見出し画像

短歌 消えていく傷

「花束は枯れていくから嬉しいよ」無限キャベツを食みつつきみは

実験は成功したとされておりマリネにされたタコと目が合う

消えていく傷もあること新月の満ちゆく夜に手をつなぎ寝る


こんばんは。三連休があっという間に過ぎていきます。

念願叶って、先日奥多摩へ行ってきました。親知らず抜歯後の経過は良好で、痛みも腫れもすっかり引きました。

ドライブのお供は、聴き逃していた「武田砂鉄のプレ金ナイト」からの「リリー・フランキー スナックラジオ」という、振れ幅の大きさがご自慢なラインナップでした。

予約時間にどうにか間に合って、蕎麦屋に到着。古民家をそのまま活用した店内、席がこたつになっていて嬉しかったです。

そばがき
セットの最初に出てきたそばがき。
おつゆとかつお節のふんわりした香りで
すでに幸せモード。
小鮎の天ぷら
小鮎のから揚げ。
揚げ物にレモンをかける/かけない論争に
終止符を打つには、ドラマ「カルテット」を
観るといいと思う。

この小鮎のから揚げ、しっかりと下ごしらえされており、苦味がほとんどありませんでした。抹茶塩でいただいたのですが、お上品な美味しさでした。そのことを何気なく夫に伝えたところ、

「一匹一匹、ちゃんと臓物が取り除かれていて丁寧だよね」

頼むから下ごしらえって言って😭

おしるこ
デザートのおしるこ。
左に添えてあった白菜の浅漬けの塩気、
おしるこの甘さを見事に引き立てていました。

……。

お、お気づきでしょうか……。

メインのお蕎麦(ざる蕎麦)撮り忘れました。言い訳をすると、お腹が空いてたんです。でも、食べ始めてから「あ」と撮り忘れに気づくとこは実は平常運転なので、つまり、「よくあること」なのです(開き直るな)。

お蕎麦ももちろん、とても美味しかったです。「すする」動作も解禁だったので、思う存分すすってやりました。

食後は、奥多摩湖へ。

奥多摩湖
湖底に村が沈んでいるということで、
手を合わせずにはいられませんでした。
静寂とそよ風に構ってもらいながら、
ぐるっと周辺を散歩しました。
龍神雲
ふと見上げたら、山の向こうへと
堂々たる風格で進んでいく
龍神雲を目撃!
縁起がいいそうです。

帰りは、隠れ家的な喫茶店へ。

花柄のコーヒーカップ
好きなカップを選んで、
店主が淹れたてを提供してくれます。
ご高齢の貴婦人が
お一人で切り盛りしていました。

このコーヒーの、なんと心に沁みること……雰囲気も相まって、とてもほっこりした時間を過ごしました。

店主とのおしゃべりも楽しかったです。私の選んだ上の写真の花柄のコーヒーカップは、店主が20代の頃に西ドイツで買ったものだそう。

「といっても、貴女は『西ドイツ』なんてご存知ないでしょう。ベルリンの壁の崩壊は、それはエポックメイキングな出来事でしたわよ」

……。

すみませんリアルタイムで覚えてます……。

とは言い出せず、「そうなんですね、歴史の時間に習いました」と答えました。嘘じゃないんだけど、なんかソワソワしました笑。

三連休はあっという間に過ぎますね。で、明後日はバレンタインデーらしいですが。

その前に、明日がそういう日なので、関係各位の皆さん、よろしくお願いします(はぁと)。

この記事が参加している募集

今日の短歌

記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *)