愛はどこから？

昨日
関東圏から奈良の神社に来るという
お二人の旅に
一緒に行く！という有志が集って
奈良県宇陀市にある
室生龍穴神社〜吉祥龍穴〜龍鎮神社への
参拝に行ってきた。

（陽気な我ら）

わたしは去年確か5月からの
二度目の参拝。

本隊より先に着いたので
龍穴神社へお参りしていて
皆が参拝中は
前回来た時に
スルーしていた
小さな韋駄天社へ向かって
隣の
『而二不二の御神木』の前に立った。

「ににふに」と読む。

龍穴神社境内にも夫婦杉(連理の杉)があるが
見逃していたこの而二不二の杉に
力強くわたしに説かれた。

小さなお社の韋駄天さんが
「あっちにも行ってみー！」
と言ってらしたのも納得だった（笑）

（足の速い韋駄天さんをお祀りする社）

最近
奈良橿原、桜井、宇陀、東吉野などの
神社に向けて
すっかり神社巡りが好きになった夫と
車を走らせることも多い。
途中はもうちょっとした
慣れた道である。

一人で現地に合流を決めて
それを夫に伝えると
やけに心配？し出す。

片道1時間半ですけど？

今まででも
散々独りで
単車や車に乗って
遠出して来たよね？わたし。

（愛車とわたし）

昨日の朝
起きたら夫が居ない。
気づいてはいたけど
朝イチで洗車場まで愛車を洗いに出かけてた。
ガソリンも前夜入れてくれている。

いつもこういった車での移動中
小腹を満たすオヤツが無いと
不機嫌になることも知っているので
ペットボトルのお茶と
お菓子も買って来てくれた。

出かける前に
そんな夫と一緒に氏神さんへ
ご挨拶してから
見送ってもらった。

（わたしは紅生姜の天ぷらが好き）

わたしが勤めの仕事を辞めて
時折
「これからが不安」と
やり場のない気持ちを吐露していたのに。

こういった
夫の優しさを
あらためて感じるために
この度のお参りも存在したのかなと
思いながら
夫の分まで手を合わせて来た。

最近
夫が父のように思えてくるんだなぁ。
(大学の同期です。同い年です。)

ノリウツッタ？（笑）

而二不二/ににふに とは、
「二つにして二つにあらず」
という意味。

「ににふに」のことを偶然目にして調べた。

陰と陽
男と女
雨と晴

夫と妻

夫婦として
こうして共にすること
四半世紀超。

ひとりの世界の中で
それぞれの宇宙の中で
わたしたちは生きているのだけど

一緒に暮らし
互いが無ければ
互いに成り立たなかった。

さまざまな波を越えて来た
今に想う。

こきゅう

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