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永愛ちゃんが新たに決意する日


まずは!前回のあらすじから…✨



エルピスの物語でしたね!
この子はこんちゃんと同級生であり、親友です。
エルちゃんは本当の母親を知り、余命幾ばくもない母親に会いに行きました。
会った際にトリカブトの花を贈り、母親は息絶えました。最後はエルちゃんの腕の中で深い眠りについたのです。
とても悲しく、切なく、でも苦しいお別れでした…。



というのが前回のエルピスの物語のざっくりとしたあらすじです!
エルちゃんの生い立ちや、名前の由来など詳しく書かれているのでぜひこちらをお読みください!⬇✨


エルちゃんは現在お迎え待ちですので、
ぜひご検討ください✨



さて、今回の永愛ちゃんはまさに【怒り】です!
こんちゃんと永遠ちゃんにはない感情なので、永愛ちゃんは結構出てくる事が多いですね…ここからはまたこんちゃんの過去を振り返っていく物語となります。





こんちゃんから別人格永遠ちゃんが生まれた日はこちら⬇⬇⬇

永遠ちゃんから分離して永愛ちゃんが生まれた日はこちら⬇⬇⬇



現在と過去を行き来する物語構成になっているので、混乱してしまう方も居らっしゃるかと思いますが、過去のトラウマを現在のこんちゃん(17歳)が克服していく物語なので、必要不可欠なのです( ;´꒳`;)💦






さて、ここからは物語へと入っていきます。



こんちゃんは小学校入学をする前に、自分が普通と呼ばれる人では無い事を母親と父親に告げられます。
それは、別人格がこんちゃんの変わりに日常を送ってくれている事。
そして、姿かたちまで変わって、全くの別人のようになってしまう事。
そして、別人格の名前は永遠ちゃん、永愛ちゃんだと初めて知る事になります。


母親は言います。「2人はこんちゃん
、貴方を守ってくれて居るのよ。こんちゃんが無意識にストレスを感じると2人が変わってこちら側の世界に出てきて、変わりに生きてくれてる。辛くて逃げたい時、2人が貴方を守る為に変わってくれているんだよ。」

こんちゃんは今まで不思議だった事がやっと分かりました。

記憶が途切れ途切れで、すっぽりと抜けている事。周りの私に対する目線、不気味がる声、仲良くしていた友達も離れていきました。自分が知らない間に何が起こったのか…何故自分にその記憶が全く無かったのかがやっと分かり、頭の中の霧が晴れたような気持ちになります。



そして、謎の病にかかっていた際の入退院を繰り返す毎日もいつの間にか終わっていたのです。
私の辛かったあの生活を変わりに送ってくれていた事を心から永遠ちゃんと永愛ちゃんに感謝しました。


わたしは病気の原因も無事に分かり、治療も成功して、余命宣告も無くなったのだと母親は言います。


そして父親から、私が特異体質になった事から普通の小学校ではなく、こんちゃんと同じように色々な特異体質を持った子が通う学校がある事を告げます。


その学校は普通と呼ばれる人は居ない、こんちゃんを差別し、気味悪がる人が居ない所がある。
政府が特異体質を持った子供達を守る為に作った学校や環境設備が整っている所がある事を話します。
そこに通う事になれば、寮生活が始まるので中々母親と父親には会う事が出来なくなるが、こんちゃんの将来を思えばその環境で生活して欲しいと父親と母親は言います。



何故親に会えないのかと言うと、秘密裏に政府が特異体質の子供達を守る為作った場所なので、親ですらもどこにあるのか教えて貰えないのだ。学校、寮に入る際は家までお迎えが来る為、両親とはそこから会えなくなる。
会えるのは年に数回。数ヶ月前から申請を出して学校側からの了承が得られれば会える。というかなり厳重に生徒を守っている規則があるのだ。



