コロナ感染8日目:ホテル療養退所後はどうする?
体温:36.2度 酸素飽和度:98% 脈拍:72
もう平熱・平常状態が4日以上継続している。
そろそろホテル療養の退所が確実になってくると考えてしまうことがある。
それはいつから会社にいくのかということである。
これはとてもデリケートに考えなくてはならない問題だ。
もちろん、いわれのない差別などには断固とした態度をとるべきであるが、「なに見てんだコラっ!」みたいな不貞腐れた態度はいけない(笑)
そのためには自分がどういう状態になるのかというところを着実に見極めたうえでの行動が必要になる。
ホテル療養が終わったら、どうする?
前日、電話があったクリニックの医院長からはホテル療養で所定の期間の隔離と症状軽快後72時間の間に発熱や咳、下痢、倦怠感など症状の急変がなければ通常生活に戻ることができる!とかなり強め(?)の言葉で言われたのである。
「療養後のPCR検査なんて必要はない! これは国や自治体の様々なケースの蓄積からの最適解なんですよ! 何の心配もない!」
医者からここまで背中を押してもらうとありがたい限りなのだが、そうは言っても色々と調べてみないと分からない。
感染性はなくなり、発症から10日以上経過していれば他の人にうつす可能性はかなり低いと見ている。
そうは言っても、それなりに気を付けているということは大切だし、こちらとしても言い方は悪いがパフォーマンスとしてそういう行動は心がけなければならない。マスクを2重にするとか、机の上に大きい消毒液を置いておくとかね。
退院したのにPCR検査で「陽性」!?
ただ、懸念材料があって、退院後満を持してPCR検査を受けると「陽性」になることがかなりの確率であるらしい。それは治癒していないのではなく死んだウィルスの死骸を検知してしまってのことなのだという。
それを保健所に届けてまた療養生活が始まってしまう…ということもありうるというのだ! だから「療養後のPCR検査は必要ない」という訳か。
発症から10日以上経ってから少なくとも1か月はそういう危惧があるという。
無理解者たちはそういう事象だけを見て「これだから感染者は…」とこころない差別をするのかもしれないが、そういうことに負けてはいけない。
実際に近い人間で「ウィルスは治ったといっても1か月は陽性であるらしいよ」という事を言われたのにはびっくりした(苦笑)「んじゃ、もう1か月寝てろってこと?」と返してみたら何も言わなかったけど。
彼らに理論武装をするために厚労省は色々な基準やら対処方法、相談窓口を設けている。知らないだけで、調べればたくさん出てくる。ここが行政の手厚さを感じる。ネット環境がなければ、電話窓口でもいい。
とにかく、ひとりで悩んではいけない!
誰でもなりうる環境にある僕たちは適度にコロナ感染を怖れながら、それと戦い、共存していかなければならない。心無い差別はある、それは認めなければならない。
だけど、感染者はあなたひとりではない。感染したのはあなたのせいではない。それは紛れもない事実なんだから。
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