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【2分でわかる】色彩がビジネスに役立つ4つの場面

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本日は、

色はビジネスのどんな場面で使えるの?

という質問にお答えします。

ふだんの私たちは、ほとんど色の効果を意識していません。
しかし、色には4つのチカラがあります。

・色は特定のイメージを持つ
・色で人の心は動く
・色で何物かがわかる
・色で変化がわかる

これらの特性から、色はビジネスのあらゆる場面で利用可能なものです。

この記事では、実際に役立つ4つの場面をご紹介します。

・色彩が役立つ場面を知りたい
・色をうまく使ってみたい
・心理学やブランドに興味がある

1つでもあてはまる方は、ぜひご覧ください。

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色彩がビジネスに役立つ場面は、この4つにまとめることができます。

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ひとつずつご紹介します。


①ブランドをつくる・アピールする

色はブランドそのものを表します。

80%の人が、色はブランド認知を高める、と考えているのです。
それだけ色がブランドに与える影響は大きなものです。

たとえば、代表的なSNSを取り上げると、色だけで何のロゴなのかがわかるものばかりです。

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また、ブランドロゴはコンセプト(イメージ)に合わせた色が使われています。

たとえばコンビニのFamilyMartでは、ブランドロゴの配色について以下のとおり説明されています。

ファミリーマートのブランドカラーであるブルーとグリーンは、「楽しさ」や「新鮮さ」、「信頼」と「安心」を表しています。
そして、この2色のブランドカラーでつくられたシンボルマークで、お客さまとの太い「絆」を表現しました。

ブランド構築の場面では、以下のような色の使い方があります。

・自社に対して抱いてほしいイメージにマッチした色を使う
・競合他社と異なる色を使うことで、自社の存在をアピールする
・色それ自体でブランドを思い出してくれるものだとよりよい


②資料をつくる(プレゼン、リーフレットなど)

色の効果を知っていれば、資料の完成度が200%アップします。

・営業先との商談を絶対に成約させたい
・上司に自分のアイデアを了承してもらいたい
・お客さんに自社の商品をぜひ買ってもらいたい

これらのためにプレゼン資料やリーフレットをつくる場合、色が持つイメージを考慮に入れて、使用する色を決める必要があります。

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また、色をどのように配色するか、ということも重要です。

たとえば、強調したい箇所は反対色、アクセントカラーを使うことで目立たせることができます

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資料作成の場面では、以下のような色の使い方があります。

・プレゼン資料で使用する色は、最大3色に絞る
・強調したい箇所を反対色やアクセントカラーで目立たせる
・文字が読みやすいように、黒ではなく濃いグレーを使う(黒は刺激が強く目が疲れる)


③メンタルを整える

色の心理効果を活用して、自分自身のメンタルに良い影響をもたらすことができます。

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暖色(赤系)は交感神経が刺激され、気分が高まります。
一方、寒色(青系)は冷たさを感じさせ、副交感神経に働きかけて、鎮静効果があります。

メンタル管理の場面では、以下のような色の使い方があります。

・やる気を出したいときは赤色のものを身につける
・リラックスしたいときは緑、黄緑に囲まれた場所へ行く
・冬はインテリアの色を暖色にして、暖かさを感じやすくする


④円滑な人間関係をつくる

色は人間関係を望む方向に導いてくれます。
これも、さきほどの色彩心理が効果を発揮します。

しかし、使い方を間違えると逆効果になってしまいます。
相手に活動的な人物と思われたいならば、グレーの服を着るべきではありません。

人間関係の場面では、以下のような色の使い方があります。

・面接で清潔な印象を持ってもらえるよう、白いYシャツを着る
・元気な人物という印象を持ってもらえるよう、ビビットな服を着る
・エコへの配慮を理解してもらうため、会議室はナチュラルな配色にする


さいごに

色彩が役立つ4つの場面をご紹介しました。
おさらいです。

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ブランド、資料作成、個人のメンタル、人間関係。
つまり、ビジネスのほぼすべての場面で色彩を役立てることが可能なのです。

配色やレイアウトのルールを知り、正しく利用することで、色の効果は最大限に発揮されます。
反対に、間違った色を使えば逆効果になってしまうため注意が必要です。

少しでも色彩に関心を持った方は、まずは身のまわりの色を気にしてみてください。

また、それぞれの場面ごとの色の活用法については、後日noteに投稿する予定ですのでお楽しみに。

※この記事では、こちらの本から一部を引用させていただきました。


巻末_03

▲今日は26日目

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