こんちゃんは両親と離れるのはとても悲しく、辛い。まだ6歳の女の子が両親と離れ離れになるのだから、それは当たり前の事ですが、こんちゃんは自分の想いをグッと堪え、


「ありがとう。私の事を真剣に考えてくれて。わたし、その学校に行くよ。私のためだもんね?そこで頑張るよ…」


両親はそれを聴いて、ほっとした表情を浮かべます…それを見てこんは何故か切ない気持ちになりました。そして意識は遠のいて行くのです…


永愛ちゃんに変わり、両親に言います。


「本当にこんちゃんの為なんだよね…?私、全部知ってるよ。その特殊学校に行く事になればこっちでの戸籍が無くなること。
政府が新たな戸籍を作り替え、普通と呼ばれる人が沢山いる一般社会から離れて、政府が管理している土地で暮らして行く事。
自分たちの戸籍からこんちゃんが居なくなるんだよね?本当にこんちゃんの為なの?自分たちの為だろ。
こんちゃんが居た事実は政府によってこんちゃんを知っている人全員の記憶を消す処置がとられる。
貴方たちも例外じゃないはずだよね?」と怒りを露わにして話します。



両親は「そんな事はないよ。私たちはずっとこんちゃんを覚えているし、これからも年に数回は会える。そもそも、どうして永愛ちゃんはそこまで内容を詳しく知っているの?」と逆に質問してきます。


永愛は怒りが抑えきれなくなり、身体や怒りゲージの角も少し成長していきます。

そして「どうしてって資料が置いてあったからそれを読んだだけだよ。こんちゃんは何も知らない。だけど、私は全部知ってる。会えるなんて嘘でしょ。会うつもりも無いじゃん!だって記憶が無いんだから!こんちゃんの事を覚えても無い人がなんで会うんだよ。
自分たちがしんどくなったら要らないって事?どうして自分の子供を……」

話しているうちに永愛ちゃんは苦しくなります。優しい両親の裏の顔はこんなにも残酷で、卑劣極まりない人たちだった事。それをこんちゃんは知らない。でも、いずれ学校に行けば知ってしまう事も。

そして永愛ちゃんは決意します。

ー私がこんちゃんを守る。わたしはあなた達を許さないー






※補足…5歳児から推定7歳ほどになりました。(永愛ちゃんは怒ると怒りゲージである角や、身体が成長するのだ)


少し長くなりましたが、ここまで物語を読んで下さり本当にありがとうございます✨


次は、作品への解説をしていこうと思います!



※画質が荒れておりますが、お迎え作品では綺麗な画質になっておりますのでご安心を…😖՞ ՞

『怒りの決意』


まずは永愛ちゃんの性格などの
- ̗̀  𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞   ̖́-   ⬇⬇⬇

「第3人格 永愛」

今回は少し永愛ちゃんが成長したので、長袖のボーダーシャツはアームウォーマーへと変わっています!


さて!作品でのこだわったポイントについて解説していきます!

※画質が荒れておりますのでご注意を!⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


永愛ちゃんは、こんちゃんの中にある深層空間のようなものがあり、そこには永愛ちゃんの部屋があります。永愛ちゃんの部屋は永愛ちゃんが大好きな信号機などが廃棄されていて、現実にもある廃棄場のような空間になっています。廃棄されていた信号機達がと永愛ちゃんの怒りによって、左手に集まって武器のようなかたちになりました。


角の怒りゲージは、怒りで燃え上がるようなピンク色の炎のような形にしました。右だけ角が伸びているのは、右目が緑色なのと関係があります。それは、永遠ちゃんが関係しています!
永遠ちゃんの瞳の色は緑色。なので、永愛ちゃんの右目は永遠ちゃんから分離して生まれた名残り。優しさの塊、永遠ちゃんの瞳からピンク色になりつつあるのは、怒りの感情が強過ぎて瞳の色も赤ピンク色になりそうなのです。煙のような、炎のような物が目から出ているのは瞳から怒りが溢れている。だから、緑色の瞳に保っていられるのだろう…
指が2本指で刺している方にはこんちゃんの両親が居ます。永愛ちゃんは両親を許せなくなり、絶対に許さない。こんちゃんは私が守るとここで決意している場面。


キラキラとしたエフェクトがあるのは
これからのこんちゃんの将来は明るい未来になるんだと永愛ちゃんは確信しているからです。それについてはまた別の物語で(*^^*)

特典の作品については出来上がり次第、こちらに載せたいと思います〜✨
それまで暫しお待ちを…😖՞ ՞




とても長くなってしまいましたが、ここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました!


これからもこんちゃん、永遠ちゃん、永愛ちゃん、親友のエルピスちゃんを温かく見守って下さると嬉しいです!
よろしくお願い致します✨

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