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「自分だけの答え」がみつかる13歳からのアート思考

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アートとは?アート思考とは?を教えてくれる最高の1冊
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アートとは!? 完結編

アートとは!? 完結編

「アートとは!?」という問いから出会った『13 歳からのアート思考』

いよいよ最終回です。。。

これまでの4回で、

1. 現代社会と『アート思考』
2. 『アート思考』とは
3. 『アート思考』の誕生

について説明してきました。

最終回は、この本との出会い

4. 「アート」とは!?

です!!

ではさっそく、下の写真をご覧ください。

これはアメ

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『アート思考』の誕生はカメラから!?

『アート思考』の誕生はカメラから!?

前回のnoteでは、『アート思考』とはどういうものなのか?を説明しました。まだ見てない人はそちらを先にチェックしてみてください!

今回はどのように『アート思考』が誕生したのか、アートの歴史を深掘りしていきます。

西洋美術の基礎となる多くの技法が生まれたルネサンスの時代。多くの方が聞いたことのある「遠近法」もこの時代に発明されたと言われています。

当時の画家は、現在のアーティストたちとは違い、

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『アート思考』って何??

『アート思考』って何??

前回の続きです。
では、『アート思考』とは一体どういうものなのか?

筆者は「アートという植物」を比喩に使っています。
その植物は、

『表現の花』、『興味のタネ』、『探究の根』

から構成されており、

『表現の花』=「作品」

『興味のタネ』=「興味」「好奇心」「疑問」

『探究の根』=「アート作品が生み出されるまでの長い探究の過程」

を表します。

その「アートという植物」は、『興味のタネ

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それは「鑑賞」ではなくて、「確認作業」!?

それは「鑑賞」ではなくて、「確認作業」!?

さて、前回の続きです。
クロード・モネの『睡蓮』を「鑑賞」後、ページを進めると、こう書かれていました。

いま、あなたは「絵を見ていた時間」と、その下の「解説文を読んでいた時間」、どちらのほうが長かったですか?おそらく「ほとんど解説文に目を向けていた」という人がかなり多いはずです。

ぐさっ……

最初の数秒だけ絵を観て以降は、解説文を読んでは、絵を観て「たしかにそうだな〜」の繰り返し。まさに

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『13歳からのアート思考』との出会い

『13歳からのアート思考』との出会い

早速ですが、上の写真は言わずと知れたパブロ・ピカソの「ゲルニカ」です。歴史の教科書でも載っているので、誰もが一度は見たことがあると思います。

ここでみなさんに質問です。この絵を見て、

「凄い…なんて凄い絵なんだ!!」

と思ったことはありますか?
僕は1ミリたりとも思ったことがありませんでした。

他にも様々なアート作品を人並みに見てきましたが、「これがアート?」となることが多く、アートという

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