NPO法人みんなのコード

「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに、教…

NPO法人みんなのコード

「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに、教員研修の実施や授業教材の提供 、公教育におけるテクノロジー教育拡充に向けた政策提言や実証研究、子供たちの第三の居場所の運営に取り組んでいるNPOです。

マガジン

  • みんなのコード_学校教育マガジン

  • 社員インタビュー☆みんなのコードで働く仲間

    みんなのコードで働く仲間にインタビュー。どのような経緯でみんなのコードに参画したのか、働く中での気づきや仕事のやり甲斐などをご紹介します。

  • みんなのコード_子どもの居場所事業マガジン

    みんなのコードが運営する、デジタル×子どもの居場所に関するマガジンです。

最近の記事

ついに始まる!高校生に問われる新たな力!大学入学共通テスト「情報」の問題が面白い?

〜未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び〜 こんにちは。みんなのコード永野です。 今回の記事は、「未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び」シリーズ最終回になります。 4回目は政策提言部の田嶋さんによる「そもそも大学入学共通テスト全体はどのように変わるの?」と番外編でしたが、私が担当した3回目の記事では、2025年度の大学入学共通テストから「情報」が新設され、国公立大学では原則必須科目となることについて書きました。 これを受けて、

    • そもそも大学入学共通テスト全体はどのように変わるの?

      〜未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び(番外編)〜 今回の記事は、「未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び」シリーズ番外編になります。 いよいよ試作問題について・・・の前に、そもそも大学入試共通テスト(以下、共通テスト)全体はどのように変わるの?という観点についてご紹介します。今回の記事は、政策提言部の田嶋に一度変わります。 大学入学共通テスト2025 全体の傾向全体の傾向を知るために、まずは共通テストを作成している大学入試セン

      • 大学入学共通テスト「情報」の試験はやるけど、配点はしない?

        〜未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び〜 こんにちは。みんなのコード永野です。 間があいてしまいましたが、「未来を創る高校情報:デジタル社会を生き抜くための新たな学び」と題して、これまで2回お送りしてきました。 過去の記事はこちらから URL:「本当に ”みんな” が高校で「情報」を学ぶ必要があるか」を考えてみる URL:20年近くずっと必修?高等学校の教科「情報」は何が変わったのか 今日は全5回のシリーズ3回目、大学入学共通テストに「情報」が新設

        • 2030年代の情報教育〜つくること・表現することを通した学びを目指して〜

          「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル案」シリーズ① みんなのコードは、2024年7月に次期学習指導要領に向けての提言「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル案」を発表しました。 これは、私たちが考える、これからの小・中・高の情報教育のあり方について提案するものです。 提案を作成に至る背景について、全体に関わる「基本方針」にあたる部分の執筆を担当した未来の学び探究部の永野と宮島が語り合いました。

        ついに始まる!高校生に問われる新たな力!大学入学共通テスト「情報」の問題が面白い?

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        記事

          女子校で女性の先生が教える技術科の授業を支援〜日本女子大学附属中学校での実践〜

          みなさん、こんにちは!みんなのコードで中学校の担当をしている千石です。私はみんなのコードで主に中学・技術科の教材やカリキュラム開発、そして先生方に向けての研修などを担当しています。 ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 なぜ私学の女子校とコラボ?みんなのコードは2023年9月に日本女子大附属中学校とカリキュラム開発に関する連携協定を締結しました。 みんなのコードは、公教育におけるテクノロジー/情報教育を推進するNPOではなかったのか?と、意外に思

