みんなのコードがnoteで発信したいこと
こんにちは!みんなのコード広報担当の浜田です。いつも応援してくださりありがとうございます。
最後にnoteを更新したのは4年前となり、その間にみんなのコードの活動の幅が少しずつ広がってきました。今日は、少しだけ私たちの活動について紹介させてください。
みんなのコードとは
2015年に代表理事である利根川がみんなのコードを設立。「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに掲げて活動しています。2020年度以降、小・中・高すべての学校段階でプログラミングを含む情報教育が必修・拡充してきた流れの中で、どんな環境におかれた子供も平等に情報教育が受けられるよう、公教育の学校現場や子供の居場所事業を通して支援してきました。
具体的に私たちは、①教員養成事業、②教材開発事業、③子どもの居場所事業、④政策提言と幅広く活動しています。事業詳細については別の記事でご紹介します。
いま私たちが注力していること
現在、私たちは次の学習指導要領改訂を見据えて活動しています。2022年4月には「2030年代の情報教育のあり方についての提言」を発表しました。
みなさん、学習指導要領が約10年ごとに改訂されることをご存知でしたか?
「この間変わったばかりなのでは?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、次期学習指導要領の大枠の方向性は2024年頃に示されるのではないか、というスケジュール感です。実は、そろそろ改訂の議論が少しずつ始まる頃なのです。
私たちは2030年代の情報教育を考えていく上で、小中高においてより体系的に情報活用能力*を育む枠組みが必要だと感じ、各学校段階における教科・科目の再編等を求めています。
情報活用能力は「IT人材育成のために必要なのでは?」と言われることも多いのですが、そうではありません。情報活用能力は、ある特定の仕事に必要な能力ではなく、これからの日本で暮らしていく中でも、情報活用能力が「ある」か「ない」かで人生の豊かさに影響していきます。
大きな課題を解決するためだけに情報活用能力を身につけるのではありません。すべての子供たちが、何か自分の身の回りで困りごとがあったときに、テクノロジーを活用して、解決できる社会にしていきたいと感じています。
私たちがnoteを通して伝えたいこと
日頃活動をしていく中で、
「みんなのコードってプログラミングを教えているNPOだよね?」
「こんなこともやっていたの?」
「結局なにやっているの?」
「素敵なメンバーがいる!」
などのお声をいただくことがあります。
これからnoteを通して、もっと社内の出来事、みんなのコードで働くメンバーが思っていること、解決したいことなど、メディアリリースやTwitter、Facebookでは伝えきれていない、私たちの魅力をみなさんにお届けできたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
みんなのコードは「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに掲げ、2015年の団体設立以来、小中高でのプログラミング教育等を中心に、情報教育の発展に向け活動し、多くの方からのご支援をいただきながら取り組んでまいりました。
もし、私たちの活動に共感いただき、何かの形で応援したい、と思ってくださった方は、みんなのコードへの寄付をご検討ください。
引き続き、21世紀の価値創造の源泉である「情報技術」に関する教育を充実に向けて、これからも取り組んでいきます。