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【co-ba Join us Journal】#09 移住して分かった香川の魅力。デジタル化との逆行で得られるものとは。

デジタルガジェットが仕事や生活の一部であるからこそ、デジタルと真逆な「森林」「自然」との楽しい付き合い方を皆さんに知って体験してほしいという思いで活動しています。

取材の中から一部抜粋

こんにちは!学生インターンのみなみです♪
本日はco-ba takamatsu会員さん紹介企画、「co-ba Join us Journal」(略してco-ba JJ!)第9号をお届けしていきたいと思います!

co-ba Join us Journalとは?
多様な働き方や生き方を実現するさまざまな人が集まり、【自分らしく「やりたい」を叶える場所】をコンセプトにしたco-ba takamatsuで、メンバーそれぞれがどのようなチャレンジを実践しているのか。「co-ba Join us Journal」では、この街・この場所で新たなつながりや多様な価値観に出会い、次のステップに導かれる仲間が1人でも多く増えていけば、という想いで会員さんにインタビューを実施し、着飾らない表情とともにメンバーの紹介をしていく企画です。

(↑過去の掲載はこちらをご覧ください!)

9人目は「NPO法人どんぐりネットワーク」伊坂宏明さんにお話を伺いました。

プロフィール

NPO法人どんぐりネットワーク所属  伊坂宏明(isaka hiroyuki)

神奈川県出身。5年前に関東から四国に移住。
前職は、企業法務、経営企画業務
(経営課題を元にした改善策の立案+予算取り+施策実行・フォロー)
現在は、県立森林公園ドングリランドで、自然体験・環境学習イベントや森林維持活動の企画・運営と広報を担当。
森林公園職員と家事のダブルワークに取組中。

取材風景

香川への移住

移住の経緯

――出身が神奈川県ということですが、どのようなきっかけで香川で仕事をしようと思われたのですか?

新卒からの就職は東京でしましたが、香川にきたのは2016年です。
それまでは夫婦でお互いに、「自分が何をしたいか」「どんなキャリアを積みたいか」を大事にしていましたが、40代になってから、お互いのことに考えたときに、妻の出身地である徳島で家族の近くで仕事をしたいと思うようになりました。
そこでちょうど自分の所属していた企業が縮小することになり、いい機会だと思い、移住について調べたことがきっかけですかね。そこで移住をサポートしてくれるエージェントさんに、「仕事を探すなら高松から松山。」と言われ、高松で仕事を探すようになりました。

――実際に、香川で仕事を探してみて、どう感じられましたか?

四国の中では、圧倒的に会社も仕事も多いなと感じました。だから、転職するなら香川にしようと思いました。

移住して分かる、香川の魅力

――伊坂さんの思う、香川の魅力を教えてください!

コンパクトシティなことと、交通の便が良いところです。行政手続きや買物も便利ですし、電車通勤もしやすいと思います!終電は早いけど(笑)
あと何より、野菜が安いし美味しい!!


どんぐりネットワーク

事業概要

ーー伊坂さんの事業概要を教えてください。

立森林公園ドングリランドで、自然体験・環境学習イベントや森林維持活動
の企画・運営と広報を担当しています。

ーーサラリーマンから主夫、さらにNPO団体という異色の経歴をもつに至った経緯お持ちなんですね!そのきっかけは?

きっかけはボランティアに参加したことです。前の会社を辞めた後、「何かできないかな」とボランティアを探していた時、そこで職員を探しているという話から非常勤職員になりました。


ーー本当に色んな経歴を持っていらっしゃいますよね。全く違う業種に転身されているように思えますが、キャリアを形成する中で伊坂さんが大事にしていることは何かありますか?

企業の利益のためというより、「人」や「社会」に貢献できる仕事を見つけたいと思っています。デジタルガジェットが仕事や生活の一部であるからこそ、デジタルと真逆な「森林」「自然」との楽しい付き合い方を皆さんに知って体験してほしいという思いで活動しています。


ーー確かに、デジタル化が進んでいる中、日常生活で自然に触れる機会は少なくなっているように思えます。

そうなんですよね‥。でも、自然からしか学べないものもあると思っていて。例えば、子供が道具で怪我して血が出ることを知ることも大事だと思います。


ーーSNSでどんぐりランドのイベントの様子を見ていると、やっぱりお子さんが多いようなイメージはありますね!子供と関わることで新しい発見があったりしますか?

大人は年を経るごとに感情の起伏が小さくなっていくから、子供の、小さな勝負事見せる喜怒哀楽の差がすごい新鮮で、「いいなぁ」となります!
また、大人こそ小刀やノコギリを使う時間はリフレッシュになるかもしれないですよ。実際に、どんぐりランドにに来た大人もめっちゃ笑ってめっちゃ喜んでる人が多い気がします。会社でのビジネスライクな環境では味わえない体験をできるからかな。こんな感じで、会社ではできない体験できる場を提供していきたいです。


co-baの利用価値

ーーco-baの会員になろうと思った理由を教えてください!

自分の知らない業種の方と知り合う機会が欲しかったからです。これは後から気づいたことですが、会社の中だと、会社の同僚・お取引様など、自分のコミュニティがそれだけになってしまいます。一方で色んな人がいるco-baはたくさんのことを知ることができる場所だと感じています。

ーーNPO団体で活動される中、co-baをどのように利用されているんですか?

会員やイベント参加者との会話が、色々なことのヒントになります。例えば、「こんなイベントあったら親子で楽しめるなぁ」とか「こういう体験を子供の時にするのって大事だよね」という会話が企画のヒントになったりしています。
また、最近では、「大人向け自然体験イベント」のヒアリングで、co-baの会員に、Googleフォームを使ったアンケートに協力してもらいました。最初の予想を大幅に上回る約50件の意見が集まり、すごくびっくりしたし、すごくありがたかったです。

最後にちょこっと、伊坂さんの好きなコト

ーー最後に、伊坂さんが今ハマっていることやモノ・趣味など、皆さんに紹介したいものがあればぜひ教えてください!

夫婦でプロレスを見るのが好きです!

あと最近は、モルックにハマっています!!
プレイヤーは、モルックスキットルと呼ばれる木製の棒を投げて、スキットルと呼ばれる木製のピンを倒します。その本数とそこに書かれた数字により得点を先にちょうど50点にしたプレイヤーの 勝利というゲームです。

編集後記

伊坂さんの事業のお話や、co-baに来るまでの経緯を聞いていると、co-baのいいところは、ビジネスマッチングだけではなく、年齢・職業が違う人との関わりの中で新しい発見ができることだと感じることができました。
また、スマホやパソコンで何でもできてしまう時代になっているなぁと思う日々ですが、そんな中でも、自然からでしか得られないものあるということを再認識できた取材でした。
そして、大学の半分が過ぎ、キャリアのことをぼんやりではなく、はっきりと考えなければならないなと思い始めた私にとって、伊坂さんのまさに異色というべき多彩なキャリア変遷のお話は、「何歳になっても新しいことを始められる」「いつでもやりたいことを追求して行きたい」と思わせてもらえるものでした!
キャリアだけでなく趣味も多彩な方です✨co-ba takamatsuで伊坂さんを見かけた際はぜひ話しかけてみてください!


取材時に伊坂さんが持ってきてくださった、森にあるもので作ったかわいい小物たち

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