見出し画像

退職に対する考え

物事の捉え方は人それぞれである。
会社を経営し始めて2年目に入った。先代から引き継ぎ経営している。
自分が主導で事業を行うようになって、今までいた人はほとんど退職してしまい、新しい方と働いている。
退職には今までのやり方と違うことで合わなかったり様々な理由があると思う。

人が辞めるときはどのようなパターンかも段々とわかってきた。
実質ベンチャー企業のようなな状態で、1人に対する自由度が高く新しく現状を変えることを考え続けることが仕事のメインである。
きちんと決まったことをきちんとこなしていくというより、仕組みのないものを一緒に試行錯誤しながら作っていくということが、大変であるが他では得ることのできない経験になる。
その経験があることは社会で必要とされる人材なるために必要不可欠な要素だ。
自分自身も役割が経営なだけであって他の人とやっているチャレンジは変わらない。

物事は捉え方で自分が伝えたことがスムーズに伝わる人と、全然違った解釈になる人がいる。
その人が重要と思うポイントが違うためズレが生まれるのだ。
ズレた解釈を他の人に話すとさらにズレてしまう。
そしてネガティブな解釈は大きな影響力を持ち広がっていく。
ポジティブな影響を広げていくことは大変で、なかなか時間がかかる。
その分ネガティブなことは楽なので一気に広がる。

退職者が出るパターンは大体が解釈の違いにより不満が溜まっていくことが多い。
それは経営から見ても不満であり、働く側から見ても不満なのだ。
完全にWin-Winでない人間関係の状態だ。
全体の方針を伝えた時に今までの経験から自分で考え判断を仰いでいく人はスムーズに進んでいく。
一つひとつ決まった状態で渡されないとやりにくい人は不満を募らせる傾向にある。
これは価値観の違いであり、どちらが良いとか悪いということではない。
どちらも良いところがあるし、足りないところがあると思う。

そこで働く側は今の環境が良くないと思えば退職するし、得るものがあると感じたり、好きにできると感じてくれれば楽しく働くことができる。
自分の力が及ばないところで悩むことがあり、それが重なると人は強く成長していく。
砂の山を作り、高くしていく途中で崩れてしまう。
そしてその上にまた高く砂の山を築いていく。
そうすると以前より下の部分は前回崩れた山の砂があるのでほんの少し以前より高くなる。
そうやって土台はできていくし、砂の山が崩れるのは当たり前なのだ。
自分自身もうまく進まないことがあるが、それは当たり前で経営という役割のもと少しずつ高い山を作れるようチャレンジを重ねなくてはならない。

良ければサポートお願いします!店の運営費に当てさせていただきます!