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仕事について。その2.

仕事について。その1.からの続きです。

接客の業務に就いてから
自分らしさを意識しだしました。

勤め仕事での
わたしなりを考えてみたのです。

書で表すように
カウンターを挟んで話し
もてなすのはわたし(個々の)
「表現」なんだと。

自分が楽しく!を考えた時から
同時に思い始めました。

正直
事務の仕事では
考えられなかった。

もちろん、創造力も時には必要で
それなりのこだわりなどあって
反映させてたはずだけど
僅かなことだった。

ルーティンに縛られる
自分が出せない
とかの
環境のせいではなく

意識するかしないかの問題。

意識しないと
やっていけないなぁと

ここで接客業に就いて
思った。

では、わたしなりの
「表現」ってなんだろう?

未経験。
外国語話せない。
不器用で覚え悪い。
四十半ば過ぎてからの転職。
同僚も先輩も上司も歳下。

フロント業務って
中規模だと多岐に渡っての業務に
就かなくてはならない。

周りに助けられながら
教わる。

前に出たら
傍目ではベテランなので
自信を得るポイントとしては
如何に前職での経験や
年の功的立場が
活かせるか?だと思った。

オペレーション以外での
安心感やより丁寧な対応…
言葉遣いや所作のほかに
美しい文字での手書きのメッセージなどは

わたし以外に出来ないのでは?と思って
決して手は抜かなかった。
(忙しいと、文字にも多忙感が現れる)

いちばん心掛けていたのは
朝、出て行かれる方への
「ありがとうございます。」
の挨拶の声。
数メートル先の自動ドアーへ
お客様の背中越しに向けて。
聞いてくださらなくとも、
こちら側が気に留めることが
できる瞬間があればいつも
そうするようにしていたのだ。

周辺の地理や乗り換えや道案内
そして
人名地名の漢字の読みなんかは
得意だったんだって知る。

全く話せなかったけど
英会話にも少し通って
自分に投資もしてみた。
(嫌いじゃないですけど語学能力は…)

もう本当に
こんなにも大変なんだ!って
思う日々に挫けそうになることも多く
グダグダなときも
クレーム対応に心折れても

それでも楽しいと
どこか思いながら
やれていたという

わたしなりに「表現」し続けた
約5年だった。

(実際、同僚上司には
相当いっぱい迷惑も掛けて
そのフォローにも
本当に本当に、お陰様な日々でした)

もちろん覚えたり
考えたりも含め
これら「表現」と
わたしが振り返り言っているのは
普通に
「積み重ねや努力」
なのかもしれません。

しかし、
どんな仕事でも
誰でも

自分の舞台に立つ。
と思う。

自分の世界という
物語の中にいる。

と思う。

すると
仕事は、自分を「表現する」
ということだと言える。

と、わたしは思います。

工夫してみるのも
意見するのも

心掛けですら
自分の世界での表現の形と。

大切なのは
そこを意識するということ。

そして、

自分なりに表現(と意識して)し続けることで
今世での経験値が遥かに
上がっていくものではないか?
とも思いました。

わたしは
さらに
これまで得た経験値も
書での活動で
表現として生きていけば
と、思うのです。

こきゅう

※すっかり過去の人と、
今の自分を
振り返る意味で
やって来た事を
ザッと書き出してみた次第です。


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