栗林千奈美

北海道岩見沢市在住。フリーペーパー「これっと」編集長、氷室冴子青春文学賞事務局長です。…

栗林千奈美

北海道岩見沢市在住。フリーペーパー「これっと」編集長、氷室冴子青春文学賞事務局長です。地域の情報発信を中心に、人がつながる仕事と活動をしています。

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    北海道岩見沢市からの発信。地方の生活の幸せを一緒に考えます。

  • 氷室冴子青春文学賞

    北海道岩見沢市出身の作家、故氷室冴子さんを顕彰し次代の才能に継承すべく創設した「氷室冴子青春文学賞」に関する話題を掲載します。

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最近の記事

こだわりの学校給食でまちを元気に!〜インタビュー:岩見沢市教育委員会学校給食課 田公寿幸さんと橋本拓さん

小中学校時代の思い出は、給食なしでは語れない。そうお思いの方は少なくないはず。朝からどんなに授業がつらくても、お昼にはあの大好きな給食メニューが待っている! と思ったら何とか持ち堪えらたことでしょう。それが大好きなメニューの日だったらなおさらのこと。そんな小中学校時代を過ごしたのではないでしょうか。私が子どもの頃は、パンが多かった給食がいきなり毎日のようにお米が続くようになり、牛乳の形も変わったり、大好きだったミルメークがなくなったりと、目まぐるしく変化したものでした。今の子

    • ビーチサンダルとサッカーと私〜Be-山(ビーサン) 片山誠司さん

      いわみざわ元気計画ゲスト 4年に一度、サッカーの猛者が世界中から集まるW杯が開幕。寝不足の日々が続いているのではないでしょうか? 岩見沢市のコミュニティラジオ番組「いわみざわ元気計画」今回のゲストは、バー Be-山を経営す片山誠司さん。サッカー好きが集まりパブリックビューイングも行っているとのことで、サッカーの話題を中心に伺いました。 Be-山って? 片山さんが経営するバーの名前は「Be-山」・・・。なんて読むかって? それは「ビーサン」。どうしてかって? それは、片山

      • 第4回氷室冴子青春文学賞スタート

        2018年にはじまった氷室賞も今回で4回目。昨年の第3回目では残念ながら受賞該当なしという結果でしたが、たくさんのご応募をいただきスタッフ一同大変感謝しております。4回目も、みなさまからのご応募をお待ちしています。応募について詳しくは、エブリスタ特設サイトからご覧ください。 かれこれ6年くらい前に、法政大学院の増淵教授から「地元なんだから氷室冴子を次につなげるために文学賞やってみたら?」とご提案いただき始まった氷室冴子文学賞。当時は、「活字離れの中なんで今更文学賞?」「夏目

        • 久美沙織・櫻井とりおトークライブと虹いろのこと

          12月18日土曜日、クリスマスも間近い夜7時〜8時半まで、氷室冴子青春文学賞主催のトークライブを開催します。  久美沙織さん、作家としてキャリア40年以上、氷室賞を設立当初から支えてくださっている審査員のお一人。櫻井とりおさん、第一回氷室賞大賞を受賞されて、飛ぶ鳥をおとす勢いで刊行されている売れっ子作家さん。このお二人のトークライブ。ただいま準備中なのであるが、なにせ二人ともお話がおざっくばらん。今回はシリーズ3作目「虹いろ図書館のかいじゅうたち」祝刊行ということでこの本の

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          増淵教授と話そう その1のその0

          そもそも、増淵教授が北海道にいらっしゃった時、かれこれ20年以上前だろうか、ラジオ番組制作の仕事でお世話になっていたのであるが、当時からワールドがありました。仕事の話の合間にはさまる村上春樹やミスチルなど音楽や本からの引用。氷室冴子青春文学賞でアドバイスいただいている今もそれは変わらず、ご専門の地域政策の話にとどまらず、文学、まちの歴史、スポーツや漫画などなど、いったん話せば広がる増淵ワールド。basicを踏まえた上の、サブカルチャーといえば良いのか。具体的な話をしているよう

