普通のお父さんになりたい
僕は”普通の”お父さんになりたい。
人生とはなんたるかを上手に説くお父さんじゃなくていい。
子どもが人として歩むべき最低限の道を踏み外さないように、そっと手を差しのべられるお父さんでありたい。
海外旅行とか高級レストランに連れていけなくてもいい。
休日は、多少の文句を言ったっていいから、家の近くの公園で子どもと遊んであげるようなお父さんになりたい。
「好きなことを仕事にしたほうがいいぞ。ほら、父さんを見てみろ」と楽しそうに仕事する背中なんて見せられなくてもいい。
仕事で嫌なことがあって、帰ってきてから愚痴をこぼしたとしても、子どもの寝顔を見て「あぁ、嫌なことも全部忘れたわ」って言えるお父さんになりたい。
なによりも家族のことを最優先に考えられるお父さんになりたい。
大切な家族をあたりまえのように愛するお父さんになりたい。
”普通の”お父さんでいい。
僕がここに書いた”普通”は、もしかすると”普通”じゃないのかもしれない。
あたりまえのことをあたりまえにこなしていくことは、一番難しいのかもしれない。
僕は高みを目指さない。
愛するべきものを心から愛する。
ただ、それだけでいい。
僕は、僕の思う”普通の”お父さんになりたい。
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