は会社全体の雰囲気を重くし、最後にその空気は顧客にまで伝播し、収益を悪化させます。

ボクにとって、例え自分自身に直接関係のないことでも、対話のない状態を見聞きすると哀しみというか怒りというか、なんとも言えない苦しい気持ちを引き起こすトリガーとなっています。

なぜなら、ボク自身が誤解され、哀しい気持ちをしてきたからかもしれない。

そして、ボクも誰かのことをネガティブフィルターを通して見て、勝手に判断をくだしてきたからかもしれない。

もしかしたら「伝わる」素晴らしさを知っているからかもしれない。

とにかく、「伝わらない」で悩み苦しんできた経験からわかったことは、「理解」する意欲や姿勢、それらが無いと、人と人の間には哀しい気持ちが漂うということ。

そして、最初は些細に見えるようなコミュニケーションのバグを放置しておくと、どんどん人間関係を悪化させ、組織全体の活力を奪うということ。

でも、本当は「同じ業界で働く」とか「同じ会社で働く」なんていうのは、何かしらのご縁があるからだと思うのです。

ならば、どんな人との出会いもできれば「良い出会い」と思いたいし、協力しあいたいとじゃないですか。


対話(コミュニケーション)を過剰評価しない

とはいえ、対話は万能でも何でもない。

その理由はシンプルで「言葉」はただ音が並んでいるだけの不完全なものだから。

もちろん「言霊」はあると思う。けど、伝達手段として言葉にはいつも限界があることを知っている。

だから、言葉を活用しなくてはいけない「対話」が万能なわけがない。

それでも、ボク達は個人差はあれど「自分のことを知ってほしい、わかって欲しい」という気持ちを、そして「相手のことを理解したい、気持ちをわかちあいたい」と思わずにはいられない。

それが叶わないと諦めの気持ちを感じたとき、スーッと心が冷えていくのは誰だって知っていると思う。


豊かな人間関係やビジネスの手前には「対話」がある

ボクはビジネスシーンにおいて、しっかりと対話し理解できれば、本来は力を合わせられるはずの人たちが、そうならないのが哀しくてしかたない。

そして逆も然りで、夫婦や仲間、部下や顧客と力を合わせてビジネスを切り開いていくのを見るのが好き。そして、何よりも会社やビジネスを、人と協力しながらより良くしていく人に関わるのが大好きです。

そして、より良くするには「対話」が必要だから、ボクは対話の魅力や具体的な方法を伝え続けていきたい。どれだけ自問しても、最後はいつもこの答えになる。

対話の先にある豊かな人間関係、豊かなビジネス状況を信じている人たちとの出会いを、いつも楽しみにしています。

\対話の基本が本でも学べます!/


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