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Nothing comes of nothing

今日はとっても長くなるけど私の中の宝物を1つシェアします🌷


Nothing comes of nothing.

〜無からは何も生じない〜




美容の専門学校に通っていた頃、先生に技術のテストや座学のテストで

「何で1位取ろうとしないの?」

と聞かれたことがあった。


いつも自分なりに頑張って、それでもいつも2位。でもちっとも悔しくなくて1位になりたいとも思わなかった。

小さな学校という世界の中で1位を取る事に何の意味があるんだろう。

将来その1位が何に繋がるんだろう。


一緒に練習をしていた子達は1位を目指して作品作り、勉強、練習をしていた。

でも私には目標なんてかっこいいものは無くてただ与えられた課題に全力で挑んでいた。

それなりに。


でも先生のその一言に自分の今までの取り組み方を否定されたようなそんな気分になって、足が止まった。

自分は何を目指して頑張ればいいんだろう。

魅力に感じない‘’1位‘’ をどうやって目指せば良いんだろう。


色んな人に話しを聞いてもらって

色んな人の人生を話してもらって


半年後、バイト先の店長からの一言で

それからの人生のどんな評価をされる場面でも心を込めて全力で挑むことができるようになった。

それなりに、じゃなく全力で。

人間関係においても仕事においても勉強においても。


「1位じゃなくて自分が思う100点を目指せば?」



それから一切の妥協をしなくなった。

大の苦手だったパーマの認定試験を夏休み後に控えていた私は、朝起きてすぐ練習、日中バイト行って夜は自分が出来ていない所を克服するまで寝ない、というか寝れなくて毎日朝方まで練習。

酷いときは1日1時間睡眠が続いた週もあった。


それだけ頑張っても自分の思う100点には足りなくて、学校の先生に「もう帰って」と言われてもしつこくしがみついて自分の100点を目指した。


そして夏休み明けのパーマの認定試験。

あの頃と同じ様に「1位になりたい気持ち」なんて0。

ただ変わったのは「自分の思う100点を目指す」

それだけ。


でも結末は全く違った。


いつも2位だったのに、(パーマに関しては中間試験で下の方…)認定試験では1位に名前があって評価も1番上のA+だった。


ただ点数にすると98点。あとの2点は国家試験の時に出し切りなさいという先生の鼓舞する気持ちだって。


もちろん認定試験が終わっても自分の思う100点の物が百発百中で出来上がるように取り憑かれたように練習した。残りの2点が消えるように。


そこで気づいたの。

周りにどんな人が居ようと闘う相手は自分自身だと。


仕事においても同じだった。

どんなに先輩が同期だった私達を比べようが、その同期が自分よりもヒト周り上で社会人経験が豊富でも、常に目指すのは「自分の思う100点」


少しでも早く自分の思う100点に近づきたくて、職場でも「早く帰って」と言われるまで残って練習したし、先輩の仕事ぶりを覚えたくて食事なんて忘れられる程必死にヘルプに付かせてもらった。


結果的には人より多くの経験をさせてもらって可能性を広げられたし、その多くの経験の中からこの仕事が自分が本当にしたい事なんだと感じさせてくれる経験もできた。



勉強に関しても同じ。

学生の頃は正直英語が苦手過ぎて、恥ずかしいけどテストで1桁の点数も採った事がある。


社会人になって習い事として英語を始めたけど、最初は悲惨も悲惨で英‘’会話‘’なんて星ほど離れてるんじゃないかと感じるほどだった。


それでも日々、自分の中の100点を目指して狂ったかのように英語を唱え続けた。

そんな毎日を数年間過して、英語のおかげで仕事の幅も広がって英語を使うバイトも掛け持ちでできるようになって海外で暮らす経験も世界が広がる出逢いもできた。



‘’それなりに頑張っていたあの頃の自分‘’には想像もできないような経験をする事ができた。


きっと「1位を目指す」スタンスで、あのまま ‘’それなりに‘’ 頑張っていたら結果はそれなりだったと思う。



自分の中の100点を目指し続ける事で自分の可能性を越えていける



身を持って実感したから

‘’頑張る目的が見つからない人‘’

‘’どうやって向上心を持てばいいのか分からない人‘’

が居たらぜひ実践してほしい。


自分の可能性を越えるには、自分との闘いに勝たなきゃ越えられない。



さぁ、勉強するか。


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