          女子校で女性の先生が教える技術科の授業を支援〜日本女子大学附属中学校での実践〜

          夏休み自由研究をテクノロジーでアップデート〜作品作りに活用できるデジタル技術4選〜

          みなさん、こんにちは! みんなのコードの森田です。 夏休みの自由研究は進んでいますか? みんなのコードでは、10代の子どもがテクノロジーを使った自由な作品作りを行える施設「みんなのクリエイティブハブ」を全国で運営しています。 これらの施設では、今回ご紹介したツールはもちろん、3Dプリンター、レーザーカッターなどの最新技術を使用することのできる設備を備え、子どもたちの”好きが見つかる”と”やりたいが深まる”を新しいテクノロジー技術で支援します。 この記事では、すでに取り

          夏休み自由研究をテクノロジーでアップデート〜作品作りに活用できるデジタル技術4選〜

          みんなのコード流!全社オフサイト〜「関係性をつくる時間」と「未来を考える時間」〜

          みなさん、こんにちは。みんなのコードCOOの杉之原です。私は、これまでITベンチャー企業で組織の成長フェーズを経験してきました。みんなのコードでは、業務執行責任を担いながら、組織づくりの観点にも注力しています。 みんなのコードでは、年2回程度、全国から社員が集まる「全社オフサイト」を開催しています。私は、2020年から企画・運営を担っています。 全社オフサイトは、以下を目的に設計しています。 関係性の質を上げる 日々の事業活動から離れて、未来を考える時間をつくる 今

          みんなのコード流!全社オフサイト〜「関係性をつくる時間」と「未来を考える時間」〜

          「ゆるコンピュータ科学ラジオ」さんとのコラボにプログラミング教育の理想像を見た!

          こんにちは。みんなのコード永野です。 私は高等学校「情報」の授業を担当する教員方への研修の実施など、主に高等学校における情報教育の充実と発展に向けて活動をしています。 今年の1月に、「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というYoutubeチャンネルとみんなのコードがコラボした動画がアップされました。 このチャンネルの動画はどれも面白いのですが、今回の動画も公開後数日で再生回数はどんどん伸び、コメント欄やSNS等でもかなり好評です。ぜひご覧いただければと思います。 大変面白い動画

          「ゆるコンピュータ科学ラジオ」さんとのコラボにプログラミング教育の理想像を見た!

          役人、NPOで働く②〜役所でしか働いたことのない社会人8年目から見えた、NPOの世界〜

          阿久津です。新卒から7年半働いてきた文部科学省を離れ、昨年10月から3月まで研修という形でみんなのコードで働いていました。 今日は、第1弾の記事で予告した通り、「役人がNPOで働いてみて何を思ったの?」ということを書いていきたいと思います。 ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 仲間だ!みんなのコードで働き始めて、最初の数日でまず思ったことです。 社内の打合せの場だけでなく、高校の授業を支援しにいった帰り道や、日常の会話の中でついつい と、み

          役人、NPOで働く②〜役所でしか働いたことのない社会人8年目から見えた、NPOの世界〜

          5000人の中高生に届ける「アラムコSTEAMチャレンジ」キックオフセレモニーレポート

          こんにちは、みんなのコードの千石です。みんなのコードでは、全国の中学校「技術」担当の先生方への研修講師や教材・カリキュラム開発を担当しています。 先日、2024年7月2日に町田市立南成瀬中学校でアラムコ・アジア・ジャパン株式会社さんとのプログラム「アラムコSTEAMチャレンジ」のキックオフセレモニーを行いましたので、今日はその様子をお伝えしたいと思います。 アラムコSTEAMチャレンジ:https://steam-challenge.code.or.jp/ ※この記事はみん

          5000人の中高生に届ける「アラムコSTEAMチャレンジ」キックオフセレモニーレポート

          “d&i Leaders Global Forum2024 in ロンドン” レポート〜​​D&I戦略が会社の戦略にリンクされているか〜

          みなさん、こんにちは。みんなのコードCOOの杉之原です。 私は、これまでITベンチャー企業で組織の成長フェーズを経験してきました。みんなのコードでは、業務執行責任を担いながら、ダイバーシティ経営の観点にも注力しています。 そして、私個人としても、組織のダイバーシティをライフミッションに掲げています。前職も含めてダイバーシティに関する取り組みを始めてから10年が経つのですが、日本の外で呼吸をしてみたいと思い、ロンドンで開催された 「Diversity and Inclusio