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          まえだゆりなさんオンラインライブ

          わが北海道の状況もなかなか厳しい。コロナはワクチンを待ってくれない。今、私たち一人一人ができることを粛々とやり続けるしかない。誰かのせいにしたりすることなく、困った時は頼ることも含めて、今、この場所でできることをやるしかない。自分たちの身を守るだけじゃなく、最前線で闘ってくれている医療現場の皆さんのために、医療の皆さんが救っているたくさんの命を守るためにも。 「疲労困憊しいてる医療従事者に労いや感謝のメッセージを届けられないだろうか」 岩見沢市に古くから開業されているとく

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          神田にてピンチョスと麒麟について考える

          恥かしながら「麒麟がくる」が人生初大河ドラマ。北海道生まれだし育ったまちは明治からだし西洋哲学専攻だったし高校時代は世界史と倫理選択だったし。とか言い訳はなんとでもつけられるのだが、正直、日本史に疎い。知識としては中学生どまりであろう私が、今回初大河で、やっと日本史について学び始めた。そしてなぜ武将や城が好きな人が多いのか、やっとわかってきた〜〜!! ような気がする。あくまで気。 その方のお名前は、田熊 清德さん。神田生まれの神田育ち、ちゃきちゃきの江戸っ子、大正14年創業

          神田にてピンチョスと麒麟について考える

          虹いろ図書館シリーズ        『虹いろ図書館のひなとゆん』

          虹いろ図書館シリーズの第二弾『虹いろ図書館のひなとゆん』、今回の主人公は、タイトル通り、ひなとゆんという二人の女の子。舞台は、もちろん、あの「へびおとこ」ことイヌガミさんがいる図書館。友達がいなかったひなが出会った少女、ゆんが、いろんなお話やイヌガミさんをはじめとする大人も介して、だんだんと深く関わっていきます。前作同様に、ぐっと胸を掴まれ、鼻水が出てしまうお話。いや、涙が出てしまうでいいか。 ところで私は、後味の悪い話が苦手です。バッドエンドではないものの、え、どっち?と

          虹いろ図書館シリーズ        『虹いろ図書館のひなとゆん』

          おたるBookArtWeek2020「なんて素敵に氷室冴子展」

          今日は小樽のお話。「おたるBookArtWeek2020」が現在行われていて、その中の催しの一つとして、小樽市立図書館主催「なんて素敵に氷室冴子展」が開催されています。先日、伺ってきました。 小樽図書館の鈴木浩一館長がご案内してくださった展示と図書館。古く趣のある建物に、便利でカラフルな休憩スペースが加えられていて、一日ここで過ごしたい感じ。そして、なんといっても氷室冴子展示。いや〜〜圧巻です。メインは、氷室冴子さんが生前に受けたインタビューや本の紹介記事が年代ごとにまとめ

          おたるBookArtWeek2020「なんて素敵に氷室冴子展」

          奇跡の小麦・・・キタノカオリ

          人生最後の晩餐は何がいいか?とたまに友人と話すことがあるが、私はできればパンをかじって天国に召されたい。パン好きなのである。以前、よく当たる占い師に「あなたはパンが好きですね」と言われ、その当たる角度の鋭角さに驚きを隠せなかった。なんでわかっちゃうの〜。 まあ、それはさておき、キタノカオリをご存知だろうか。まるで女子の名前。高校時代、テニス部で一緒だった同期に似たような雰囲気の名前の友達がいたが、彼女はちっさくてかわいらしく、なんか男子にモテていたので、その名前はむしろ羨ま

