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小説の真似事みたいなことを発信しようと思ってます。 下手の横好きで、音楽もやっていて、…

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小説の真似事みたいなことを発信しようと思ってます。 下手の横好きで、音楽もやっていて、3ヶ月に一回のペースで、ある音楽サークルの企画として、動画をあげてます。

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  • 小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』

    毎週、火・木・土曜を基本に、アップします

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固定された記事

2023年最後の日に

はじめまして、CofCです。今日は2023年12月31日。大晦日の朝です。 明日から新しい年になりますが、私が所属している、あるアーティストの方のファンコミュニティで、Xの「…

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5か月前
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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/20(木) 【第18話 熱い接吻】

家に帰ると、既に部屋の明かりがついていた。 晴香が来ているようだ。 ドアが開く音を聞いて、晴香がリビングから、 玄関に小走りで来た。 そしていつもと変わらぬ明るい…

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1時間前

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/18(火) 【第17話 突然の告白】

月曜日、19時前に仕事を終え帰ろうとすると 事務局長から声をかけられた。 明日の火曜日、外科医局で8時30分から、 朝礼が行われるとのことだった。 朝礼が行われるのは…

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2日前
6

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/15(土) 【第16話 闇に堕ちる】

その夜はずっと晴香が 私の体の上で、私を制していた。 晴香の身体が幾度となく跳ねる。 互いが何度尽きても、その度に身体を重ね、 舌を絡ませては、再び高みに達する。 …

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5日前
7

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/13(木) 【第15話 思考の果てに】

私が、晴香と初めて出会った日のことを 思い出し、心地よい回想に浸っていると、 遠くから晴香の声が聞こえた。 晴香「ねえ、どうしたの拓也? ボーッとして?具合悪いの…

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7日前
5

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/11(火) 【第14話 出会いの日】

次の週は、余り2人のシフトが合わなかった。 晴香は土曜日が非番だったが、 日曜日は仕事、私は逆だった。 そのため金曜日の夜に会うことになった。 きっかけになったイ…

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9日前
8

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/8(土) 【第13話 求めあう理由】

朝食を食べながらの、会話は弾んだが、結局、 この日は遠出はやめようということになった。 お互いに溜まっている家事を片付けていると、 出かけるのが遅くなってしまう…

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12日前
5

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/6(木) 【第12話 越えた一線】

外から聞こえる、犬の鳴き声で目覚めた。 時計を見ると、7時前だった。 横を見ると、晴香がまだ眠りの中だった。 晴香を起こさないよう、慎重に布団から出て、 リビング…

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2週間前
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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/4(火) 【第11話 バスルームから愛をこめて】

先にシャワーを浴びていると、 晴香が洗面所に入ってきた音がした。 そして、暫くして晴香の声がした。 晴香「ねえ、今から入るよ。 恥ずかしいから、向こうをむいてて」…

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2週間前
8

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/1(土) 【第10話 誘惑の香りに包まれて】

部屋に入った晴香は、マフラーを 取りながら、私に、話かけた 晴香「オーブン借りていい?」 私は、勿論と言って、オーブンの扉を開けた。 晴香はマフラーを畳みソファ…

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2週間前
6

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/30(木) 【第9話 笑顔を思い浮かべて】

ある週末は、2日とも、非番だった。 晴香に、予定を聞くと、同様だった。 2人で会うのが夜ばかりというのは あからさまと思うこともあった。 だからと言って、昼に2人で …

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3週間前
6

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/28(火) 【第8話 週末だけの恋人】

私が起きた気配で、晴香も目を覚ました。 そして私と目が合うと、背中を向けて言った。 晴香「おはよう、、、、、、、 あの、ごめん、服を取りたいんで、 ちょっとだけ目…

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3週間前
7

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/25(土)【第7話 そして朝を迎える】

髪の香りの事を口にしたことで 警戒されてもおかしくなかった。 だが、晴香は気にしている様子はないようだ。 晴香に礼を言いながら、紙袋を受け取った。 私がキッチンで…

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3週間前
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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/23(木)【第6話 髪の香り】

晴香がコンビニで支払いを済ませて、 こちらに向かう時に私に気づいた。 晴香「あ、辻本先生、おはようございます。」 拓也「おはようございます。お買物ですか?」 晴…

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4週間前
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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/21(火)【第5話 小さな心の変化】

2日連続で立ち寄ったイタリア料理店で、 昨夜から、今朝にかけての出来事を 思い出していた。 そして、パスタを口に運んだ。 今朝、顔をあわせて以来、今日は晴香と 言葉…

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1か月前
7

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/18(土)【第4話 熱い吐息】

自宅に招き入れた晴香に、ダイニングでなく、 リビングソファを勧めた。 オーディオセットの音が、よく聞こえる という理由で勧めた。 晴香のコートを受け取り、ハンガー…

