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風の時代は世間体という鎖から解き放たれることで自由になっていく②

続きです。風の時代では徐々に多様性が認められ、様々な働き方、ライフスタイルが増える。ということは、世間体という鎖にがんじがらめにされることが、減っていくのではないか。こういうふうに考えられます。

世間体という鎖を、自分の本当の気持ちや、周りの大切な人よりも優先にしているとします。そうなると、自分も周りも自由な身動きがとれなくなり、変化についていけなくなるんですよね。

なぜこうなってしまうのか?

では例を上げます。

安定した職にこだわる理由

まず、なぜ人は正社員などの安定した職にこだわるのか。それは、安定や保証による安心感、日本の仕組みなどが大きな理由です。

電車みたいに、レールから外れると、復帰が大変になるからですね。

しかし、これだけではないはずです。

世間体が良いからというのも、一つの大きな理由じゃないでしょうか。

親が正社員になれという。周りの友人もみんな就職活動をしている。

だから、自分も就職しないと世間体が悪いからという理由です。

こう思うのはごくごく普通のことです。

私だって気になります。

あくまでも、世間体という鎖にとらわれすぎると、辛くなってくるという話です。

世間というサビた鎖にがんじがらめ

とはいえ、最近はまだ会社員なの?副業やってないの?みたいな空気感も出てきましたよね。

前は会社員、公務員みたいな、安定した職業が、たった一つの正義だった時代が確かにありました。

でも、これは、少しずつ、確実に変化してきている。

そして、その変化に対応できない余裕がない人達が、新しく挑戦する人達を叩く。

これが今の日本の縮図です。

あきらかに、世間というサビた鎖にがんじがらめになっています。

よくよく改めて考えてみると、おかしなはなしですよね。

人の生き方に一つの正解はない

どう考えても、たった一つの正解があるほうがおかしいじゃないですか。

会社員が正解とか、フリーランスが正解とか。

みんなそれぞれ、価値観や考えかたが違うのに、正解が一つなほうがおかしいですよね。

ライオンは肉食ですが、ゴリラはたぶん草食です。

別にそれでいいじゃないですか。

ライオンに草を食べろ!!!というのも、おかしなはなしです。

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ゴリラは草食なのに、なんでムキムキなの?おかしいだろ!と言われても、ゴリラ側も困るじゃないですか。

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なかには、バナナが嫌いで、嫌々食べているゴリラだっているかもしれません。

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動物だって全然違うんです。

それと似たようなものです。

日本に生まれた人間は、みんなそうしているからって自分もそうする必要はないんですよね。

もし、人の生き方に正解があるとするなら「人それぞれ」が正解です。

「まだ会社員なの?」とか「フリーランスなんて安定しないじゃん」とか、頭ごなしに否定するのになんの意味もないんです。

だってそんなの人それぞれなんですから。

人間というだけで、一括にできるものではないということなんですよね。

自分に合ったことをすればいい

安定した職につかないと、不安で不安でしょうがない人は、安定した職につけばいい。

安定なんてつまらない。自己責任、リスクがあるからこそ燃えるという人は、フリーランスや自営をすればいい。

それをわざわざややこしくしているのは?

そうです。

世間体なんですね。

世間体という鎖を切り離す

だからこそ、私は思うんです。

世間の目など気にする必要はない。

どっちのほうが、自分や身近な大切な人にとっていいのかという、超シンプルな話ですから。

世間体という鎖を、なるべく切り離して考えたほうがいい。

世間は無責任です。

世間が自分を幸せにしてくれるわけじゃありません。

そんなことを一番に考えていると、本当に大切なことを見失うんです。

本当に大切なことを見失う

それがなにかというと、自分の心、周りの大切な人の心です。

世間体を守るために、自分の心や、周りの大切な人の心を無視するのはどうなんでしょうか。

そんなことをしてまで、本当に守る価値があるものなのか。

世間体という鎖を少しずつ解き放っていくことにより、より自由で、ほんの少し生きやすい生活が送れるようになってくるはずです。

自由に生きても、なにも気にならなくなる時代が、すぐそこに近づいてきています。

いつものかたも、初めましてのかたも、みてくれてありがとうございました。

それではまた!

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