NPO法人みんなのコード

「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに、教…

NPO法人みんなのコード

「子どもたちがデジタルの価値創造者となることで、次の世界を創っていく」をビジョンに、教員研修の実施や授業教材の提供 、公教育におけるテクノロジー教育拡充に向けた政策提言や実証研究、子供たちの第三の居場所の運営に取り組んでいるNPOです。

マガジン

  • 社員インタビュー☆みんなのコードで働く仲間

    みんなのコードで働く仲間にインタビュー。どのような経緯でみんなのコードに参画したのか、働く中での気づきや仕事のやり甲斐などをご紹介します。

  • みんなのコード_学校教育マガジン

  • みんなのコード_子どもの居場所事業マガジン

    みんなのコードが運営する、デジタル×子どもの居場所に関するマガジンです。

最近の記事

「ゆるコンピュータ科学ラジオ」さんとのコラボにプログラミング教育の理想像を見た!

こんにちは。みんなのコード永野です。 私は高等学校「情報」の授業を担当する教員方への研修の実施など、主に高等学校における情報教育の充実と発展に向けて活動をしています。 今年の1月に、「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というYoutubeチャンネルとみんなのコードがコラボした動画がアップされました。 このチャンネルの動画はどれも面白いのですが、今回の動画も公開後数日で再生回数はどんどん伸び、コメント欄やSNS等でもかなり好評です。ぜひご覧いただければと思います。 大変面白い動画

    • 役人、NPOで働く②〜役所でしか働いたことのない社会人8年目から見えた、NPOの世界〜

      阿久津です。新卒から7年半働いてきた文部科学省を離れ、昨年10月から3月まで研修という形でみんなのコードで働いていました。 今日は、第1弾の記事で予告した通り、「役人がNPOで働いてみて何を思ったの?」ということを書いていきたいと思います。 ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 仲間だ!みんなのコードで働き始めて、最初の数日でまず思ったことです。 社内の打合せの場だけでなく、高校の授業を支援しにいった帰り道や、日常の会話の中でついつい と、み

      • 5000人の中高生に届ける「アラムコSTEAMチャレンジ」キックオフセレモニーレポート

        こんにちは、みんなのコードの千石です。みんなのコードでは、全国の中学校「技術」担当の先生方への研修講師や教材・カリキュラム開発を担当しています。 先日、2024年7月2日に町田市立南成瀬中学校でアラムコ・アジア・ジャパン株式会社さんとのプログラム「アラムコSTEAMチャレンジ」のキックオフセレモニーを行いましたので、今日はその様子をお伝えしたいと思います。 アラムコSTEAMチャレンジ:https://steam-challenge.code.or.jp/ ※この記事はみん

        • “d&i Leaders Global Forum2024 in ロンドン” レポート〜​​D&I戦略が会社の戦略にリンクされているか〜

          みなさん、こんにちは。みんなのコードCOOの杉之原です。 私は、これまでITベンチャー企業で組織の成長フェーズを経験してきました。みんなのコードでは、業務執行責任を担いながら、ダイバーシティ経営の観点にも注力しています。 そして、私個人としても、組織のダイバーシティをライフミッションに掲げています。前職も含めてダイバーシティに関する取り組みを始めてから10年が経つのですが、日本の外で呼吸をしてみたいと思い、ロンドンで開催された 「Diversity and Inclusio

        「ゆるコンピュータ科学ラジオ」さんとのコラボにプログラミング教育の理想像を見た!

        マガジン

        • 社員インタビュー☆みんなのコードで働く仲間
          3本
        • みんなのコード_学校教育マガジン
          16本
        • みんなのコード_子どもの居場所事業マガジン
          4本

        記事

          「やってみよう」から始まった情報教育。原山小教員インタビュー(後編)

          こんにちは。みんなのコード竹谷です。 昨年からみんなのコードがモデルカリキュラム開発をサポートしている印西市立原山小学校との取り組みについて、先日実践報告を公表しました。 前回に引き続き、実践報告に載せられなかったコメントも含めて、2名の先生のインタビューをご紹介いたします。 ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 保護者の願いとも向き合いながら原山小学校:2年生担任 竹本しずか教諭、4年生担任 和田 諭教諭(肩書きはインタビュー当時) 聞き手:

