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明けましておめでとうございます。

年末にインスタに記した文章を編集し、こちらにも記載したいと思います。

①私のこと

私について簡単に言うと、夫の転勤で会社員を辞し地元を離れて暮らしている30歳の主婦です。

子どもはおらず、仕事は主にスーパー銭湯等でアルバイトをしています。(2021.2に退職)

去年の冬にベタかもしれませんが夫婦でドラマ「サ道」を観たことで【お風呂が好き→サウナも好き】という新しい価値観を得ました。

サウナとは幼い頃に出会っていましたが、それはまた別の機会にお話しようと思います。

元々温泉が好きで、銭湯のバックステージを知りたいと思い今の仕事を選びました。

しかし現実は予想を超えるストレスフルなもので…肉体的な問題よりも精神的に来る事案が多々あったのです(自主割愛)

②Twitterとの出会い

前述の通り、離れた土地で夫婦だけでの生活。

そのストレスを発散したり、誰かに話す場がなかった私が半ば追い詰められたように開設したのがTwitterのサウナアカウントでした。

▲個人としてのサウナアカウント

一番はサウナや銭湯のことを話したい、趣味を共有したいと思ったからです。(あとは仕事の愚痴をこぼしたいのも本音です)

それが私にとって転機となりました。

少なかったフォロワーさんも有り難いことに今や600名を超え、多くの方々と意見や情報をやり取りすることが出来ています。

SNSの情報に振り回されて疲れることもある昨今ですが、これぞ有り難い使い方だと思いました。


年齢も性別も地域もバラバラ、中には著名な方や肩書のある方やサウナでビジネスをされている方もいる。

あるのは「サウナが好き」という同じ想いだけ。

実際にお会い出来た方や、会えなくても連絡を取り合う方もいます。自分にとっては奇跡的としか形容できません。本当に感謝でいっぱいです。


③変わりゆく意識

"サウナが好き"と言っても、考え方は多様だと考えています。

・単にサウナに入り、汗を流すのが好き。

これはどのサウナーも同じ信念かと思うのですが、

・サウナのことを考えるのが好き

・サウナを建設(build)するのが好き

・サウナの魅力を伝えるのが好き

・テントをやってサウナの場を作るのが好き

・理由無くとにかく愛している

色々あると思うのです。

おそらく一つだけではなく、私たちは、いくつもの"好き"を持っているのでしょう。私も、ただ汗を流し気持ちよく過ごせるサウナが好きでした。

そしていつの間にか驚くほど自然に、サウナを楽しむ範疇を超えて【やりたいこと】が生まれていました。

後述する野田さんの言葉を借りるならば、サウナを"ツール"だと感じるようになったのです。


④やりたいこと

まずは、Twitter上で紹介していた「サウナ銭湯のおとも」。所謂、自分のお風呂セットやおすすめグッズです。これを他のサウナーさんたちと紹介し合ったり、周りの方の使っているアイテムを見せてもらうことが実に興味深く、楽しかったのです。

それを何気なく話した友人がやってみたらと勧めてくれたのが

「サウナ銭湯のおともストア(EC)」

私は転勤族なので、自分がどこに行ってもできる形態のオンラインストアです。

コンセプトは、サウナやお風呂、家のお風呂での相棒になるアイテム、サウナへ行くのが楽しみになるような、おともを集めたストアです。

女性はいつも銭湯に行けるわけではありません。子どもを持つと、のんびりお風呂に行けないお母さんもいると思います。なので、せめて家のお風呂時間でも充実させられるアイテムを。

男性は、ほとんどお風呂セットを持たないと聞きます。だけどアロマが好きな方も多いし、愛用アイテムを持っている人もいる。

何を使っていいのかわからない人もいるなら、助けになってあげることはできないだろうか。

まだまだ調査は必要ですが、ここで探せばリラックスタイムをより良い時間にできる"おとも"を見つけてもらえるようなお店を作りたいです。

自分の身一つ、何もやったことがない、わからない、お金もないけど、薪ストーブの如く闘志が燃えていきます。


⑤CoHoKa(コホカ)誕生

何から始めたら良いのかは全くわかりません。

とりあえずECサービスに登録し、デザインテンプレートを作ってみようかと考えました。そして、フォロワーさんの助言を頂き、ストアブランドを作ってみました。

考えては検索し、使われていたら没を繰り返して降りてきたものが「CoHoKa(コホカ)」といいます。

▲2020年11月より、ストアアカウントは始動中です

由来は 「心がほっと解放される」 「心がほかほか」の略

サウナやお風呂に入っている時の心情を表してみました。

ロゴは、大切なフォロワーさんが作ってくださったものです。水風呂のゆらめきと銭湯のタイルを表現しています。

まだまだ準備段階ですが、始動に向けて課題は山積み。わからないなりに、とりあえず色々やってみます。


⑥もう一つのやりたいこと

私の地元は富山です。

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▲雨晴海岸と立山連峰(撮影:私)

富山の地にはスパアルプスさんをはじめ、素晴らしい施設がたくさんあります。


しかしテントサウナはおろか、セルフロウリュも体験できる場所は殆ど皆無。

富山の雄大な自然と、素晴らしい恵みの水を生かして幅広い人々がサウナを楽しめる「場づくり」をしたいです。

本当はECよりもやりたいことなのですが...費用だったり場所だったり、自分の置かれている環境がまだ実行に適さないので、構想の段階です。

とりあえず今年は、テントサウナを購入しようかと考えています。(できたら何かやってみたい)

年末、野田クラクションべべーさんのnoteを読んで

自分はどんな、何がしたいのかをしっかり煮詰めてまだまだ勉強していく必要があると痛感しました。

とりあえずいろんなサウナに入り、できることからやってみようと。

今まで出会ったいい言葉たちを並べると、

99人がダメだと言っても、1人が「いいね」と言ってくれるならやる。

とある銭湯のマスターの言葉

見る前に跳べ

湯らっくすの金言

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▲昨年訪れた湯らっくすにて(撮影:私)

どちらも心を奮い立たせてくれる言葉です。


⑦最後に

なんだかんだ言って、最重要なことは自分がコロナにならないということ。健康第一。

かと言ってどれだけ気を付けていても…という問題はあるしサウナも入りたいし、旅もしたい。施設側もあらゆる呼びかけや対策を講じていると思います。

施設で働くからわかることですが、それでも様々なお客さんは来るし、施設の対応も様々で、やっぱり結局は自己責任・自己防衛。

風呂屋にはいろんな問題が生じるので、これはコロナがなくてもです。サウナを楽しみながら、出来ることはきっとあると思います。

▲世界を旅する絶景プロデューサー、詩歩さんの動画


夫婦とはいえ田舎に一人でいると、心が折れそうになることがあるんです。

サウナ行くまで車で1時間以上、雪が降ったら命がけ、イベントも開催されない。だんだん気持ちが暗くなったりもして。都会の青空や充実した施設を見ていると、あぁ~いいなぁ~ってなります。

でも、サウナを楽しんでる人を見るのって何だかいいんですよね。ととのいの連鎖というか、温かくなる。サウナは平和につながると言いますが、ホントだなと。

そういった意味では、心を強く持ちたいです。


最初に戻りますが、ただのバイト主婦の1年

コロナで出来ないことが増えたのに、やりたいことも増えていました。

これは紛れもなく日本中のサウナーさんたちと繋がれた「縁」にあると思っています。改めて感謝申し上げます。

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2021年 年始