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"ちゃんとラクする"がNPOを変える!電子契約活用のメリット

広報担当のさおりすです。暑さも少しずつ和らいできましたね、いかがお過ごしでしょうか。今回は、CoffeeSignの「NPO支援プログラム」をご利用いただいてる、一般社団法人ペアチルの南翔伍 代表理事に、CoffeeSign導入の経緯や効果についてお話をうかがいました。

CoffeeSignの「NPO支援プログラム」は、社会貢献を目的に非営利で活動するNPO団体などに対して、電子契約サービスCoffeeSignで毎月20件までの送信を無料で提供するプランです。「事業を通じて社会に貢献していきたい」という会社のメンバーの想いにより、このプランの提供を行っています。プログラムへの想いを「NPO支援プログラムはじめます」のnoteでも紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

一般社団法人ペアチル(非営利型) 

代表理事 南翔伍 様

*プロフィール*
教育学部で教員免許(小・中・高・特別支援学校)を取得しつつ、子どもの貧困・障害に関するNPO法人で活動、自身で立ち上げた団体で「人には話づらい深刻な悩みを抱えた」中高生向けにお寺で語り合う活動を実施。「社会問題を解決するためにはビジネスとITの力が必要だ」と考え、教員にはならず、渋谷のITベンチャー企業でデジタルマーケティングのアナリストに従事。その後、発達障害のある方への就労移行支援・法的被害の泣き寝入りを解決するプラットフォーム・などの事業会社でマーケティング責任者、元ZOZO前澤友作からの出資をうけた株式会社小さな一歩の経営戦略室長として、日本の養育費未払い問題にビジネスとマーケティングの観点で挑戦。養育費に関わらず、多様な困りごとがあるひとり親の方々の力になりたく一般社団法人ペアチル創業。


月20件まで無料送信できるNPO支援プログラムに驚き


――まず、一般社団法人ペアチルの事業について教えてください。

ペアチルでは現在、ふたつの主要事業を展開しています。ひとつ目は、似た境遇のひとり親同士をつなぐトークアプリの運営です。このアプリは、ひとり親が直面する貧困や育児の悩みなど、多様な課題に対応することを目的としています。私たちは、これらの問題の根本には「孤独」があると考えています。

ひとり親は、育児や家事をひとりで担う状況にあり、気軽に会話できる相手や子育ての相談相手が不足しがちです。この孤独感が、自立を困難にし、様々な問題を引き起こす一因となっています。そのため、まず孤独の解消に取り組むことが、他の課題解決にもつながると考え、このアプリを開発しました。

アプリの特徴は、ひとり親の多様な背景に配慮したマッチング機能です。一般的なコミュニティでは、単に「シングルマザー」や「シングルファーザー」といった大まかな括りでグループ分けされがちです。しかし、離婚や死別など、ひとり親になった経緯は様々です。そのため、私たちのアプリでは、より細かい境遇に基づいてユーザー同士をマッチングすることにこだわっています。現在、このアプリは47都道府県で利用されており、ダウンロード数は約3000件、累計トーク数は6万通を超えています。

ふたつ目の事業は、情報交換のための掲示板サービスです。多くのひとり親が、身近な人々や仕事、子育てに関する重要な情報から孤立し、苦しんでいる現状があります。既存のトークアプリでも情報交換は行われていますが、より効率的な情報収集のニーズに応えるため、短時間で複数の人から情報を集めることができ、AIからもコメントをもらえる掲示板サービスをローンチしました。

――CoffeeSignを知ったきっかけは?導入の決め手について教えてください。

事業を開始した際は、他社の電子契約サービスを利用していました。他社にはCoffeeSignのようなNPO向けの特別プランはなく、無料プランでは月3件までの利用制限がありました。そのため契約数が3件を超える月は、複数のアカウントを作成して使い回すという手間のかかる方法を取らざるを得ませんでした。各アカウントでの契約数の管理が非常に煩雑で、業務の効率を下げていました。

一方で、まだ契約まわりにコストをかけるほどの余裕はなく、より良いサービスを探していたところ、PR TIMESでCoffeeSignのNPOプログラムに関する記事を目にしたことがきっかけです。月20件まで無料で利用できる点が、導入の決め手となりましたね。


クリックだけのシンプル操作がミスをなくしてくれた


――CoffeeSignの具体的な活用シーンを教えてください。

主に長期的なスポット契約の締結に活用しています。具体的な使用例としては、ライターとの業務委託契約、スポンサー契約、ボランティアとの契約などが挙げられます。一部企業もありますが、契約相手の多くは個人事業主や個人です。

――CoffeeSignを利用して、どのような効果を実感してくださっていますか。また今後どのように利用していきたいか、お教えください。

やはり、月20件まで無料で電子契約を利用できる点は非常にメリットが大きいです。以前はメッセージアプリや口頭でのやり取りを経て契約段階へ入った際に、利用制限に達していて契約書を送れない……という事態が発生することがありました。CoffeeSignを導入してからは、月の利用件数を意識せずに契約業務を進められるようになったことが、大変ありがたいです。

契約に関するストレスが減ったことで、本来の事業活動により集中できるようになりました。今後は、組織として月20件の上限いっぱいまで契約を取り交わせるよう成長していきたいですね。

ーーCoffeeSignの特に役立っている機能について教えてください。

スムーズな契約プロセスと、月20件まで利用できる点です。特に機能面では、他社のサービスと比べて大きな優位性を感じています。

他社の電子契約サービスでは、契約書の文面に社名を入れる欄や印鑑を押す場所を設定するなど、細かなカスタマイズが必要でした。入力箇所の設定ミスにより送付後に作り直しが必要になることがあり、そのたびに無料利用の上限に達してしまう問題がありました。

しかし、CoffeeSignではPDFの契約書をアップロードし、送信先を設定するだけで契約の締結が完了します。シンプルな操作性によりミスも減り、スムーズに契約締結ができるようになりました。

弊社のような非営利団体ではITツールに詳しい人材が少ないという課題もあるのですが、CoffeeSignは入力項目が少なく操作が簡単なので、スタッフの育成コストの削減にもつながっています。

事務作業はラクして本業に集中しよう

ーー他のNPO団体へのメッセージ(CoffeeSignやデジタル活用など)

「ちゃんとラクしましょう」と、メッセージを伝えたいですね(笑)

コア業務に集中するためにも余計な事務作業を減らすことが重要だと思っています。CoffeeSignを活用すれば、契約業務も数回のクリックで瞬時に完了します。特に電子契約をすでに利用しているNPO団体には、「もう迷う余地なくCoffeeSignを使ってください」とお勧めします。

未だに郵送での契約書対応を求められることもありますが、私自身がラクしたい気持ちもあるので、「CoffeeSignなら月20件まで無料で契約できますよ」と、電子契約への切り替えを提案しています(笑)

CoffeeSignの管理画面は使いやすいシンプルなUIにこだわって設計されているため、ITスキルに関わらず、どなたでも簡単に使いこなせるんじゃないかと思っています。


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