          「やってみよう」から始まった情報教育。原山小教員インタビュー(後編)

          情報教育への戸惑いや違和感。原山小教員インタビュー(前編)

          こんにちは。みんなのコード竹谷です。 昨年からみんなのコードがモデルカリキュラム開発をサポートしている印西市立原山小学校との取り組みについて、先日実践報告を公表しました。 この実践報告では、2名の先生のインタビューを掲載しています。情報教育を進めるにあたっての戸惑いなど、リアルな声をいただいたのですが、分量の都合上、掲載できなかったコメントもありました。そこで今回と次回の2回に分けて、ノーカット版でお届けしたいと思います! ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトか

          情報教育への戸惑いや違和感。原山小教員インタビュー(前編)

          親子イベント「アーニャとはじめてのプログラミング」開催レポート!インクルーシブな入り口について

          こんにちは、みんなのコード未来の学び探究部・竹谷です。 私は、3月26日(火)に発売された『SPY×FAMILYワークブック アーニャとはじめてのプログラミング』(集英社刊)を監修いたしました。 先日、刊行を記念して、親子で楽しめるプログラミングイベントを開催しましたので、その様子をお届けします! ※この記事はみんなのコードコーポレートサイトからの転載です。 “指示通りに体を動かす” から ”実際にプログラミング”まで今回は、ドリルの対象年齢である、年長〜小学校中学年

          親子イベント「アーニャとはじめてのプログラミング」開催レポート!インクルーシブな入り口について

          子どもたちが自由に発想し、表現できる環境を。私自身も、好きなことを追求する人生でありたい!

          はじめまして!2023年に、みんなのコードに入社した村上です。 私はいま、石川県加賀市にある、すべての子どもたちがテクノロジーを通して自己実現ができる居場所「コンピュータクラブハウス加賀(以下、CCH)」で館長として勤務しています。 CCHでは、作曲・DTM、撮影・映像制作などのデジタル機器を使ったものづくりを通して、子どもの頭の中にある考えを自ら形にしていく面白さを広げています。また、好きなことを仲間と一緒に追求する楽しさも伝えています。 私が、なぜ地元東京を離れ、CC

          子どもたちが自由に発想し、表現できる環境を。私自身も、好きなことを追求する人生でありたい!

          新入社員14名が小学生とタイピングゲームづくり〜SOMPOシステムズ株式会社✖️立川市立大山小学校〜

          こんにちは!みんなのコード パートナー部の阪上です。 みんなのコードは、「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」というミッションを掲げてそれぞれの事業部でさまざまな取り組みを行っています。私が所属するパートナー部では、企業と学校をつなぐことで、社員の皆さまが未来の人材づくりに関わることができる取り組みを行っています。 今回は、2023年11月にSOMPOシステムズ株式会社と立川市立大山小学校(以下大山小)と協同して行った、「プログラミングワークショップ」の取り組みに

          新入社員14名が小学生とタイピングゲームづくり〜SOMPOシステムズ株式会社✖️立川市立大山小学校〜

          子どもたちに、テクノロジーを使ったものづくりの機会を。アーティストとしての強みを武器に働く!

          はじめまして!2023年に、みんなのコードに新卒入社した吉川です。 私はいま、石川県金沢市にある、子どもたちが自由にテクノロジーに触れられる居場所「ミミミラボ」でコーディネーターとして勤務しています。 「ミミミラボ」に来る子どもたちに、新しいデジタル機器を使ったものづくりを通して、子どもの頭の中にある考えを自ら形にしていく楽しさを広げています。個人的にはアーティスト活動も行っているので、特にアート的な思考を強みとして子どもたちと活動しています。 島根出身の私が、なぜミミミ

          子どもたちに、テクノロジーを使ったものづくりの機会を。アーティストとしての強みを武器に働く!

          中学校「技術分野」の教員不足が解決されるのは2028年度?文科省の調査を解説!

