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「人間には人間が必要であること」を、AIのような美女アイドル人間が教えてくれた

音楽ユニット「最終未来少女」の藤咲凪というアイドルが、2023年6月26日に放送されたTVの街頭インタビューに登場したとしてインターネット上で話題になった。

  

渋谷で行われた5秒程度の「忠犬ハチ公生誕100周年」の該当インタビューで、藤咲凪という女性アイドルの人生は一変した。


「流行るの変換としてバズる」が日常単語となったが、生成AI美女のようだと「バズる現象」が起きた。


藤咲凪というアイドルは「リアル推しの子」とも比喩されており、シングルマザーで2人の子どもを育てている。


生成AIのような美貌に対して「昔と顔変わりすぎだろ等、色々言われまくってますけど、私の高校生のとき見て帰って」と、藤咲凪は一部の声に反応した。


実際に藤咲凪は二重まぶたと鼻の美容整形をしており、生成AIのような美女でも「日本のルッキズム」は横行していることが理解できる。

美容整形を公表しているが高校生時代と6~7年後の外見が大きく変化しているかと問われたら、大きな変化へ無い。

顔コンプレックスの軽減や、左右非対称バランスを整える美容整形に見えた。

2024年も外見至上主義が日本でも横行しており、インフルエンサー女性で「綺麗な二重まぶたではない女性」を探すほうが難しくなっている。


5秒程度のインタビューを受けた藤咲凪を見た視聴者は「立体的なハチ公のエキシビションはかわいい」と、生成AIのような美女が笑顔でインタビューに回答していた。


   藤咲凪は2023年6月26日に「街頭インタビューにわたし流れてたらしい笑」として、番組出演時の映像をツイッターで公開。


「無加工でこの可愛さ、これ伝説になっていいぐらい可愛すぎる、もうこれは一般人への街頭インタビューじゃないのよ」などと、絶賛の声が寄せられていた。


生成AIで作成された美少女にここまでの嫉妬は起きない為に、称賛と非難をする双方は「生成AIのような生身の人間を求めていること」が理解できた。

私達は昭和99年9月にスマートフォンで手軽に、生成AI美少女を作成できるが、「リアルな人間美少女AIではなく、美少女AIのようなリアルな人間」を必要としている。


コンピュータ脳が高次に進化を継続しても「人間には人間が必要であること」を、藤咲凪というAIのような人間が教えてくれた。


「いいな、いいな、人間っていいな」という昭和後期の日本昔話の歌詞は、「高次な人間脳」を求めているように感じた。

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