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集中できる環境を確保する

生産性を上げるためには集中力も鍵になります。
集中が途切れてから、再び集中している状態に戻るまでに23分かかるという調査もあります。

電話はどのくらいかかってきますか?
上司や部下から話しかけられる頻度は?
作業中に他ごとで手を止めるたびに集中が途切れます。

メールを確認する頻度はどうでしょうか。
メールは忘れないうちに即レスを、というアドバイスもありますが、
メールチェックをして、返事が必要なものにすぐ対応して、メールチェック前にやっていた業務に戻ると、何をやっていたっけ?となることはありませんか。
メールチェックを1日10回行う人は、集中力が戻るまでの時間が単純計算で23分×10回、合計230分も集中力が削がれた状態になってしまうということになります。
抱えている仕事によっては難しいこともありますが、メールチェックの回数を減らすためチェック・返信をする時間を決めておく、ということも集中力を持続するためには有効な手段です。

また、スマホがデスクにあるだけで集中力が低下する、という研究があります。
スマホが置いてあるだけでマルチタスク状態になるそうです。
集中する時間を確保したいときは、スマホをしまっておく、ということも効果がありそうですね。

電話や、話しかけられる、ということはコントロールが難しくても、メール対応の時間を決めるなど頻度を意識的に減らすことや、スマホをしまう、といったことは、個人でも多少コントロールしやすい範囲の取り組みかと思います。

もし上司の立場であれば、部下に話しかけるときは、部下の集中を一旦遮るのだという認識も持ちましょう。(ただし、意識しすぎてコミュニケーションが不足しないように気をつけましょう!)

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