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亀愛したら、人生変わった

金曜日、初めて動物病院にお世話になった、うちの亀さん。

その後、大きくなった水槽にもあっという間に慣れて、ご飯をモリモリたべて、う〇ちをモリモリして、浮島に手をかけて、器用に息継ぎしています。

近付くと、すぐに入水してしまうので、貴重な愛亀上陸シーンはこちら。

ぼた餅ではありません

そうです。ズームに耐えられず、見えません。切実に望遠レンズがほしいです、短冊に願い事を書いたら、タイガーマスクが叶えてくれますか。

ところで、飼い主は、愛亀への懺悔の気持ちでいっぱいです。

①水槽が小さすぎたこと。
②水位が低かったこと。
③甲羅を強く拭き過ぎていたこと。
④乾燥して昼寝&部屋んぽをさせたこと。

月並みだけど、動物は声を出せない。亀は、とっても我慢強い生き物だから、体調や表情に表れるときには、もう手遅れといわれている。

だから、愛亀も、かなりのストレスを溜めていたのかもしれない。気付いてあげられなくて、本当にごめんね。

体に付着した汚れやヌメリが、皮膚病の原因になることを恐れて、毎日、ペット用シートで甲羅を拭いていた。今思えば、自然界にはない化学繊維の摩擦が、体を傷つけていたのかもしれない。

今回、愛亀を病院に連れて行って、色々なことに気付かされた。「愛亀のため」と思っていたことが、ほとんど、飼い主のエゴだった。

水槽の大きさだって、水位だって、拭き掃除だって。ブランケットで寝るカブトニオイガメなんて珍しいってミーハー心丸出しで、愛亀の体のことを考えるより先に、呑気に写真なんて撮っていた。(斬首)相手の立場で考えるって難しい。亀で無理なら、人間なんて無理です。

ということで、飼い主、改心して、愛亀ファーストの会として、生きていこうと思っております。密です、そこ密です。

院長先生「水を汚さないために、ご飯は食べ残しが出ないようにしましょう。」

そこで飼い主考えた。「毎日愛亀が食べたご飯の量を記録しよう。」6月20日(月)19時に、カメプロス沈下性33粒と日記に記録。

これが、意外にも肝心要で、愛亀は限界までご飯を食べると、前足で、口の中のご飯を掻き出すような仕草をする。これがまた結構激しい。

この時に、首の周りを引っ搔いて、傷つけた可能性がある。ということで、限界ホジホジまで、ご飯をあげすぎないために、その記録は意義ありありな気がする。仕事から帰ってきたときの水温も一緒に記録しておこう。

院長先生「う〇ちも正常に出ているのであれば大丈夫」

飼い主考えた。「う〇ちが出た日を記録しよう。」愛亀のお通じがあった日に、う〇ちマークを記入。名誉のために、飼い主の便通も合わせて記録する。土曜日のう〇ちマークが、どちらの分なのか早速、不明です。

水質の状態を知りたいので、㏗値を計測できる機械が欲しい。日光浴のときに、体が乾き過ぎないように、細かいミストが出る霧吹きも欲しいし、ヒーリングミュージックも流したい。(やめて)

でも、給料日まで待ってほしい。今月と来月の出費がゴイゴイスーで、飼い主、毎晩、具無しラーメンを食べる始末。

そんな具無し飼い主、この数日間、愛亀のことだけを考えて生活している。愛亀にとって、何が幸せなのか。わたしに何ができるのか。そればかりを考えて、生きている。

自分の体のメンテナンスよりも、何をするでもなく、愛亀と一緒の部屋で、ボケっと過ごす時間の方が幸せだ。水槽を綺麗に洗ったり、部屋中、次亜塩素水でサルモネラバスターしているときが、最高に気持ちいい。全て無料だし。(ヒモジイ)

そうした途端、飼い主のメンタルがほにゃらら…とか、幸せとはなにかほにゃらら…とか、わたしは幸せなのk…とか、考えても、考えなくても、陽はまた昇る案件について、考え込むことが減ったような気がする。

そんなことより、愛亀は、声にならない叫びを上げることなく、死んでしまうかもしれない。それが、30年後かもしれないし、1年後かもしれないし、明日かもしれない。

大切な命を預かる者として、耐えがたい宿命が、いつもすぐそばにある。明日かもしれない、その別れで、後悔したくない。(元気です)

メンタルモヤモy…とか言ってる暇あったら、愛亀の全身を舐めまわしたい。

亀愛したら、人生変わったように、コイツに飼われたから、良い亀生だったと思ってもらえるように、一緒に生きていこうね、愛亀よ。ひとまず、何事も給料日まで待ってね、お財布亀よ。

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