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トラウマやHSPからくる困難について、私なりの向き合い方。

こんにちは😊

今回は「トラウマとHSPからくる困難について、私なりの向き合い方」です。

「私は過去にトラウマがある。」
「私はHSPの気質があるかも。」
noteを書き始める前、これをnoteに書くかどうか、とても悩みました。

「HSPだから。」
「トラウマがあるから。」

そう言ってしまったら、気を遣われるのでは?
可哀想な目で見られるかも?
逃げてると思われるかも?
そんな考えが頭をよぎったからです。

ここでは、私なりのトラウマやHSPとの向き合い方について書きたいと思いました。読んでいる方の参考になれば嬉しいです😊


素直にさらけ出す理由。


noteに素直に書くことで、結果的に、可哀想な目で見られたり、逃げてると思われることはあるかもしれません。それは、その方の見方ですので、「どうぞご勝手に、好きに見てください。」というのが私の本音です。笑

noteで私の内面をさらけ出すのは、気を遣ってもらいたい訳でも、可哀想な目で見られたいわけでも、逃げたい訳でもありません。

私はむしろ、トラウマやHSPと向き合って、対応できるように自分を変化させ、生きやすい人生を、幸せな人生を送りたいと思っています。そのために、noteになるべく自分の感情を素直に書いています。

いくら言い訳しても、誰かから許しをもらっても、世間は変わらないのを、私は身をもって経験しています。
逃げても逃げても、結局自分からはどう頑張っても逃げれないのを、とても良く知っています。
本当に逃げて逃げて、カナダまでやってきた人間ですので。笑

私の場合は、「自分から逃げて逃げて、気付かずに一周回って、自分とこんにちは!結局、向き合うことになった。」感じです。笑


トラウマとHSPからくる困難について、私なりの向き合い方。


私なりの向き合い方は、トラウマや困難を「克服する」というよりも、「対応できるように自分を変える、作る。」自分をトレーニングする感覚です。

では、どうやって自分をトレーニングするのか。
「対話」を使います。

対話をする相手、つまり私の「トレーニングコーチ」は、数人います。例えば、カウンセラーさんだったり、旦那さんだったり。

その数名いるトレーニングコーチの中でも、一番親身になってくれる、ベストコーチは、自分自身です。
いつも必ずそばにいてくれて、力強く私を支えてくれて、励ましてくれる人です。そして私の心の一番の理解者でもあります😊


そのコーチは、私の話を聞き、私の感情を聞き、そして受け入れてくれます。落ち込んでいる時は、こんな暖かい言葉をくれます。

辛かったね。
寂しかったね。
よくここまで頑張ったよ。
強いよ。
色んなことがあっても、ここまで生きることを選んできたんだから。
サバイバルできたんだから。
自分を信じて、歩いてきたんだから。
芯の通った、強い人だよ。


そのコーチは、私が弱音を吐いたり、自分を傷つけたり、「私なんて幸せになれない」などと言い、自分を見下したりすると、悲しい顔をします。そして、励ましの言葉をくれます。

幸せになれるよ。なっていいんだよ!
誰もダメだなんて言ってない。
そんなこと言われたら、私まで悲しくなるよ…
これまで一緒に頑張ってきたのに。
無駄にしちゃうのは、もったいないよ。
もう少しだけ、一緒に歩いてみよう?


こうやって、自分自身という「コーチ」と一緒に、励ましをもらいながら、困難を乗り越えていきます。

この「コーチ」がいたから、私はここまで来れたんだと思います。自殺せずに済んだと思います。コーチ(自分自身)に感謝です。

こんなコーチからの励ましをもらいながら、一緒にトラウマを乗り越えてきました。私の向き合い方は、こんな感じです。笑


「コーチ」の存在は、まず自分の感情を受け入れることを許してくれます。自分が落ち込んでいる時に、一番欲しい言葉や励ましをくれます。

自分の感情を受け入れる事ができれば、その後は少し俯瞰から見る事ができます。そうすると、色んなことに気付きます。

例えば、
「あの時、あの人からこんな事を言われて落ち込んだけど、あの人が言いたかったのは、こっちの意味なんじゃないかな…?」
「実際、自分はあの人が言うように、ダメな人間なのだろうか?少なくとも、自分は自分のことをそんな風には見ていないな。」

