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史上初の知財を題材にした映画!『知的財産村の財宝~知的財産剣®VSダーマス海賊団~』

僕は知的財産管理技能士会の会員なのですが、先日技能士会のメルマガで驚くべき情報が送られてきました。

知財を題材にした史上初の映画『知的財産村の財宝~知的財産剣VSダーマス海賊団~』の上映会です。

知財を題材!?
「知的財産村の財宝」って、インディージョーンズみたい!?
「知的財産剣VSダーマス海賊団」って、もしかしてアクション映画……!?

予告動画のリンクもあったので、クリックしたところ予想を超えるトレイラーでした。

知財をネタに、マジメにアクションしている!!!
ちょっとこの発想はなかったです。完全に脱帽です。

【作品概要】
知的財産の特性を活かした剣技を駆使して戦う剣士達の物語である知的財産剣シリーズの第3作。知的財産を題材にした映画は初となる。
舞台は、とある島にある「知的財産村」。そこでは、村人が独自のアイデアや創作物といった知的財産を日々生み出し、形にし、独自の発展を遂げている。
そして知的財産村には、知的財産の力を駆使した剣技を極める知的財産流の剣士達がおり、新しい剣技を生み出しながら日々修行に励んでいる。
そんなある日、海賊達が財宝を奪いに知的財産村にやってくる。最初は知的財産のことが何だか分かっていなかったものの、次第にその価値に気付き奪おうとする。知的財産剣流の剣士達が迎え撃ち、海賊達の強大な力に立ち向かう。
知的財産、剣、アクション、ドローン等を組み合わせた完全に独自の映像で、笑いあり、涙あり、感動あり、学びありの知的財産を全く知らなくても楽しめる作品が誕生した。

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2219757

……という訳で、池袋HUMAXシネマズに観に行って参りました。

劇場の中に入ると、意外と言っては失礼ですが、予想よりもお客さんが入っておりました。
かなり特殊な映画、言い換えるとカルト度合いが強い映画だったので、話しの「ネタ」で観に行くのもハードルがありそうだなと思っておりました。

しかしながら、何人かで連れ添ってきているお客さんも目立ちます。
聞き耳を立てると、こんな話しが聞こえてきました。

「この前、是枝監督の『ベイビー・ブローカー』を観に行ったんだよね」
→ライバル映画は『ベイビー・ブローカー』なのか!?

「変わった映画なので、他の友だち誘えないんだよ」
→誘われた友だちは、遠巻きに「変人」と言われている!?

「関係者に行くと言ってしまったので、感想述べなきゃいけないんだよな~」
→そんな義務感に駆られなくても……!?

そうこうしているうちに、上映時間です。
しかしながら、定刻になっても始まりません。

なぜ……? と思っていたたら、冒頭にプロデューサーの挨拶があるのですね。
その中で、またもやびっくりするようなことがありました。

「今日来た人は次回は無料で観られます!」

……とプロデューサーが宣言されたのです。
すごい太っ腹ですね。
本気でこの映画を広めたいという気持ちも伝わってきました。

肝心の映画も本当に楽しかったです。

1時間という短い尺ではありましたが、無人島を借り切って撮影したアクションバトルは本格的。「知的財産権」ならぬ「知的財産剣」を駆使し島民は、島にやってきた海賊と戦います。
海賊は「海賊版」などの意味合いもあるのでしょうね。深く考えられているなと思いました。

基本は「知財」をモチーフにして展開するのですが、いくら何でもそれはこじつけだろう……というのも、また楽し。
制作現場の良好な雰囲気も何となく伝わってきて、ほっこりさせられました。

なお上映後、映画の中に登場した幸金(ウエットティッシュ)も頂きました。至れり尽くせりですね。日本の知財の未来は明るい!


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