          “d&i Leaders Global Forum2024 in ロンドン” レポート〜​​D&I戦略が会社の戦略にリンクされているか〜

          「やってみよう」から始まった情報教育。原山小教員インタビュー(後編)

          こんにちは。みんなのコード竹谷です。 昨年からみんなのコードがモデルカリキュラム開発をサポートしている印西市立原山小学校との取り組みについて、先日実践報告を公表しました。 前回に引き続き、実践報告に載せられなかったコメントも含めて、2名の先生のインタビューをご紹介いたします。 ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 保護者の願いとも向き合いながら原山小学校:2年生担任 竹本しずか教諭、4年生担任 和田 諭教諭(肩書きはインタビュー当時) 聞き手:

          「やってみよう」から始まった情報教育。原山小教員インタビュー(後編)

          情報教育への戸惑いや違和感。原山小教員インタビュー(前編)

          こんにちは。みんなのコード竹谷です。 昨年からみんなのコードがモデルカリキュラム開発をサポートしている印西市立原山小学校との取り組みについて、先日実践報告を公表しました。 この実践報告では、2名の先生のインタビューを掲載しています。情報教育を進めるにあたっての戸惑いなど、リアルな声をいただいたのですが、分量の都合上、掲載できなかったコメントもありました。そこで今回と次回の2回に分けて、ノーカット版でお届けしたいと思います! ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトか

          情報教育への戸惑いや違和感。原山小教員インタビュー(前編)

          親子イベント「アーニャとはじめてのプログラミング」開催レポート!インクルーシブな入り口について

          こんにちは、みんなのコード未来の学び探究部・竹谷です。 私は、3月26日(火)に発売された『SPY×FAMILYワークブック アーニャとはじめてのプログラミング』(集英社刊)を監修いたしました。 先日、刊行を記念して、親子で楽しめるプログラミングイベントを開催しましたので、その様子をお届けします! ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 “指示通りに体を動かす” から ”実際にプログラミング”まで今回は、ドリルの対象年齢である、年長〜小学校中学年

          親子イベント「アーニャとはじめてのプログラミング」開催レポート!インクルーシブな入り口について

          子どもたちが自由に発想し、表現できる環境を。私自身も、好きなことを追求する人生でありたい!

          はじめまして!2023年に、みんなのコードに入社した村上です。 私はいま、石川県加賀市にある、すべての子どもたちがテクノロジーを通して自己実現ができる居場所「コンピュータクラブハウス加賀(以下、CCH)」で館長として勤務しています。 CCHでは、作曲・DTM、撮影・映像制作などのデジタル機器を使ったものづくりを通して、子どもの頭の中にある考えを自ら形にしていく面白さを広げています。また、好きなことを仲間と一緒に追求する楽しさも伝えています。 私が、なぜ地元東京を離れ、CC

          子どもたちが自由に発想し、表現できる環境を。私自身も、好きなことを追求する人生でありたい!

          新入社員14名が小学生とタイピングゲームづくり〜SOMPOシステムズ株式会社✖️立川市立大山小学校〜

          こんにちは!みんなのコード パートナー部の阪上です。 みんなのコードは、「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」というミッションを掲げてそれぞれの事業部でさまざまな取り組みを行っています。私が所属するパートナー部では、企業と学校をつなぐことで、社員の皆さまが未来の人材づくりに関わることができる取り組みを行っています。 今回は、2023年11月にSOMPOシステムズ株式会社と立川市立大山小学校(以下大山小)と協同して行った、「プログラミングワークショップ」の取り組みに

          新入社員14名が小学生とタイピングゲームづくり〜SOMPOシステムズ株式会社✖️立川市立大山小学校〜