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「春菊とクルミのペースト」を5つのメニューで食べ尽くす

おとなになってから、その良さに気づくものがあります。

たとえば”食”でいうと、まずは「柿」。

「なんて華のないフルーツだろう」(←失敬!)と、子どもながらに感じていましたが、おとなになってからは旬の時期になると必ず買って食べる、もしくはスイーツにして魅力を引き出す、までに。

鍋の定番「春菊」は、いつも鼻をつまんでイヤイヤ食べる存在でした。あの独特の風味がたまらんと、いつからか思えるようになったから、ひとの好みというのはわからないものです。

この冬、何袋分の春菊が、わたしのカラダを巡ったことでしょう。

ココノミの春菊

たまには変化球で春菊にスポットライトを当ててみようと思い、つくってみたのがジェノベーゼみたいな「ペースト」でした。


「春菊とクルミのペースト」レシピ

材料

春菊:85g
クルミ:50g
有機あまに油:150g

つくりかた

①フードプロセッサーにクルミと有機あまに油をいれ撹拌する

②春菊の葉を加え、さらに撹拌する

「あれ?」と思われたかたがいらっしゃるかもしれません。スイーツのレシピもそうですが、わたしは極力「塩」をつかわないでいます。塩分を摂り過ぎないようにする、素材を味わう、アレンジしやすくする、という3つの理由からです。

”レシピ”というほどのものでもない、超簡単な「春菊とクルミのペースト」。でも、これがなかなかイケるし、見栄えも格上げされるんです。

うちの定番の有機あまに油


「春菊とクルミのペースト」5つのアレンジメニュー

手っ取り早いのがサラダです。

「フェタチーズのサラダ」には、ヘンプシードをON。このうつわ、実はJoeyのフードスタンドとセットのものでした。

陶器でほどよい重みがあり、焼き具合や質感もいいのですが、Joeyは秒で食べ終わってしまうので、元の「早食い防止」が施してあるうつわに戻り、これはわたし用にあいなり。

こちらは和風のサラダ。納豆に「春菊とクルミのペースト」もGood。


たまには、アスパラガスがメインの日だっていいですよね。

ココノミのアスパラガス

少し芯が残るくらいの柔らかさがベスト。

ラムチョップにのせたら、立派な一品にみえてきます。

アスパラガスもラムチョップも、低温調理器で火をとおしました。

これは、「ブロッコリーのグラタン」。

アボカドと、noteでみつけた乾燥野菜「OYAOYA」がはいっています。

「アーモンドミルクのホワイトクリーム」レシピ

材料
タピオカスターチ:大さじ1と1/2
アーモンドミルク:300g
ギー:大さじ1と1/2

つくりかた
①耐熱ボウルにタピオカスターチとアーモンドミルクをいれ、よく混ぜあわせる

②600wのレン時で2分30秒加熱し、よく混ぜあわせる

③とろみがでるまで②を繰り返す

オーブン対応のうつわに「アーモンドミルクのホワイトクリーム」を流しいれ、「春菊とクルミのペースト」を好みの量のせ、具材を並べたらペコリーノ・ロマーノチーズをかけて、200℃のオーブンで10分焼きます。


子どものころには気づけなかった「良さ」や「ありがたみ」。案外たくさんありそうです。頭がかたくなりがちだけれど、おとなになるのも悪くないなぁなんて気持ちにもなります。

旬の野菜、春菊・アスパラガス・ブロッコリーを存分に堪能しながら、そんなことを考えていました。


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今日のライブ配信は11時〜を予定しています。