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部下の育成

役職がつくと実務に加え、部下の管理・育成が業務になりますね。
プレイヤーとして優秀だった人ほど、部下の育成には苦戦するかもしれません。
自分が自然とできたことが、なぜ部下にはできないのかがわからない。
役職がついて部下ができたとき、部下への仕事の教え方まで教えてもらえることはあまりないのではないでしょうか。

実践が何よりも学びになる、やってみることで理解が進む、という方針で、
簡単に伝えて、やってみてもらう、わからないことがあれば聞いてね、というスタイルは、
組織が小さくて、普段からコミュニケーションをとれている、とりやすい環境であればそれもOKですね。

ただし、上司の立場でコミュニケーションが取れていると思っていても、部下からしたら、相談したいけどしにくい、YESと言うしかないなど、十分でないと感じているケースは多い、という認識は持っていてください。

部下に初めて任せる仕事は、一つ一つの行動について、経験があるかきちんとチェックしましょう。
基本をまず分解して、できるように指導する。高度なことは基本が身についてからですね。
場合によっては、手取り足取り指導する必要がある業務もあるかもしれません。
結果や成績で評価するのも大切なことですが、行動も計測できるようにして、できたかできなかったか、それはなぜか、どうしたらできるか、を振り返る癖をつけることも有効です。
部下のマネジメントにもKPIの視点を取り入れましょう。

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