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合唱の思い出。からの…

わたしは私立の女子校に通っていた。
高校生活3年間の中での
思い出深いもののひとつに
学内の合唱コンクールがある。

わたしたちの世代は出生数が多く
大きな学校だったので、
わたしたちの学年は
15クラスほどあったと思う。

なので、合唱コンクールは
学年ごとにクラス対抗で
当時盛大に行われたが
リーダーが不在だったり
結束力に欠けていたりで
やる気を感じられないクラスも多くあった。

特に、2年から3年の時(クラス替えがない)に
わたしがいたクラスは
合唱コンクールの上位を狙うクラスだった。

上位3クラスはほぼ互角で、
発表の順番、つまり審査の順番で
左右されるほどであった。

課題曲の校歌と生徒が選ぶ自由曲の
2曲で争われる。
自由曲では、合唱にふさわしい曲選びが
ポイントだった。
つまり、歌謡曲などでは上位に
食い込めないのだった。

指揮もピアノ伴奏も生徒でする。

青春時代の盛り上がりもあるが
合唱コンクールでは
個々の完成度と
ひとつになるための
他者への思いやりを
特に学んだ気がする。

そんな遠い過去を
彷彿とさせるようなひと時を
合唱ワークショップで
昨日は初めて体感して来た。


指揮と指導は橋爪大輔さん。
新調したキーボードを持参して
ピアノ伴奏者もバッチリ揃った中
この日は総勢10人が歌う。

発声練習から
指導では表情やアクションが
イキイキと伝わって
笑顔がスタジオ内を明るくし
みんなの硬さや緊張感が
徐々に解れて行く。

誰にも遠慮はいらない。
みんなが主人公。
参加回数を重ねていようが
初めてだろうが
声を出してバイブレーションを肌で感じる。

わたしはこのところ、
体内にエネルギーが溜まっていて
なかなか外に出せていなかった気がしていた。
なので、とても発散したくて
とにかくエネルギーを外に出したくて
当日の朝、参加を決めた。

発起人の山田輝見子さんの
壮大な夢にも
共感できた。

パート練習を経て
合わせた瞬間…

みんなの声が溶け合う時
一体感が細胞のひとつひとつに
喜びとして作用する。

主人公はそれぞれだ。
でも、ハーモニーを感じる時
それはみんなの喜びへと変化する。

融合とでも表現すれば良いのだろうか?

細胞は覚えている。
また、その融合を体感しに
そして発散しに

わたしは次も参加したいと思う。

※画像は一部お借りしました。

こきゅう

『呼吸する書と瞑想のワークショップ』
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残1席 募集中です。
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