引きこもりが爆モテするようになって、二度の婚約破棄を経験するまでの物語
こんにちは、マジメ系オクテ男子専門の恋愛コンサルタントとして活動しているぶらっくここあと申します。
他にも
ウェブメディアを運営したり、
化粧品の企画・開発・販売をしたり、
ビジネスのコンサルを行ったり、
いろいろ手を広げすぎて器用貧乏を極めているので
自分でも何屋さんなのかよく分からないです。
自分でも自分の職業を説明するのが難しいんですが・・・
「自分に共感してくれてる(あるいは過去の自分のようにもがき苦しんでいる)人たちを幸福へ導く仕事をしている」
という感覚で生きてます。
これは食い扶持を稼ぐための仕事というよりもライフワーク(使命)のイメージでやってます。もちろん食い扶持も稼がないといけないんですが。
起業してから今年(2021年)で10年目で会社は8期目に入りました。
コミュ障をこじらせて引きこもりへ:生誕~引きこもり
山!川!畑!って感じの九州の片田舎に生まれ
野山を駆け回る幼少期から中高で性に目覚めるもコミュ障により(以下略
高校ではずっと女子のおしりを追い回してるうち卒業になり、現役で京都大学を受験するも滑り止めまで含めてオール滑り倒しで、浪人が確定。
1年浪人し、京都大学工学部工業化学科に受かって「さあ、大学デビューで、高校では失敗続きでダメダメだった恋愛するんだ!」と意気込んで、入学してみたら、ウェーイ系のテニサーの新歓にコミュ障は引いてしまい、全く出会いのない陰キャの巣窟、囲碁部に入ることに。
そして、大学デビューに失敗し、周囲と話も合わず、恋人も友達もできず、不毛な大学生時代を送りました。
研究者の道を志し、大学院に進学するも、コミュ障により全く研究室に馴染めず、さらに周囲の優秀な友人との才能の差に絶望してうつになり、引きこもりました。
人間と話さずに生活費を稼ぐ方法~人生脱線~
そこまで人間関係がベッタリしていない研究職でも無理なくらい会話が苦手だったので
「人間と会話しないといけない会社に就職するのは自殺だ」
と結論しました。
それが人生の転機で、もうこれからは親しくない人間とは会話せずに生きていこうと決めました。
以降は他人と話すストレスから開放されて、生きやすくなりました。
研究者になるという描いていたルートから脱線して、全く違う方向に進みだした瞬間でした。
安定した職を得ることは命より大事なのか?
そんなはずはない。
ならば、安定したルートなどいらない。
荒野を行こうと。
モテたい!
この頃の僕の行動の目的は基本的に「モテたい!」という願望を叶えることでした。
自分だけならその辺の野草食ったり、残飯漁ったりして生きていけるけど。
しかし、恋愛とか結婚となると収入ないのは厳しいよな
詐欺師に30万円騙し取られる
死ぬまでには世間でもてはやされている恋愛というものもやってみたいし。
これまでほぼまともに恋愛したことないし。
結婚して家庭を持つとか考えたら、無職無収入はさすがに無理ゲーだ。
まずは人間と会話せずにお金を稼ぐ方法を考えなければ・・・!
