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予防接種と母と書類|事務処理能力がほしい


新年度がはじまり、大量の書類に囲まれ、嵐のような毎日です。親には、(私の苦手な)事務処理能力も必要なんだなあ……と当たり前のことに気づかされます

これまでの人生において、我が子(×2)の母子手帳に書いてある「予防接種」一覧(いつ、何を、どこの保健所や病院で接種したか)を何度別の紙(保育園の申込書類、入園書類、小学校や学童に提出する紙など)に書き写したことか……。転勤族ゆえ、50回は書き写したと思います。そして、各地の自治体にお世話になったんだな、と感慨深くなります。

そういえば、母1年目のある時期、「子の予防接種」が人生の関心の何割かを占めていました

第1子が乳児だった約10年前は「不活化ポリオか、生ポリオか」みたいな議論もありました。寝かしつけの合間にネット検索をしてあふれる情報にもんもんとしたり、スケジュール通りに予防接種が受けられるように体調管理に気をつけたり、不活化ポリオを先駆けて扱っている小児科の先生に話を聞きに行ったり、リスクを調べたり、ちぎりぱんのような我が子の腕にこんなにたくさん針をさすのか…と勝手に心を痛めたり、注射を打つたびにギャン泣きする我が子の姿に戸惑ったり……。強く、賢く、決断力がないと親になれないのか!と叫びそうになりました。

第2子は、同じマンションに住んでいたママに教えてもらった内科にお世話になりました。ネット検索では、あまり情報は出てこず、HPも簡素でした。たぶん、教えてもらわなかったら、訪ねることはなかった病院です。

あたたかく、親子に寄り添ってくれる病院でした。

助かったのは、母子手帳の予防接種欄に、手書きで「いつごろ受ければいいか」を書いてくれたこと

年長さん

こんなふうに。本当に助かりました。いまも、母子手帳を開くたびに、あのときの気遣いを思い出します。「複雑だから、書いておきますね~」。看護師さんの優しい声が耳に残っています。

話がそれましたが。最近は、アプリやメールアドレスの登録、といったスマホ絡みのミッションも増えました。予防接種のスケジュール管理も、アプリが主流になっていくのでしょうか?

そして、引っ越すたびに学校や園から、地元信金や地銀の口座開設を求められる……(=給食費や教材費などの引き落としのため)のは転勤族あるある、なのかな。

・出欠確認アプリ登録

・体温登録アプリ登録

・写真注文アプリ登録

・地元信金の口座開設

・登下校通知カードの登録

・さらに、大量の書類書き

時間が、あっという間に過ぎてゆきます。そんなわけで、noteの更新も途絶えがちですが、少しずつ積み重ねていきます。

子どもたちが、のびのびと新生活を送れますように。

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