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コーヒー好きがおすすめする本物の調味料〜ちょっといい調味料の方がコスパがいい〜

コーヒー好きな人って偏屈でこだわりが強い人多いよね〜と思われがちですが、しょーへいさんもご他聞に漏れずこだわっちゃうタイプです。


ただ、結局のところは正解はなくて、好みとバランスなんですよね。
僕は食に関してもある程度はこだわりますが、こだわりすぎてストレス溜めるのは良くないよねっていうスタンスです。結局のところ自分が何を選ぶかは「自分が幸せになること」に他ならないのです。


いいから美味しい調味料教えろよ!って人は記事後半の「おすすめの調味料」のパートまで飛んでくださいね。



さて、幸せの定義は人それぞれ。僕が大切にしているワードとして「健康」「良質」「好奇心」「向上」「バランス」などがあります。


食器用洗剤から洋服その他の持ち物もいちいち理由付けして納得したいタイプ。かといってお金持ちではないので全部完璧に理想を追えるわけではありません。コスパはめっちゃ大事です。(ここでいうコスパ・費用対効果はその選択により得られるメリットと排除できるデメリットの総合点です。これもやはり人によって違います。)


その中でも調味料の選び方ってすごく大事。家で料理をするなら毎日使うものですからね。料理をしない人も、ちょっといい調味料の使い方をマスターすれば外食や中食で出ていくお金をセーブすることもできます。


バカ舌の人は味の違いがわからない?



持論ですが、調味料によって「うま味」がかなり変わるので、繊細な味の違いがわからない人でも脳が勝手においしいと感じてくれると思います。うまみ調味料(MSG)は体に悪いとかいいますけど、これが問題になるのは「体に悪いかもしれないけどおいしい」からです。人工甘味料も同義ですね。


じゃあ、体に良いものでおいしいのであればそっちを使った方が良くない?
という理屈で僕は調味料を選んでいます。


調味料はちょっといいやつ使った方がいい理由

この記事を書こうと思ったきっかけがこちら↓↓

僕はその辺のスーパーであまり売っていない調味料を使っています。その辺に売っていないのは「一般層にあまり需要がない」から。記事の後半で僕が使っている調味料と理由を簡単にお伝えしますね。

でね、知らないだけでみなさんかなり損してるんじゃないかなと思ってます。僕が勝手に思ってるだけですけど。

得をしようと思ったら多少のハードルはあれど、かなり簡単に生活の質を上げることができます。これは僕がいつもコーヒーにおいても言っていることで、ちょっとした知識を知るだけ、やるだけで少し幸せになれたりするもんです。

考えるべきは「うまみ」と「塩分」

塩とはなんたるやについてはリンクの「耳から美味しいフードウェルネス」を聞いてください!

味がうすいといって塩をかけまくる人がたまにいますけど、塩をかけてもしょっぱくなるだけで味が濃くなるわけではありません。人間がおいしいと感じる塩分濃度は0.6−1%と言われています。(食材や調理法によって異なります)私たちの脳は適度な塩分+アミノ酸(グルタミン酸)がたっぷり入っているとおいしいと感じる仕組みになっています。

食材そのものにもうまみは存在しますが、調味料によってアミノ酸の量をブーストすることができます。手っ取り早い方法だと冒頭でも触れたうまみ調味料(MSG)ですね。顆粒やキューブのコンソメ、だしの素なんかもその類です。外食産業ではよく使われていますが、気をつけないと塩分濃度がかなり高くなります。

これらをあまり使わずに食材の味だけでうまみを引き出そうと思っても、肉や野菜からだしを引くのも面倒です。そこでお勧めしたいのが「調味料にこだわる」ということ。

なぜなら

スーパーに売ってる安い調味料の多くはうまみを犠牲にして大量生産しているから。

逆にこだわりの調味料がなぜ高いのか、それは材料にこだわっているだけでなく、作るのに時間と手間がかかるからです。 

醤油、酒、みりん、味噌などの調味料を作るのになぜ時間がかかるのか、と言うより、本来は数年という時間がかかるものなんです。それだけの時間をかけて育てているのが「うまみ」であり、これを熟成といいます。

しっかりと熟成された調味料はたっぷりのアミノ酸が入っており、それだけでおいしいです。普段調味料だけで食べ比べたりしないのでそれ単体で気づくのは難しいかもしれませんが、いつもの料理に使う調味料を変えるとその差は歴然です。

熟成の有無とその影響

あえて乱暴な言い方をすれば、大量生産された調味料は熟成の工程をすっ飛ばすために添加物を入れてむりやり仕上げています。醤油で例えるなら、「醤油風味の黒くてしょっぱい液体」です。

本来醤油の原料は「大豆・小麦・塩」です。この3点を「醤油」にするための工程を経て販売できるようになるまでに少なくとも1年はかかります。

安い醤油はアミノ酸液などの添加物やブドウ糖加糖液糖をいれて脳が「おいしい」と感じられるようにはしてありますが、付け焼き刃の美味しさは単調で深みがなく、スナック菓子を食べているようなものです。(それはそれでおいしいけど、大量に食べたいものではないと思います)