こんなふうに、受け取り方や自分の見方を修正する事ができます。

こうして、少しずつ自分をトレーニングして、対応できるように自分の考え方や見方を健康的な方向に変えます。


これは、セルフコンパッションという対応の仕方です。大切な人が落ち込んでいる時に、その人を励ますように、自分を励ます。

自分自身がひどく落ち込んでいる時は、自分を励ますのは簡単なことではないと感じます。しかし、練習を重ねることで、少しずつ出来るようになりました。

私はセルフコンパッションを練習し続けて、もう5年ほど経ちます。未だに、セルフコンパッションをマスター出来ずに自分を責め立てることも…

でも、最終的には、セルフコンパッションに、私自身という「コーチ」に、助けられています😊


私と「トマト」の関係。 「克服」はしない。

少し例え話を。

いきなりですが、私はトマトが小さい時から大嫌いでした。どう頑張っても食べれませんでした。

「苦手は克服しないと!」
「食べ続ければ、好きになるかも。」

そう考えて、毎日頑張って食べましたが、どうしても好きになれませんでした。
味と食感に、慣れることができず。
食べると涙と嗚咽が…笑

トマトを好きになることを、諦めようとした時。
ふと、ハンバーガーのトマトならそんなに気にならないことに気付きました。
ピザのトマトも、そんなに気にならない…!
ドリアやパスタのトマトは…むしろ好きかも!


ようやくここで気付きました。
「火が入っている、調理されたトマトなら食べれる、むしろ美味しい」ことに。
でも、「生のトマトは食べれない」ことに。

目的は、トマトが食べれるようになること。トマトの栄養を取り入れること。「苦手克服」とは言えないかもしれませんが、トマトの栄養は取り入れることができる、つまり目的は果たすことができました。

こうやって、私はトマトとの良い関係を作ることができました。

- END -


なんの話?!って感じですが、笑
トマト = トラウマやPTSDと思って読んで頂ければと思います。笑

「苦手を克服する」と聞くと、嫌いな生トマトを涙ぐみながら食べ続ける…みたいなイメージが湧きます。そうして克服できる方もいるかもしれませんが、個人的には少し危険な気がします。心の傷を塩で洗って、揉んで、とても痛い思いをして、無理をして、結果、故障する気がします。

私なりの向き合い方は、「克服する」言うよりかは、「工夫する」です。工夫するポイントは、気付く→料理法(捉え方)を変えるです。「幸せになる」という目的さえ果たせれば、克服なんてしなくて良いと私は思っています。

「辛くなった時に対応できるように、自分をコントロールする。必要なら自分を変える、作る。そして自分を信じる。」これが一番大切だと思っています。

個人的には、トラウマもPTSDも、こうやって山を超えてきたました。そんな私は、今後もしHSPからくる困難があっても、こんな感じで山を越えるんだと思います。


自分自身の心と向き合うタイミング。


私なりの向き合い方は、トラウマなどを「克服する」というよりも、「対応できるように自分を変える、作る。」そして「工夫する。」

そのために、実生活では、カウンセリングに通い続けたり、EMDRという治療を受けたり、noteに書いたり、ジャーナリングをしたりしています。

実際、セルフコンパッションに出会えたのも、それを続けられているのも、カウンセリングのおかげだったりします。


しかし、毎日カウンセリングに通っているのか、毎日ジャーナリングをしているのかと言うと、そうしているわけではありません。自分自身の心と向き合うタイミングは、自分の感情の波に合わせています。その日によって、全く向き合わない日もあります。

もしくは、「まだ向き合えない」と感じることもあります。何かを認めるのが怖かったり、自分の一面を受け入れる事ができなかったり。

そんな時はなるべく、一旦それを横に置くようにしています。無理に向き合うのではなく、時が来るのを待ちます。自分が「準備完了」するのを待ちます。

「それは逃げることにつながるのでは?」と思われるかもしれませんが、自分の心に素直でいることを心がけていれば、「準備完了」のサインは必ず気付きます。

自分の気持ちと向き合うには、マイペースが一番だと思います。準備が完了していないのに、無理に「自分の心と向き合わなければ」と自分を追い込むと、ケガをします。心の傷を塩で洗って、揉んでいるのと同じになってしまいます。


