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心理職の成長モデル|ココカリ心理学コラム

私は今どの段階にいるのだろう。

国家資格 公認心理師の試験日が近づいてきた。毎朝の通勤時に参考書を読み込み、週イチの貴重な休日も過去問勉強に励んでいる。私のキャリアでは今回の試験が最初で最後、再戦はないため、あと1ヶ月半、後悔のないよう準備していく。

参考書を開くと、知らない理論や、忘れていた知識がたくさん書いてある。いかに自分がスカスカの状態で臨床してるのかを痛感させられる。レンネスタッドとスコフホルトが提唱した「心理職の6期成長モデル」は、初めて見た理論だ。

私はどこの段階にいるのだろうか。第5期と第4期の間くらいではないかと考える。この理論は20代で心理士になった人を想定している印象を受ける。私は17年間の社会人経験を持つ40代からの心理士なので、臨床経験5年未満の初心者ではあるが、必ずしも第4期の段階ではないと思う。

勉強は、自分の経験や持っている知識を総動員して、理論と自分自身を交差させながら考えるのが面白い。10代での勉強は、ただひたすらに参考書の中身を覚えるだけ、なぜそういう解答になるのか考えていただけだった。そこで思考力が磨かれた訳なのだが、40代でする勉強の方がはるかにエキサイティングに感じる。

こんなことを考えられることが、第5期と第4期の間くらいと言える所以であろう。


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