(会話せずに恋愛ができるのか?という当たり前の疑問はこの時は持たなかった笑)
「これだけインターネットが発達してるんだからネットを使った商売がきっとあるはずだ」
と思いいたり、Google先生に「ネットで稼ぐ方法」と聞いてみると
●ノーリスクで月収100万稼ぐ方法
●右クリックもできなかったおじいちゃんが1000万稼いだ方法
●1日1分の単純作業で月収500万稼ぐ方法
などなど、怪しさ以外が皆無の検索結果(ほとんどが広告だったと思われる)が出てきました。
まだステマという言葉すら生まれる前のインターネットビジネスの黎明期でそれはそれは魑魅魍魎の世界でした。
そして、まだうぶうぶだった僕も見事に引っかかりました。
「安定的に毎月30万稼ぐ方法」と宣伝していたいわゆる情報商材でした。
水着美女の画像の横に「サポートもついてる」と書いてあったので、うっかり30万払ってしまいました。一ヶ月で取り戻せるからまあいいやと思って。
それがとんでもない詐欺商材というか、そもそもそこで紹介されていたビジネスが詐欺まがいのもので、2ヶ月やってみても一銭も稼げず、こりゃダメだと諦めました。
この時、騙されたことで決心が固まりました。
そういう意味ではこの時、僕を騙してくれた詐欺師には感謝しか無いです。
NO PAIN NO GAIN
何のリスクも努力もなくお金を稼ぐ魔法のような方法はない。
ので、販売ページで水着美女が甘い言葉を囁いているような教材は金輪際買わない事にしました。
次に買ったのは
「真面目に努力して、人の役に立ってそれでお金をいただくビジネスをやりましょう」
と言っている教材でした。
人の役に立つ事が今も僕が人に恋愛なりビジネスを教える時の指針になっています。
運良く次に買ったそのSEOアフィリエイトの教材が大当たりで、その教材通りにやったら、あれよあれよという間に収入は増えていきました。
最近はセミナーやったり、人前で話すようにもなりましたが、当時の僕に「君は将来、人前に立ってセミナーやるようになってるよ」と言っても絶対信じないと思います(笑)それくらいコミュ障引きこもりでした。
最初に騙されたおかげで、以後は道を誤ることなく、まっとうに人の役に立つビジネスに打ち込み、起業してから1年弱で普通のサラリーマン程度の収入を得られるようになりました。
深夜の性癖暴露大会
ちょうどその時、記事の外注を依頼していた中で一人だけ桁違いのクオリティの記事を納品してくれる女性がいたので、打合せと称してSOHOサイトの外でやり取りするようになりました。もちろん、お互いにSOHOサイトのピンハネから逃げるためです。
そこからスカイプ(当時はまだLINEもZOOMもなかった)でよく話すようになり、打合せ中に深夜のテンションでなぜか性癖暴露大会になって、「性癖バッチリだね。じゃあ、ヤろう」って事になって、リアルでホテルに行く流れになってしまいました。
そして一回ヤッてしまうと、彼女から「好き好き」言われるようになり、「じゃあ、付き合おうか」という話になり、そのまま勢いで彼女の誕生日にプロポーズしてしまい、半年足らずのうちに外注先が婚約者になってしまいました。
婚約破棄からのヤリチン活動
4年付き合っていた彼女とこれから東京で新生活を始めようとした矢先に、突然の婚約破棄になりました。
婚約破棄の理由は語りだしたら長編小説並の長さになるので割愛しますが、すごく大雑把に言うと「彼女の身内に不幸が相次いで、彼女の心に新生活を始める余裕がなくなった」という感じです。
そして、二人で住む予定だった2LDKのマンションにまさかの一人暮らし(笑)
「元々は収入を得て、恋愛をしたい!」って動機でビジネスを始めてた僕なので、それからはひたすら恋愛活動に打ち込みました。
今はマッチングアプリという便利なツールがあるので、人口の多い東京では女性との出会いに困ることは全くありませんでした。
始めた当初は、失敗続きで
初回デートからだんだん連絡が取れなくなって2回目のデートに誘ったときには”既読がつかない”
という日々が半年ほど続きました。
やっぱ、中身だけじゃなくて見た目も大事だよな、人間関係は第一印象で9割決まるって言うし。
見た目を改善しよう!と思って、知り合いのイケメンモテ男にパーソナルスタイリストを紹介してもらって、服選びからコーディネートまで一式お願いしました。
僕はもともと見た目が優しそうで話し方も落ち着いてるので、男らしさ(セックスアピール)が皆無です。
なので、男らしさを強調するコーディネートをリクエストしました。
「僕をモテるようにしてください!」って(笑)
(これ誇張じゃなくて、本当にこの文面通りに言いましたからね)
