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飲食業界の問題

パティスリーとコーヒーショップを経営している。
採用を継続的に行なっているが、人材不足が深刻化していると感じる。
特にパティシエはあまりいない。
パティシエがいない原因は労働環境にあると思う。
修行という名の厳しさ、長時間労働、給料が低いなどの要因によりパティシエを目指す人が激減している。
パティシエというワードが流行った時期はかなりの人が目指したが実情の厳しさとのギャップで辞めてしまった人が多い。
また朝早くから働くスタイルが子育てとの両立が難しく続けることを断念する人が出る。

長時間労働と低賃金は飲食業界の問題だと思う。
飲食で働いていてもしっかりと稼ぐことができ、安定した生活が送ることができるという業界イメージにしていかなくてはならない。
そうしないとパティシエしかり、目指したい人が減り、やがて廃れていく。
またパティシエの技術の伝承ができず、同じようなお菓子と、機械で製造したものしか食べられなくなってしまう。そうすると殆どのお菓子に差がなくなり面白くなくなる。

しっかりと美味しいものを提供し、妥当な対価をいただくようにしていかないと必ず飲食業界は廃れていく。そうすると美味しいものが食べられる確率が減り、人生の楽しみが減っていくと思う。
そうならないためにも決まった時間で働いたり、お金もしっかりと稼ぐことができる仕組みを作っていきたい。労働時間ないでしっかりと満足していただけるものを作り、妥当な対価をいただくサイクルにチャレンジするべき。
大手チェーン店の規模の大きい会社だけが残り、同じ商品が溢れる日本になるよりも個性溢れる美味しいものが並ぶ日本の食が維持されるよう頑張りたい。

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