コスパについて

引き続き醤油を例にして見てみましょう。

僕が使っている醤油は2200円/1.8Lくらいです。スーパーの醤油は安いものだと200円/1Lくらいなので、6倍の金額差があります。

でも良く考えてみると、1回に使う醤油の量なんて知れてます。煮物で1人前で大さじ一杯(15cc)なら金額にして高い醤油は18円、安い醤油は3円です。このたった15円の差でおいしさとその体験、そして満足感が得られます。

満足感が上がると暴食を避けることができます。たくさん食べなくても脳が満足するんです。普段食べすぎている人であれば食費を抑えることができるのでむしろ安く済みます。

それだけでなく、添加物が入っていないと言う安心感、遺伝子組み換え食品やポストハーベスト(収穫後に散布される防カビ剤などの農薬)の心配も排除できます。
*これについては加工して醤油になっちゃえばあんまり関係ないし、摂取量も少量だしあんまり関係ないんじゃない?という見方もあります。

節約という意味で言うなら、簡単な食事であれば外食や中食(惣菜など)より家のご飯がおいしくなる可能性があります。もちろん外食のメリットは料理の労力をアウトソースすることなど他の目的がありますけど、家で作る料理(簡単なやつ)がおいしく作れるようになれば外食に頼る頻度が減るかもしれません。外食が減れば出ていくお金も減りますから、より有用な使い方も検討できるでしょう。


おすすめの調味料 〜しょーへい家の場合〜

僕がちょっといい調味料を使う理由にとメリットについてお話ししたところで、実際に使用している商品もご紹介します。世の中いろいろな調味料がありますが、いくらか試した中でこれに落ち着いたと言うものを紹介していきます。


醤油

井上古式醤油はうまみ成分が多いのはもちろんキレのシャープさがあって家庭料理と言うよりはプロの味みたいなイメージ。円やかさというイメージではないので「醤油は甘いのが好き!」って方からしてみると鋭い味なのかもしれません。

刺身醤油ではないけどお寿司につけて食べても違和感のない質感(重さ)も感じられます。酒やみりんと合わせたときもしっかり香ってくれるので入れすぎて塩分取りすぎる心配もありません。

味醂(みりん)


みりんといえば三河味醂。
とにかくコクがしっかりしていて、かつ甘すぎない。とろっとした質感を見ればわかる甘みの強さ、でもしつこくない。スプーンで1杯すくって食べてみてください。(味醂はちゃんとしたものであればもともとストレートで飲める「お酒」です。デザート酒みたいな感じ)
井上古式醤油同様「プロっぽい味」に仕上がります。味がキュッと閉まるって感じですかね。

三河みりんとは対照的に「家庭料理」の美味しさとやさしさを引き出してくれるのは味の母です。名前の通り母の味をイメージしておられるのか、やさしいフワッとした味に仕上がります。「ぼやっとした」味というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、あえてぼかすというか、料理全体を柔らかく包んでくれるような感じがします。

肉じゃがを三河みりんと味の母で2種類作ってみるとよくわかるかも。
値段がお手頃なところもポイントです。

料理酒

味をブーストするのに一番使えるのが料理酒です。原料が米由来なので洋食に使うとちょっと和食のニュアンスが入りますが、何にでも使えると思っていただいていいと思います。僕はパスタソースを作るときに白ワインの代わりに使いますが、日本人が親しみやすい味になります。

おすすめは大木代吉本店さんのこんにちは料理酒。通常の料理酒の5倍のアミノ酸が含有されている「うまみ爆弾」です。

料理酒なのに日本酒の作り方と全く同じ製法をとっているため酒税がかかってしまい若干高いです。よく「料理酒ではなくちゃんと飲める日本酒を料理に使うと美味くなる」とかいいますが、逆に言うとそのまま飲めるレベルでおいしいです。


こんにちは料理酒を「爆弾」と表現したのはいい意味で暴力的だなと。どうやったっておいしくなるんですよ。ボディブローです。四番バッターです。


しかし!そんな四番バッターを超えて愛してしまった料理酒がありまして、それがこちらになります。(完全に個人的な嗜好です。)

日本酒ファンの方で「にいだしぜんしゅ」をご存知の方ならご納得いただけると思います。この料理酒を一言でいうと「美しい」です。バスケで例えるならばマイケル・ジョーダンです。(野球ちゃうかーい)これで酒蒸しなんか作った時にはもう火傷してでも蒸気を嗅ぎに行きます。

人生で一回くらいガチの酒蔵が造る料理酒を試してみていただきたい!値段は高く感じるかもしれませんが、使用量は通常の料理酒の半分でも十分に味を引き出せますので思ってるよりコスパいいかも。


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とまぁこんな感じで、長らく記事を作っていていつになっても更新できていなかったので、以下の調味料は時間がある時に更新できたらします。気になる商品についてご質問があればコメントやTwitterのDMなどでご連絡いただければおすすめポイントをお教えいたします!

味噌


オリーブオイル





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