すると驚いたことに、初対面から女性側から食い気味にアプローチされるようになりました。
そして、恋愛の情報発信やコンサルもやるようになりました。
僕のビジネスはいっつもこの
自分が悩んできたことを解決しては、今悩んでいる人に教える
ってパターンです。
過去の自分に対してアドバイスするイメージでやってます。
婚活開始
ある程度、誰でも口説けるようになってからは、どんなに美人でも中身スッカラカンの女とセックスしてもつまらないということが分かってきて、話してて楽しくない女性は即リリースすることに決めました(セックスするとすぐ好きになってしまう乙女系男子なので、可能な限りセックスは避けて)。
お互いに素でいても居心地が良いの人じゃないと結婚とか人生単位でのお付き合いは難しいってことに気づいてから、女性とは最初から素で接するようになりました。
それによって、初デート後9割方LINEをブロックされるようになりましたが、連絡が続く残りの1割はとても気の合う女性だけになりました。
末永くお付き合いできるパートナーを探すにはこっちの方が圧倒的に効率が良いです。
そして、2020年、年始に年内に結婚する宣言をして、そこからさらに数多の恋人との別れを繰り返し、ようやく「この女かな」と思える女性に出会って恋仲になって、しばらく経って、人生史上最大の事件が起こりました。
脳腫瘍発覚
恋人に誕生日を祝ってもらい、「結婚したらどこに住もうか?」なんて会話をしていた翌日に、脳腫瘍が見つかり、そのまま緊急入院からの緊急手術になりました。
急転直下過ぎて何がなんだか分からないうちに、頭開けられて、腫瘍を脳みそごと削り取る手術が行われました。
脳腫瘍という病名ですが、性質上は脳にできたガンです。
しかも、これが極めて予後の悪い病気で、統計的には最初の手術から1~1.5年で死亡する確率が高いです。
で、手術後はてんかんの発作がちょくちょく起こるようになり、一人暮らしは医者から禁止されました。発作を起こした時に誰かがすぐ助けに来てくれないと、大事になる可能性があるので。
恋人と結婚して東京で一緒に暮らすという選択もあるにはあったんですが、打診してみたらさすがに断られました。24時間旦那のそばにいないといけないのはさすがに難しいと。
他に24時間誰かそばに居てくれる環境となると実家しかありません。
そんなわけで、九州の山奥にある実家に帰ることになりました。
てんかんのせいで、現在は車が運転できません。
実家は車が一人一台ないと生活できないど田舎です。
なので、どこに出かけるにしても家族に送ってもらい、かつ家族に側にいてもらわないといけません。
まだ恋愛・結婚は諦めていないので、その状況でも九州に帰ってからすぐにマッチングアプリに登録し、何人かと会いましたが
さすがに保護者同伴デートで口説くのはさすがに無理ゲー過ぎて挫折しました。
その後、九州の方でも病院に通って抗がん剤による治療や定期的な検査をしていたわけですが
どうやら腫瘍が悪化しているようだと検査で分かりました。
それで再手術をしようということになりまして、県内の大きな大学病院で2020年末に2度目の開頭手術を受けました。
その手術が終わって退院した後、手術後がたんこぶのように腫れてきて、急いで病院に向かったら、細菌感染を起こしているということで、その場で再手術になりました。
最近感染を起こした場合、切り取った頭蓋骨を外したままにするのが標準的だそうで、現在(6月)頭蓋骨の4分の1が無い状態です。
コケて頭ぶつけると直で脳みそぶつける事になるので、以来ずっとヘッドギアをつけての生活です。
親に送ってもらわないといけないってだけでもだいぶ重いハンデなのに、さらに見た目が明らかに変な人になってしまったので、恋愛活動は諦めました。
7月に頭蓋骨入れる手術をする予定なので、それからが本番ですね。
病気から学んだこと
Dream as if you'll live forever and you live as if die today
ONE OK ROCKのC.h.a.o.s.m.y.t.h.のこの歌詞がすごく好きで
病気になる前もこの言葉は強く意識して「もし明日死ぬとしたら、俺は今日コレをやってていいんだろうか?」という自問をよくしてました。
しかし、病気になって死を間近に感じると、より強くこの言葉を意識するようになりました。
元々やりたいことは多すぎて100歳まで生きてても、半分も達成できないだろうなとは思ってたんですが、
「明日、自分の体は動かなくなっているかもしれない」と考えると、やりたいことにも順位付けをして優先順位の高いものから実行するようになりました。
