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基礎練としての数学

こんにちは。

前回「基礎練としての国語」という文書を公開したのですが、今回は「基礎練としての数学」について書いていこうと思います。


数学の基礎練といっても、皆さんの思うとおりの「計算、計算、計算」という感じで、非常に単純な数式を数こなすという内容です。数といっても週100問くらいなのですが…


こんな無茶な分量をこなすべきという考えにはきちんと理由が存在します。数学(というか計算を使う学問)は積み上げ型で、最初で躓けばそこで終わりです。歴史の様に「古代が分からないけど近代すごく分かる」のような現象は起きません。そのため、基礎練を積み重ねて、複雑な問題や文章題に対応出来るようにすることが要求されるからです。ある方法を学ぶとき、十問そこらでは方法の理解はできず、「どうして正解したか分からない」となることも多々あります。何かの解法は急に出されても正解できるくらいになって初めて「理解した」と言えて、そこに行き着くには百何問くらい解かねばならないのだろうかと考えます。


実際、この「基礎」として「正負計算」「文字式・基礎的な方程式計算」「式の展開・因数分解」「一次関数の式特定」「面積・体積の値や比の導出」などが挙げられます。しかもこの演習は、習いたてのとき1回で終わらせる必要などなく、忘れたら戻って演習しなおすのが大事です。また、一通り終えたら全分野混ぜた問題群で計算演習をしましょう。何の分野か分かっている時より意外と解けないみたいですよ。大学入試は何の分野か分かっている場合が多いですが、高校入試はここで紹介したような問題が最初の1~2個の大問で一気に出るので…
今回はここまでです。それでは。


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佐々木先生説明(修正版)

パンフ01

パンフ02

パンフ03

パンフ04

パンフ05

パンフ06


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