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よく考えること

『愛情』

このテーマについてよく考えます。
というのも、私は情緒不安定性パーソナリティ障害を抱えるきっかけになった原因がそこにあるからです。

彼の過ぎた女性関係に嫉妬し、しつこく根掘り葉掘り聞いては自分と比べてしまう。
それが度を越して人格を変えてしまい、自己も壊れてしまいました。

皆が言う。
『過去に嫉妬してどうするの?これからの彼との未来を考えれば良い』

この言葉が私を苦しめる。

わかりきってることだから…

そもそも
彼が私へ伝える想いや言葉を信じることができるば過去に嫉妬なんてしない。
裏切られる事が怖くて信じる事が出来ないのだ。

信じてなければ裏切られても「やっぱりね、思った通り!あなたはそういう人なんだよ」って、少しでも自分の心を守ることができると勘違いしている。


2ヶ月前だろうか、母と夫と3人で精神科のカウンセリングへいった。母の言葉からは私のメンタルに辛い言葉もあった。
ただ、その中で一つだけ『???』と心に引っかかる言葉が残る。

それは先生が私の赤ちゃんの時の夜泣きについて質問したときの返答だ。

母「夜泣きは特に酷いとかはなかったと思う。よく寝てたんじゃないかな?」

普通にこれだけだと特に引っかかる事はないのだが、祖母が生前に私の夜泣きの事を語っていたことがあった。

祖母の話では「Cocoroは夜泣きが酷くて、夜は寝ないし寝てもすぐ起きる。また泣くからおぶってよく外を散歩したんよ」と。

母ということが間逆なのだ。

私は年子の妹とは10ヶ月違いなんです。
母の話では、私が生まれてすぐに2人目ができたために生後一ヶ月の私を祖父母が毎週末連れて帰っていたそうだ。

母は父にやめてもらうようにお願いしたが、父は楽だからなのだろう、祖父母には言わなかったそう。
これが私の心に何かしらの影響があるのかもしれないと考えるようになった。

母親からの愛を子供が求めるのは普通のことかもしれない。ただ私は執着がすごかった。

成長しても強制的に祖父母に連れて行かれる事が嫌で仕方なく、下に2人いる妹は母と過ごすことができるのに、何故自分だけ一緒にいることが許されないのか?

嫌だと言えば母の躾が悪い!と祖父が機嫌が悪くなるため私は何も言えなくなり、ずっと祖父の側にいて笑うしかない。

昔見た夢でハッキリ覚えている。

歯磨き粉の空箱が祖父母の家にあったのを私は手に取る。
その箱を覗き込むと向こう側には、両親と妹2人の四人が楽しく食卓を囲んでいたのだ…
私はそこに行きたくて「私も一緒にご飯食べたい!私もそこに行きたい!帰りたいよ!!」と箱の中に手を入れようとするのだが、箱は小さくビリッと破けてしまう。

目の前はいつもの祖父母の家…
私は静かに声を殺しながら溢れる涙を拭っていると目が覚めた。

すると、枕がぐっしょりと濡れていた…
私は夢を見ながら涙を流していたのだ。

その後も苦しくて仕方ない感情に、寝付けず朝を迎えていた。それが幼稚園か低学年くらいのお話。

こういった『欲しかった愛情』を、今は夫に求めている。だから異常な独占欲で過去の人にあっただろう想いに嫉妬してしまう。
暴言を吐いたり暴れたり、自傷行為等自我を保つのが難しいときもあるのです。

少しずつ症状も緩やかになってきたけれど、複雑な感情はのこる。

幼少期に抱えていたのは愛情不足だけではないが、一回だけ友人の通っている心療内科ヘ行ってみたとき、そこの先生に言われた言葉。

【その当時得られなかった愛情はもう手に入らない。それを夫に求めてもあなたの求めるものは手に入らない。その事実とどう向き合って、貴方がこの先死なずに過ごせるか、生きるかしかない】

怒りが湧いた。
しかし冷静になったとき、当然だとも思った。

とにかく一日、一日穏やかに過ごせるように何か集中できる事や物を探して、自分で努力するしかない。

今のこの時期のことを、いつか夫と笑い話にできると良いな。

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