レクチンフリーな「ダブルベリーシフォンケーキ」
シフォンケーキをはじめて食べた日のことは、もういつだったか忘れてしまいましたが、この世にそのようなスイーツが存在し、しかも自分で焼けるのだと知ったきっかけは、栗原はるみさんの初期の本だったと記憶しています。
しっとりほわっほわっ。見た目とは裏腹に軽い口どけ。
卵のちからに驚いたものでした。
薄力粉でつくっていた時代が、いつしか米粉になって数年。4年前には、こんなレシピを公開していました。
米粉だけではなく、豆乳や豆腐をつかっていたのが今となってはなつかしい気分です。
レクチンフリーなライフスタイルになってから初のシフォンケーキを焼くにあたり、ここはやはりアーモンドパウダーに頼るしかないなと試し焼きしてみたら成功。
試作品はプレーンタイプでしたが、冷凍庫で眠っているブルーベリーを消費したくて、せっかくなら「ダブルベリー」と名のれるレシピにしようとちょいとアレンジしました。
富澤商店の「フリーズドライパウダー ストロベリー」を生地にIN。
レクチンフリー&グルテンフリー「ダブルベリーシフォンケーキ」
材料(17cmシフォンケーキ型 1台分)
つくりかた
①ボウルに卵白をいれ、白っぽくなるまで泡立てる
②エリスリトールを3回にわけて加え、角が立つまで泡立てる
③別のボウルに卵黄とはちみつをいれ、白っぽくなるまで混ぜる
④ココナッツオイルとフリーズドライストロベリーパウダー加え、しっかり混ぜる
⑤アーモンドミルクを加え、混ぜあわせる
⑥アーモンドパウダーを加え、よく混ぜあわせる
⑦ ①の1/3量を加え、しっかり混ぜあわせる
⑧残りの①を2回に分けて加え、ゴムベラでさっくり混ぜあわせる
⑨型に流しいれ、170℃に予熱しておいたオーブンで35分焼く
⑩豆乳グルトをシフォンケーキの中央に流しいれ、ブルーベリーをトッピング
うちで現在つかっているオーブンは上部に焦げ目がつきやすく、残りの10分はアルミホイルをかぶせて焼きあげました。
天然のストロベリーパウダーだと、いわゆる「いちご色」にはならないけれど、気分はちゃっかり「ダブルベリー」。
RIVERETの竹でできた、肌あたりのやさしいうつわとあわせました。
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