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1か月前
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2023年最後の日に

2023年最後の日に

はじめまして、CofCです。今日は2023年12月31日。大晦日の朝です。
明日から新しい年になりますが、私が所属している、あるアーティストの方のファンコミュニティで、Xの「鍵アカコミュニティ」があり、毎年元旦には「今年の抱負」を投稿してます。

で「2024年は何にしようか?」と考えてたのですが、思い立ち、小説を書いてみようと思い、「思い立ったら吉日」と1分でnoteのアカウントを作りました(笑

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/20(木) 【第18話 熱い接吻】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/20(木) 【第18話 熱い接吻】

家に帰ると、既に部屋の明かりがついていた。
晴香が来ているようだ。

ドアが開く音を聞いて、晴香がリビングから、
玄関に小走りで来た。

そしていつもと変わらぬ明るい声で、
「おかえりなさい。大したものじゃないけど、
ご飯作ってるから着替えて」と迎えてくれた。

この場面だけ切り抜けば昨日までと
変わらない幸せな日常だ。

着替えが終わりリビングに行くと晴香は
キッチンに立っていた。エプロン姿が

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/18(火) 【第17話 突然の告白】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/18(火) 【第17話 突然の告白】

月曜日、19時前に仕事を終え帰ろうとすると
事務局長から声をかけられた。
明日の火曜日、外科医局で8時30分から、
朝礼が行われるとのことだった。

朝礼が行われるのは、大体、人事絡みの事で、
異動や、昇格、退職などだ。
何が、あるのか? と聞こうと思ったのだが、
事務局長は要件だけ言って出ていったので
聞く暇がなかった。
と言ってもそれほど興味はなかった。

帰りに、コンビニに寄っていると

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/15(土) 【第16話 闇に堕ちる】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/15(土) 【第16話 闇に堕ちる】

その夜はずっと晴香が
私の体の上で、私を制していた。
晴香の身体が幾度となく跳ねる。

互いが何度尽きても、その度に身体を重ね、
舌を絡ませては、再び高みに達する。

私の体の上で断続的に体を反らす
晴香の美しさに見とれる一方、
今夜の晴香は、いつもと少し違うと感じた。

一晩地上に舞い降りることを許された妖精が、
残された時間を惜しんで魔法をかけて
まわっているかのようだ。

そんな夜が更け2

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/13(木) 【第15話 思考の果てに】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/13(木) 【第15話 思考の果てに】

私が、晴香と初めて出会った日のことを
思い出し、心地よい回想に浸っていると、
遠くから晴香の声が聞こえた。

晴香「ねえ、どうしたの拓也?
ボーッとして?具合悪いの?」
その声で現実世界に戻った。

拓也「ごめんごめん。さっきの晴香の言葉で、
晴香とはじめて話をした日を思い出してた。
病院初日に食堂で話かけてくれた時のこと」

晴香「拓也、覚えていたんだ、あの日のこと?
でも拓也は変わってないよ

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/11(火) 【第14話 出会いの日】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/11(火) 【第14話 出会いの日】

次の週は、余り2人のシフトが合わなかった。
晴香は土曜日が非番だったが、
日曜日は仕事、私は逆だった。
そのため金曜日の夜に会うことになった。

きっかけになったイタリア料理店でも
いいかと思ったが、
2人の終業時間も合うとは限らず、
どちらかが、店で待つのもよくないと思い、
結局、この日も家で会うことにした。

そして料理する時間がないかもしれないので、
ピザを取ることにした。
私が帰宅した

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/8(土) 【第13話 求めあう理由】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/8(土) 【第13話 求めあう理由】

朝食を食べながらの、会話は弾んだが、結局、
この日は遠出はやめようということになった。

お互いに溜まっている家事を片付けていると、
出かけるのが遅くなってしまう可能性が高い。
そうなると出掛ける移動時間がもったいない
という理由だった。

同じマンションなのだから、家で過ごす方が、
2人だけの時間が増えるという結論だった。
朝食を食べ終わり、一旦、
晴香は自分の部屋に戻っていった。

私も

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/6(木) 【第12話 越えた一線】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/6(木) 【第12話 越えた一線】

外から聞こえる、犬の鳴き声で目覚めた。
時計を見ると、7時前だった。
横を見ると、晴香がまだ眠りの中だった。

晴香を起こさないよう、慎重に布団から出て、
リビングに移動した。
リビングテーブルには、昨日のワイングラスが
出したままになっていた。

昨晩、2人で寝室に向かう時、
晴香が「片付ける」と言ったが、
晴香を一時も離したくない、
という衝動にかられ、
「明日でいいよ、一緒に寝よう」と言

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/4(火) 【第11話 バスルームから愛をこめて】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/4(火) 【第11話 バスルームから愛をこめて】

