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#139 情報とパワーの影響で、要相談者は混乱する

おはようございます。元日、2日とテレビから流れる情報にBPSDに軽くなったんじゃないかと感情を持っていかれている印象を拭えないです。

通常なら(不謹慎ですが)1年間で起きる年間の出来事レベルのニュースが
昨日までの2日間で起きるんですから、私と同じ印象持たれる方もいるではないでしょうか?

さて、本日のお題「情報とパワーの影響で、要相者は混乱する」です。

■不安を抱えている方に、一方的な情報とその発信源の伝え方で不安は増す。
 まさに、「能登半島地震」の被災者の状況です。(このnoteのお題は。昨年10月15日に「下書き」にメモしています)

 要相談者(高齢者が入院している家族)は、こんなことを言われて「不安」を煽られます。
・(医師から)病状の説明、「概ね回復しても・・・まで」「自宅は難しい」ですね。

・次に、看護師、ソーシャルワーカーに退院に向けての準備を説明されて
「〇〇とか、何々してください」と話しをされて・・とどめに「いつまでに、急いで・・・」と言われます。

 家族の心境は、まず「自宅無理」(医師や病院側の説明)医師の権威と看護師・ソーシャルワーカーの専門性でしっかり「無理なんだ」になります。
また、家族の気持ちの中では、「まだ何とかならないか?」などもあります。

 そして、その内容は、家族の気持ちの「都合のいい」と「不都合」で
勝手に思い込みに変化したり、不安が増大してしまいます。

 暗闇の中に、灯りなしに掘り出された状態です。

■家族の困った気持ちと解決する情報の提供(医療と介護の連携へ)
 医師の権威パワーと看護師・ソーシャルワーカーなどの専門パワーで一方的に経験の無い状態で説明を受けると「思考停止」にされた状態になります。
 医師も看護師もソーシャルワーカーも神様ではないこと、治療後の姿や経験、家族の状況を詳細を聴き取り家族と一緒に考える時間がないのです。

「思考停止」なった家族の気持ちは、その後の生活を支援できるところで
(困った気持ちと見通しを整理してくれる時間をくれる相手)

・家族の家庭やこれまでの暮らしと今、これからをしっかり聴き取ってくれる相手
・高齢者の病状と身体、これまでの生活と家族の困りごとを整理してくれる相手
・病院と家族の「時間的な内容」のズレを一緒に調整してくれる相手
・さらに、今後の見通しと家族のニーズと困りごとニーズをここに解消できる提案ができる相手

※時間が無くても「思考停止」の内容を家族が「確認するべきこと」(家族の気持ちと情報不足)を分かるようにして、次の相談先(相手)に確認した内容を説明できるように、「一緒にかんがえましょう」と病院で告げられてくると「連携」が発生します。

 これが「医療と介護の連携」です。

■私のnoteの弱点と同じ
 一方的な内容(私の気持ち)を書く、読んで下さる方の恩恵に変換が足りないこと。読んでくださる方の背景が不足している前提でも「メリット」「デメリット」が曖昧・・・。

 介護に関係する相談は、デメリットなことはお伝えしやすく、メリットが
伝えにくい点があります。

■敢えてメリットを導くには
 あなた(家族の気持ち)に、「時間的な期間」と「期間ごとに、すべきこと」を決定できる「手伝い」ができること。

 あなた(家族に)は、病院やその先の相談相手に
「いつまでに」
「何を」
「それができない場合」
「返事をいつまでにするか?」を決める交渉をしてください。

あなた(家族)は、その期間が自分の考える時間です。

今日も良き日になりますように
  


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