傷が大きければ大きいほど、向き合うのには時間がかかります。私の場合、時が解決してくれると信じて、自分から逃げて、トラウマから逃げて、10年が経ちました。

では、その10年は無駄だったのか。
必死で何かから逃げて、許しを求めて、何かを探していたのは無駄だったのか。
心のどこかで「助けてほしい」と願い、過去の話をすれば可哀想な目で見られ、気を遣われ、免罪符を貰い、結果、不幸自慢になってしまったあの時期は、無駄だったのか。

当時、周りの方に、多大なる迷惑をかけていたのは本当に許されないことですが、あの10年は無駄ではなかった、むしろ私に必要だった10年だと思います。


当時の私は、免罪符をもらっても、結局は何も変わらないことを知る必要がありました。どん底まで落ちないと、「とりあえず国から逃げよう。(爆)」なんてことにはならなかったと思います。

逃げた先で、カウンセリングに出会い、セルフコンパッションに出会い、自信を取り戻して日本に帰って来ました。

それでも完全復活ではありませんでした。10年塞いでいた膿んだ傷を開けた以上、日本であれどこであれ、その傷と向き合う必要がありました。日本でもカウンセリングを続けることを決めました。

もちろん、何度か逃げたくなる時もありました。(今でもあります。)トラウマからくるフラッシュバックを避けるために、仕事から逃げ出そうとした時もありました。EMDRが辛くて、辞めてしまおうかと思った日もありました。

そんな時も、カウンセラーさんや旦那さん、そしてセルフコンパッション(自分自身)のおかげで、逃げ出さずに向き合う事ができました。正直なところ、安定剤が必要だった日もあります。


自分の感情と向き合うのは、特にマイナスの感情と向き合うのは、とても体力が必要です。頑張った後には、ゆっくり自分を癒す必要もあります。周りのサポートなしに、自分のサポートなしにそれをするのは、極めて困難だと思います。

確かに、必死に自分と向き合っている方からすると、色々言い訳をして、免罪符を貰いながら、自分の人生から逃げ続ける方を見ると、イライラするかもしれません。

私はそんな時、何も言わずに話を聞くことに徹します。万が一、私や私の家族に害があるなら、ゆっくり身を引きます。

相手を変えようとはしません。

過去の出来事が心の中に居座り、どう頑張っても、どうあがいても、心の中から出て行ってくれない辛さを、私は知っているからです。

私がそうであったように、その方にとっては、そうすることが必要な時期だと思うからです。

ただ、その方がいつか、自分と向き合う決心をしてくれると信じて、その方が心から幸になることを信じて、願うだけです。


まとめ。

今回は、「私なりの自分の気持ちとの向き合い方」について書いてみました。克服するのではなく、工夫する。対応できるように、自分の考え方や視点、見方を変える。

このご時世に、「根性で克服しろ」というのは賛成できません。そんなことを言われると、「科学は何のために発展してきたんだ?!」と思ってしまいます。笑

発展した科学や研究を、自分のために利用する。自分が幸せに暮らせるように利用する。少なくとも、私のカウンセラーさんは、その知恵を私に分けてくれました。必要だと感じてカウンセリングに行くことは、賢い選択だと思います。


過去は変えれません。これは仕方ないと思います。
でも、ここであきらめません。終わりません。
「じゃあ何が変えれる?」
そうやって考えることができれば、もう逃げではないと思います。

カウンセリングやセルフコンパッション、EMDRを通して、過去に起きたことは変えれなくても、その出来事の「見方」は変えることができると学びました。

最近気づいたHSPに関しても、「変えれないから、仕方ない」と諦めるつもりはありません。

HSPをネガティブに捉えず、ポジティブな視点で捉えたいです😊まずはHSPをもっと知ります。

それだけでなく、HSPを知ることで、自分をもっと深く知り、受け入れたいと思います。そして、不都合があれば、それを改善する。対策を取り、脳をトレーニングする。そうすれば、自分の人生を、自分できちんと歩ける気がします。

もうここまで来たら、仏になり、悟りを開くことを目指すつもりで頑張ります。笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊





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