先にシャワーを浴びていると、
晴香が洗面所に入ってきた音がした。
そして、暫くして晴香の声がした。

晴香「ねえ、今から入るよ。
恥ずかしいから、向こうをむいてて」
私はわかったと言いドアに背を向け
シャワーのお湯を浴びていた。

ドアが開く音が聞こえ、晴香の気配を
背中に、しっかりと感じた。
と、次の瞬間、晴香が私の背中に体を寄せた。
そして、言葉を発した。

晴香「寒いから私も一緒に浴びた

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/1(土) 【第10話 誘惑の香りに包まれて】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』6/1(土) 【第10話 誘惑の香りに包まれて】

部屋に入った晴香は、マフラーを
取りながら、私に、話かけた

晴香「オーブン借りていい?」

私は、勿論と言って、オーブンの扉を開けた。
晴香はマフラーを畳みソファーの端に置くと、
トートバッグを持ってキッチンに来た。

そして、中から、ラップをされた
グラタン皿を2つ取り出した。

下調理は既に終わらせ、
あとは加熱するだけになっている。
ラップを外して紙袋から取り出した
チーズをたっぷり

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/30(木) 【第9話 笑顔を思い浮かべて】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/30(木) 【第9話 笑顔を思い浮かべて】

ある週末は、2日とも、非番だった。
晴香に、予定を聞くと、同様だった。

2人で会うのが夜ばかりというのは
あからさまと思うこともあった。
だからと言って、昼に2人で
一緒に行く場所も思いつかなかった。

正直、あまり遠出をするのも気乗りしない、
かと言って、病院にも近いこのあたりを、
ウロウロして人目につくのも変な話だと思う。

そう考えると同じマンションにいるのだから、
どちらかの家で、2人で

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/28(火) 【第8話 週末だけの恋人】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/28(火) 【第8話 週末だけの恋人】

私が起きた気配で、晴香も目を覚ました。
そして私と目が合うと、背中を向けて言った。

晴香「おはよう、、、、、、、
あの、ごめん、服を取りたいんで、
ちょっとだけ目をつぶってもらっていい?」

私はその言葉をなぜか愛おしく思えた。
私が頷いてから背を向け目を閉じると、
晴香が布団から出た気配を感じた。

晴香は服を着るあいだ
「目を開けちゃだめ」と言ってる。
何回目かのそのセリフの後、晴香は言

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/25(土)【第7話 そして朝を迎える】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/25(土)【第7話 そして朝を迎える】

髪の香りの事を口にしたことで
警戒されてもおかしくなかった。
だが、晴香は気にしている様子はないようだ。
晴香に礼を言いながら、紙袋を受け取った。

私がキッチンで豚の角煮を
皿に盛っていると、晴香が言った。

晴香「何か、手伝えることありますか?」
拓也「じゃあ、、冷蔵庫に入っている料理を、
運んでもらえますか?」

晴香は頷き、冷蔵庫を開け
「これもですか?」と尋ねてきた。
私が「はい」と答え

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/23(木)【第6話 髪の香り】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/23(木)【第6話 髪の香り】

晴香がコンビニで支払いを済ませて、
こちらに向かう時に私に気づいた。

晴香「あ、辻本先生、おはようございます。」
拓也「おはようございます。お買物ですか?」

晴香「いや、違うんですよ、
忘れないうちに、ガス料金を払おうと思って。
これって、地味に面倒くさいですよね。
辻本先生は、お買物ですか?」

私の中での、晴香の捉え方が
明らかに以前とは変わっている。
しかし晴香の中では変化がないよう

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/21(火)【第5話 小さな心の変化】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/21(火)【第5話 小さな心の変化】

2日連続で立ち寄ったイタリア料理店で、
昨夜から、今朝にかけての出来事を
思い出していた。
そして、パスタを口に運んだ。

今朝、顔をあわせて以来、今日は晴香と
言葉を交わすことはなかった。
朝一番、声を掛けてきた晴香は、
どことなく、普段より親密な感じがした。

一夜をともにしたことで、
自分に接近しようとしているのか?
などと考えたが、どうやら杞憂だったようだ。
その後見る晴香は、昨日までと

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小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/18(土)【第4話 熱い吐息】

小説『闇に堕ちにて、空に溶けゆく』5/18(土)【第4話 熱い吐息】

自宅に招き入れた晴香に、ダイニングでなく、
リビングソファを勧めた。
オーディオセットの音が、よく聞こえる
という理由で勧めた。

晴香のコートを受け取り、ハンガーにかけた。
そしてレコード盤を開き、
ジャズのレコードをのせると、晴香は尋ねた。

晴香「自宅に、レコード盤をお持ちだなんて、
格好いい、ご趣味ですね。
辻本先生は音楽お好きなんですか?」

拓也「いや、はっきり言って、
音楽のことは、

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