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「あの優しかった彼女はもういない」~結婚すると妻はこう変わる編~

付き合ってる時や恋愛中には見えてないものでも、結婚してみてはじめてわかるともある。

「え~?結婚する前と違う……」
と肩を落とすこともあるだろう。

前回は「結婚すると夫はこう変わる」という話をしたが、今回はその続き

「結婚すると妻はこう変わる」ということをお話したいと思う。

● その1, ねぎらいがない、早く帰宅すると邪険にされる


結婚前は、彼女の家に行くと
「会えて嬉しい」
って喜んで出迎えてくれたあの彼女が
「会えない時間はさびしかった」
って飛びついてきてくれたあの彼女が

結婚したら
「え??もう帰ってきたの?」
となる。

……あれは幻だったのだ。

今となっては仕事でクタクタになって家に帰っても「お疲れ様」「お帰り~」と労ってさえもらえず(笑)それどころか早めに帰ると妻は“露骨に嫌な顔”をする。

しかも夕食は家族と自分は別。帰りがさほど遅くなくとも妻は子供と先に夕飯を済ませてしまってるか、会社から早めに帰宅しても自分だけ“のけもの”で同じテーブルでは食べさせてもらえないなんてことも……。

リビングでは妻と二人の子供達は楽しそうに話しているのに、俺は台所のテーブルでひとり酒……なんてあるあるじゃない?

なんとかその輪に入ろうと「何?何の話?お父さんにも教えてよ~」などと猫なで声を出すものの、子供から「お父さんには関係ないの」「内緒だもん~」「ね~お母さん」なんて邪険にされ、仕方なく台所の隅へと戻りまたひとり酒を飲む……。

いつから、子供たちは妻に丸め込まれたのだろう?
いつから、妻は一家の主になったのだ?
いつから、妻はこんなにも実権を持つようになったのか?

今じゃ家族会議に自分の出る幕はない。
休日の過ごし方、出かける場所、入る店も食べる物も、決定権は妻。

そう、男が仕事に明け暮れている年月、女は子供たちとガッツリ同盟を結んでしまったのよ。

妻と子供にタッグ組まれたら男はひとたまりもない。

……あぁ、「三指ついて迎えて」とは言わないから、せめて「あなた、今日もご苦労さまでした」と笑顔で迎えられたいというもの。

● その2, 全てにおいてダメ出しされる、同じ不満を何度も聞かされる


結婚すると女のダメ出しは半端ない!

「あれダメ、これダメ、それムダ」……。

男のやることなすことに反対する。

付き合い当初は自分の話をなんでもかんでも
「ウン、わかるわかるぅ~」と笑顔で聞いてくれたあの彼女は、
「それ、いいね~」と素直に賛成してくれたあの彼女は、

その優しい彼女は、

……もういない。

飲み会や趣味のことに口出しするのはもちろんのこと
「便座はちゃんと下げて」
「洗濯物の干し方(たたみ方)が違うじゃない」
「取り皿を使ってよ」
「そこに物を置かないで」
「出したらちゃんと閉まって」
などなど

……ご愁傷さまです。

結婚すると女は男の衣食住に対しての“生活習慣”に対して否定的。

まぁ、女が結婚するとオカンのように口うるさくなるのは仕方のないこと。生活することでこれまで知り得なかった相手の悪しき生活習慣が見えちゃうわけだから。

恋人同士の時なら隠し通せる悪い癖や習慣も毎日一緒となればそうはいかない。

共に生活するというとはイコール“自分のダメなところを相手に暴露する”ということだから。

しか~し、男からしたら何度も繰り返される妻の不平不満はたまったもんじゃない(笑)

「ちょっと!冷蔵庫にある私のプリン食べた?」
「後でと思ってとっておいたのよ」
「も~~~私のシャンプー使ったでしょ?」

そんなくだらないことで言い合いになっても
男なんて一晩寝たらそんなことは忘れてる。
しかし、女のほうは「そうは問屋が卸さない」
(※女は男がケロリと忘れてしまうからこそ怒るんだけどね)

朝起きても、また同じケンカをはじめようとしたりして(笑)

余談だけど、妻が自分へのご褒美にかった高級プリンは
絶対に手出ししちゃだめだ。

「俺のものは妻のもの」であっても、
「妻のものは俺のもの」ではない
結婚のリアルとは理不尽なものだ。

ジャイアンとのび太のように……。

● その3, 俺のためにはもうお洒落をしなくなる


結婚前はあんなにお洒落だった彼女が、俺の好きな膝丈のフレアスカートとパンプスを履いていた彼女が、セミロングのふんわりウエーブの愛らしいヘアスタイルしてたあの彼女が……

今じゃ、

定番はTシャツとスウェットかチュニックやゴムのワイドパンツ、足元はクロックスやスリッポン。
髪はブロウが面倒だからひっつめて団子だとか、一束にしてくるりんぱ、となる。

女からしたらママチャリに乗りやすいスタイル、家事、育児のしやすいかっこ、なのだけど、男からしたら立派な手抜き。

それだけじゃない。
男からしたら妊娠以外で妻の体型が膨らんでいくことには納得いかない。

「もう少しなんとかならんのか」
「少しは外見に気を使って欲しい」

女から言わせると別にさぼっているのでなく、結婚すると「生活に追われて自分のことにかまっていられないのよ」ってこと。

外見が変わる大義名分は(笑)「家事や育児」で時間が足りないせい。

しかし、どんな環境にあろうとも
「女にはこうあって欲しい」「女は女であってほしい」「それなりにキレイでいて欲しい」と思ってるのが男なんだよね。

しかも、お洒落しなくなるだけでなく、肌やボディケアの手抜きも加速。
産毛といいがたいものが鼻の下に伸びてたり、ワキがゴマ塩みたいになってたり、スネ毛があったり……(笑)

そうか結婚すると女じゃなくなるのか、いや妻はオッサンだったのかと驚いく。

男は見たくなかった女の現実の姿を見せられて
「そこだけは知りたくなかった」「隠しておいて欲しかった」とうなだれる。

結婚して “男の女へのロマン”は破壊される……。

たとえば、女の結婚する決め手が”男の収入や肩書”だった場合
結婚したあとで降格や減給、またはリストラなんてことになれば
「話が違うやん」「そんなの聞いてないよ」
となるわけだから
男が「女の顔や容姿に惹かれて結婚したら」
そのかわりようはまさに「まんまと騙された」だろうね(笑)

● 恋愛は非日常、結婚は日常


男も女も結婚したら変わるもの。

男も女も、誰でも結婚すれば気は緩む

だって恋愛は非日常だけど結婚は日常だから……。

日常生活を積み重ねるのに“気合”はいらない。

恋愛では相手の気を引くために努力してきただけ、結婚したら相手に気を使わなくなっるのはその緊張が解けるから。

いいところやカッコイイところを見せ合うのが“恋愛”で、
互いの欠点やダラしない部分を見せ合うのが“結婚”というものだよ。

神崎桃子


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