そして、やりたくないことは可能な限りやらないようにしました。
”人間は遅かれ早かれ死ぬ”
のはどうしようもない真理なので、自分より長く後世まで生きるのは子どもだけ。
病気になる前は「自分の子どもがいてもいなくても、どっちにしても素晴らしい人生になる」と思ってたんですが、病気になってから急に自分の遺伝子を受け継いだ子どもが欲しくなりました。
「俺の子どもを産んでくれ」と恋人にお願いしたエピソードはこちらのNoteに書いています。
現在
今のところ、まだ脳腫瘍の野郎は健在で、やっつけられる目処は立っていません。
幸い2度目の手術以降は進行してないみたいですが。
僕の場合、見つかった時点で医者が「これでよく普通に生活できてたね」って言うくらい進行してたので完治させるのは無理らしく、現代医学の範疇では抗がん剤でガンの進行を遅らせて延命することしかできないようです。
加えて、抗がん剤を使ってる間は子どもを作れません。
そして、抗がん剤の投薬は死ぬまで続くようなので、このままだと僕が子孫を残せる可能性は完全にゼロということになってしまいます。
やりたいこともできず、子どもも作れないのは嫌なので、再生医療(幹細胞治療)を試してみています。
僕と同じ脳腫瘍に対して適応した事例はないんですが、このまま標準治療を続けていても元の生活に戻って、結婚して子作りできる可能性はほぼゼロなので。
やれることは何でもやってみようと。
幹細胞治療をやってる医師の話だと「標準治療ではもうこれ以上やれることは無いと言われた末期がん患者のガンが消えてしまった」みたいな事例はいくつもあるそうです。
一昔前だと、幹細胞治療の効果を知ってる医者は自分がガンになったら、幹細胞を投与して自分で治療していたんだとか。現在は厚労省の方針が変わって、気軽にはやれなくなったみたいですが。
もうちょっとで最初の手術から1年経つので、「死ぬのかな」と思ったりもするんですが、体の方は左半身の軽い麻痺があるだけで大きな障害は起こってません。
まだ体が動いてるってことは、きっとしばらくは死なないだろうと思ってはいます。時々、不安にはなりますが。
たくさんの方から応援してもらってるので、全然死ぬ気がしません。
ので、きっと大丈夫です。
多分、150歳まで元気にしてて、家族から「あのじいさんいつ死ぬんだろ?」とか言われてると思います。
新事業:美容ブランド立ち上げ
僕は元々美容系のメディアを運営していたこともあり、病気になったことがきっかけで、自分とパートナーで美容液を現在開発中です。
二人で商品を作るのはほぼ初めての経験なので、なかなか大変ですが、なんとか前には進んでいます。
男も女も見た目はやっぱり大事なので、前々から自分で美容液を開発してみたかったんですよね。(理系の知識も活かせるし)
自分の見た目に自信がつくと、纏うオーラが変わるんで急にモテるようになります。
もうちょっとで販売までこぎつけられそうなので、お楽しみに。
病気きっかけで美容液?って不思議に思われた方も多いと思います。
どういうことかと言うと
幹細胞治療を受けているという話を上でしましたが、その幹細胞を培養する時にヒト幹細胞順化培養上清液(以下、上清液)という成分ができます。
この上清液には損傷した細胞を修復する作用があるので、美容業界で現在注目されている成分です。
この上清液を僕は自分の脳腫瘍の治療にも使っています。
今のところ、上清液を配合してる美容液はいくつかあるんですが、上清液は取り扱いや加工が極めて難しく、現在販売されている商品は粗悪品が多いです。(そして、価格帯が3万以上なので、なかなか一般人には手が出ない)
僕が幹細胞治療でお世話になってるクリニックの先生が、今回、日本でも最高レベルの品質の上清液を供給してくださることになったので、起業以来ずっと付き合いのある広告代理店の方と盛り上がって「新会社を立ち上げて美容ブランド作ろう」ってことになりました。
まだ、販売までこぎつけられるかは分からないんですが、サンプルまで出来てて、モニターしてくれた方々の反応は上々です。
僕が死にさえしなければ、絶対うまく行くと確信しています。
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モテノウハウではありますが、恋愛をする上で人類全男子が最低限のマナーとして知っておくべき内容になってますので、ペニス付いてるホモサピエンスは全員見ておいてください。
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