          奇跡の小麦・・・キタノカオリ

          第三回氷室冴子青春文学賞 スタート

          北海道岩見沢市出身の小説家、故 氷室冴子氏を顕彰し「第二の氷室冴子」を生み出すべく創設された「氷室冴子青春文学賞」、第三回目の募集が開始されました。応募について詳細は、小説投稿サイトエブリスタのページからご確認ください。今回もたくさんの素敵な小説ご応募、お待ちしています! エブリスタ特設ページ    https://estar.jp/official_contests/159475 第二回受賞者スピーチ    https://monokaki.ink/n/n747db6d

          第三回氷室冴子青春文学賞 スタート

          新米の季節がまた・・・

          やってきました。岩見沢は農業のまちですが、今年はコロナで五穀豊穣を祝うお祭りが中止になって、季節感ナッシング極まりない日々。今、何月で何の季節だっけ? そんな時に新米。高級米のゆめぴりか、精米したてのツヤツヤです。袋をあけるとまだほんのり、懐かしい草の甘い香りもして、やっと、季節を思い出しました。いや〜、9月で秋でした〜〜。新米、炊きたてが美味しいのはもちろんのことですが、冷めても冷凍してもツヤツヤと深い甘みは変わらない。農家さんたちの1年を通した丁寧なお手入れが目に浮かび

          新米の季節がまた・・・

          第三回氷室冴子青春文学賞いよいよスタート!

          みなさん大変お待たせしました! 第3回目の氷室文学賞情報、いよいよ公開です! 2017年にスタートした氷室冴子青春文学賞も今回で3回目。北海道岩見沢市出身の作家、故 氷室冴子さんを顕彰し、次代の才能を発掘すべく、小説投稿サイトエブリスタの特別協力のもと、実施しています。 コロナでよかったことがあるとしたら読書する時間をまたもてるようになったこと。youtubeで仕入れた本情報をもとに、いろんな本を読んでいるが、なんとなく、小説の世界に入り込むことができない。どうしても仕

          第三回氷室冴子青春文学賞いよいよスタート!

          久美沙織さんのリーガルファンディング

          事務局の栗林です。氷室冴子青春文学賞。法政大学院の増淵教授の「氷室冴子を大事にしたら?」という言葉から始まり、エブリスタ当時の代表の芹川太郎さんと、そして、作家の久美沙織さんを紹介してくだったことから実現へむけてスタートした。ローカル発文学賞の設立など、はて、何をどうして誰に何を依頼したらいいのか?暗中模索の中、この人がいないと成立しなかった!のおひとかたが、審査員をずっとつとめてくださっている久美沙織さん。増淵教授からつないでいただいた、あの憧れの「久美沙織」さんは、いたっ

          久美沙織さんのリーガルファンディング

          お風呂が壊れるほどの・・・

          フリーペーパー「これっと」絶賛取材中。「これっと」と連携して「いわみざわ元気計画!」というコミュニティエフエムラジオ番組を生放送しています。この中で、岩見沢市観光協会からの生インフォメーションコーナーがあり、主に、西川里美さんと栗林このみさんという二人の素敵女子が交代で話してくれていて、とても華やか。観光協会の鬼軍曹・・・、いえ、女子のリーダー的存在の西村美樹さんのもと、毎度しっかり情報をまとめてくる。ホントできる! 先日の話題は観光協会超目玉オリジナル商品、ポンネ湯入浴剤

          お風呂が壊れるほどの・・・

          これっとと元気計画とスープカレー

          標題、今朝の北海道新聞でご紹介いただきました。コロナ禍、地域経済や医療の逼迫した状況、子どもたちや高齢者の健康状態・・・、一言でその辛苦心労を語れない状況はどこも同じかと思います。そんな中ですが、地域の良さや、今自分たちにできることを見直すいいチャンス、今だからこそできることで誰かのために行動を起こしている人を紹介することで、勇気や元気のやりとりができるといいなと、そんな願いをこめてフリーペーパーの「これっと」の編集と、地域コミュニティラジオ番組「いわみざわ元気計画!」「ひと

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