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きかんしゃトーマスがポケモンに替わるとき ~息子の成長記録~

子供の成長は早いもので、5歳の息子は少し前まで「きかんしゃトーマス」に夢中だったのに、ある日突然さっぱりと興味を示さなくなり、今は寝ても覚めても「ポケモン」のことを考えています。
今回は、トーマスとポケモンと一緒に育った息子の成長の物語です。

トーマスに夢中だった頃は…

息子がトーマスにドはまりしていたのは、3歳から5歳になる少し前くらいの頃でした。

息子はトーマスがテレビ放送される日曜日を心待ちにし、夕方になると10分おきくらいに「今何時?トーマスまだ?」と聞いてきます。
そして、17:30にトーマスが始まる5分前にはテレビの前に座り、今か今かと目を輝かせて待っていました。

誕生日にプレゼントした「きかんしゃトーマスGO!GO!大図鑑」を食い入るように読み込み、登場キャラクターはほぼ全てを記憶していました。
巻末に収録されたテレビシリーズのお話紹介コーナーが大好きで、お話のタイトルまで記憶するほどです。

テレビで新しいシリーズ(お話)が展開されるのは年に1回くらいであり、1年の内ほとんどは再放送です。そのため息子はほとんどのお話を覚えてしまい、最初の数秒を見れば「このお話知ってる!!ゴードンが意地悪して、丘の上で止まるやつや!!」といった具合に大きな声でストーリーを教えてくれるのでした。

しまいには、「パパ!来週のお話は、〇〇と、△△やで!絶対!」と予言をしだします。最初は聞き流していましたが、しばらくしてその予言が高確率で的中していることに気が付き驚きました。
息子は「きかんしゃトーマスGO!GO!大図鑑」を読み込んで得た情報と、テレビ放送を欠かさずチェックすることで、「テレビで次にどのお話が放送されるのか」その法則を解読していたのでした。

最近のトーマスは、ソドー島を飛び出して世界を旅します
おもちゃのトーマスの眉毛、すぐ消えがち

そのハマりようは、誕生日プレゼントには「トーマスのガチャポンを10回できる権利」を要求するくらいです。彼の頭の半分はトーマスで構成されている。そう感じるほどでした。

キッカケは突然に・・・

それは2021年のクリスマスのことでした。
長女がサンタさんからNintendo Switchのゲームソフト「ポケットモンスターブリリアントダイアモンド」(通称:ダイパリメイクですね!)をプレゼントしてもらったことがキッカケです。

お姉ちゃんが毎日のようにポケモンをプレイする様子を見ている息子。お姉ちゃんは、新しい仲間をGETし、共に戦い、各地のジムを次々と攻略していきます。

以前からアニメのポケモンを見ていてポケモンに興味を持っていた息子は、とうとう自分もプレイしたいという衝動を抑えられなくなっていました。

5歳になったばかりの息子にはまだ早いかなと思いましたが、私も妻もポケモンと一緒に育った世代です。自分達も童心に返ってポケモンをやりたくて「息子をサポートする」という建前で息子と一緒にシンオウ地方の旅に出ました。

ギャラドスが欲しいなぁ

シンオウ地方の道中では色んなドラマがありました

趣旨が変わってきましたが、書きたくなっちゃったので書いちゃいます笑
ダイパをプレイしていない方は全くわからないと思うので、この章は飛ばしてください笑

最初にパートナーに選んだのはヒコザル
「ゴウカちゃん」の愛称で寵愛を受け最後まで大活躍。戦闘中のポーズを真似し、ファイティングポーズをとって上下に揺れる息子の姿に私も癒されました。

プレイ開始後すぐに「高個体値」であることを知らせるカットイン演出入りで草むらから飛び出したムックル
大興奮で「絶対GETや!!」と叫ぶ私。わけもわからないまま何とかGETする息子。
マタヤ」と名付けられたムックルは最後までパーティーを引っ張るエースでした。

アニメでカッコよすぎるエルレイドをどうしてもパーティーに迎えたい息子。失敗してサーナイトに進化してしまい号泣するも、私のフォロー(めざめいしのプレゼント)で進化に成功したときの興奮は忘れられません。

毎週土曜日の朝に楽しみしているアニメ「ダイの大冒険」の主人公から名前をもらい「ダイ」と名付けられた「ギャラドス
「たきのぼり、めっちゃ強いよなぁ!!」と目を輝かせます。

物語の後半で加入した「ルカリオ
アニメでも活躍しており、息子が一番好きなポケモンのためパーティー入りは必然でした。なつき度を上げるため、一緒に駆け回ったことからルカリオへの愛は増すばかりです。

「最後はどのポケモンにしようかなぁ。あ、ちょうど地下大洞窟にいるし、アニメでママのお手伝いしてる、コイツでいいっかぁ」と、適当に選ばれた「ウセラー」こと「バリヤード」。
ただ、このウセラーがパーティの穴をうまく埋めてめちゃくちゃ活躍します。

道中は多少の妻のサポートもあって難なくストーリーを進めていく息子でしたが、最後に待ち受ける四天王とシロナさんに大苦戦。何度やってもクリアすることできません。

無謀に挑戦を繰り返すも勝てる気配がありません。
「地下大洞窟でコツコツとレベル上げをしろよ!」というアドバイスを約一週間の時間をかけてやっと聞き入れました。
そして、長い修行期間を経てとうとうクリアすることができたのでした。(シロナさんとの決戦において「次は、ダイで”こおりのキバ”や!!」と一番興奮していたのは私です)

トーマスとポケモンが息子に教えてくれたこと

まず、トーマスは息子に「カタカナ」を教えてくれました笑
そして、最近のトーマスは、お話の最後にトーマスが(やや説教くさく)今回のお話を総括してくれます。
ゴードンやジェームスはなぜ失敗したのか、どうすればよかったのかを教えてくれるのです
。これが息子にはしっかり届いているようでした。

ポケモンは息子に大きな成功体験を与えてくれました
息子は早生まれで周りの友達より体も一回り小さく、精神的にもずいぶん幼くて心配していましたが、ポケモンを通じてかなり成長したように思います。
私はゲームは決して悪ではないと思っています。親が少しだけ見守ってゲームとの付き合い方を教えてあげればいいだけです。
事実、私はゲームに明け暮れていましたが立派に育ちました笑(特にスーファミ後期のスクウェアのRPGは私の人生に大きな影響を与えたと思います笑)
今からポケモンの次回作を家族で一緒にプレイするのが楽しみでなりません。

小学生になる息子は次に何に興味を示すのでしょうか。
どんなことであっても肯定してあげたいと思います。

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