          こんにちは。政策提言部の田嶋です。 「文科省が調査を予告!中学校「技術分野」の教員が足りない?」を書いてから1年が経過し、予告されていた中学「技術・家庭科」技術分野(以下、技術)の教員の実態調査の結果が公表されましたので、ご紹介したいと思います。 中学「技術」の指導体制も充実しよう!2024年2月13日に発出された「中学校技術・家庭科(技術分野)の指導体制の一層の充実について(通知)」(以下、本通知)には、分かりやすくいうとこんなことが書いてあります。 参考までに、昨年

          中学校「技術分野」の教員不足が解決されるのは2028年度?文科省の調査を解説!

          高校の授業で生成AIを使ってみた〜生成AIが引き出す生徒の「創造力」と「健全な不安感」〜

          こんにちは。みんなのコード未来の学び探究部の永野です。 昨年は生成AIの普及が急速に進んだ1年でしたね。学校現場でも、どのように活用していくか、文部科学省が2023年7月に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を発表しました。このガイドラインに基づき、一部の学校がパイロット校として指定されました。これにより、今年はさらに多くの学校で生成AIを用いた授業が実施されることが予想されます。 昨年は、みんなのコードでも、多くの学校のみなさんの協力い

          高校の授業で生成AIを使ってみた〜生成AIが引き出す生徒の「創造力」と「健全な不安感」〜

          「私なんて」と「困ってない」。それでも女性教員へのプログラミング教育機会が必要だと思う理由

          小学校を中心とした研修を担当している未来の学び探究部の竹谷です。 みんなのコードは、2021年度から、女性教員向けに特化したプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP」を提供しています。研修に留まらず、参加された先生方の力でどんどんすてきなコミュニティになってきています。しかし、まだ十分とは言えません。そこで、なぜ、活動を広げる必要があるのか、そのために必要なことは何かについて考えてみました。 これまでの活動の様子については、以下記事もご参照ください^^ 女性教員の

          「私なんて」と「困ってない」。それでも女性教員へのプログラミング教育機会が必要だと思う理由

          -教育の未来を語る - みんなのコード、2023年学術会議参加記録

          みなさん、こんにちは。みんなのコード未来の学び探究部、部長の釜野です。普段は学校教育の授業研究のプロジェクトやチームのマネジメントをしています。もうすぐ2023年が終わりますね。 2023年、広報部を中心に発信により力を入れてきたみんなのコードですが、 メディアの発信だけではなく、様々な学会に発表者として参加しました。 ここ数年、未来の学び探究部では、2030年に改訂される予定の次期学習指導要領に向けて、複数の授業研究を行っています。 授業研究は、長期にわたることが多い

          -教育の未来を語る - みんなのコード、2023年学術会議参加記録

          情報教育視点で解説「国際学習到達度調査PISA2022のポイント」

          こんにちは!みんなのコード代表の利根川です。 世界が注目する2022年の「PISA」の結果が、2023年12月5日に発表されました。 そこで、今回の記事では についてお伝えしたいと思います。 4年ぶりに実施された「PISA」って?「PISA(Programme for International Student Assessment)」とは、OECD(経済協力開発機構)が実施する、国際的な学習到達度調査のことです。 義務教育終了段階(15歳)の生徒がもっている知識や技能

          情報教育視点で解説「国際学習到達度調査PISA2022のポイント」

          5年ぶりにCSEdCon@ラスベガスに参加したら、日本の情報教育が進んでいることに気がついた話

          こんにちは。みんなのコード代表の利根川です。 先日、ラスベガスで開催されたコンピューターサイエンス教育のカンファレンス「CSEdCon」に参加してきました。私がCSEdConに参加したのは、2018年以来です。 今日は私の海外での学び、そこから見える日本のこと、そしてこれからのことについてお話ししたいと思います。 CSEdConとは?私が今回参加したCSEdConは、2013年に設立されたコンピューターサイエンス教育を推進するアメリカの非営利法人 Code.org が主催

          5年ぶりにCSEdCon@ラスベガスに参加したら、日本の情報教育が進んでいることに気がついた話