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『鎌倉殿の13人』の源頼朝の生き方

こんにちは!リュウです!(^^)!

今回は『鎌倉殿の13人』の源頼朝の生き方について書いていきます。

大泉洋さんが演じた源頼朝。
猜疑心が強く、御家人の上総広常や弟の義経・範頼を討たせるなど、人間の黒い部分が際立っているなと思っていましたが、1人の人として見ると、主人公の北条義時が学んだようにその生き方・考え方には目を見張るものがあると感じました(^^)/

現代社会でも参考になるそんな源頼朝の生き方・考え方を紹介します!

それではどうぞ!

胸に秘めた強い想いと覚悟

父の敵である平家を滅ぼし武家の棟梁となる。
これが頼朝の悲願でした。

この悲願を達成するために、頼朝は自分の立場を理解し、どんな状況になってもあきらめず生き続けました
これができたのは、頼朝に強い想いと覚悟があったからこそ!

頼朝が義時に自分の悲願を語るシーンは、まさに頼朝の強い想いと覚悟が表現されていました。

さらに、最初は本当に挙兵をする意志があるのかを感じさせず、時期を見て義時に打ち明けたことも目を見張りました!
強い想いと覚悟を胸に秘め続け、ここぞ!というときに解放し行動する
強い想いと覚悟を秘め続けたのは、自分の悲願達成のため!
ここが頼朝と義経のちがいで、頼朝がうまく生き残れた1つの理由だと思うのです。
そう思うと、頼朝を見る目が変わりました。
頼朝すげぇー!と(笑)

  1. 自分の悲願=目標を決める(自分の核を明確にしよう!)

  2. その目標を必ず達成する強い想いと覚悟を持つ

  3. 強い想いと覚悟は胸に秘めてここぞ!というときに解放し行動する

組織の長(リーダー)としての姿勢

頼朝は鎌倉幕府という組織の長=鎌倉殿として君臨しました。

鎌倉殿として君臨した頼朝のやり方に嫌悪感や非情さを感じた人も多いのではないでしょうか(-_-)

  • 上総広常を利用してから謀殺

  • 奥州藤原氏に義経を討たせる

  • 息子の一条忠頼を討ち、武田信義を事実上屈服させる

これだけでも頼朝のしたことは最悪です( `ー´)ノ

しかし、絶大な権力や影響力を持ち、御家人たちを束ねて、自分を中心とした鎌倉幕府という組織を運営していく頼朝の姿勢には、3つの特徴があり、その特徴は組織の長(リーダー)に欠かせないものとも思うのです。

①組織として考える

頼朝は何か問題が起こる度に非情な対処をしていましたが、その対処のほとんどが組織としてどうするか?というものでした。

組織を運営していくためにはどうするか?
組織が生き残り続いていくためにはどうするか?

物事を個人としてより組織としてどう考えるか
、この能力が頼朝は優れていたのではないでしょうか。

一目置かれていた上総広常を謀殺することで、個人としての考えが強かった御家人たちに組織(鎌倉幕府)を意識させたと考えると、頼朝の手腕は見事だな~感じました。

②大局を見る

頼朝は物事を組織として考えた後、大局を見て判断していました。

義経を討つときも、鎌倉幕府として討つより奥州藤原氏に討たせ、それを口実に奥州藤原氏を滅ぼす、まさに大局(全体)を見てから判断したのです。

頼朝恐るべし!

大局を見ることで、感情に流されず合理的で客観的に物事を判断することができ、結果的に成功をおさめることが多くなります(^_^)

組織の長には、大局を見る力が必要不可欠なのです!

③世間体・プライドにこだわらない

頼朝は奥州藤原氏を滅ぼした後、いよいよ自らが京都に上洛しました。
そのとき、政治的に対立していた後白河法皇と対面し、戦のない世をつくるため力をかしてほしいと頭を下げています。

世間体やプライドにこだわらず、己の目的のため行動できる
これができる組織の長(リーダー)は、本当の威厳が備わっているなと思います。

人の目や評価、面子などを気にして世間体やプライドにこだわる組織の長(リーダー)は、成功をおさめることが難しいのではないでしょうか。
「そんなもの気にするなら捨ててしまえ!」
頼朝ならきっとこう言うはずです(笑)

  1. 組織の長として3つの力が求められる。1つ目は『組織として考える力』。個人より組織を優先しなければいけないときがある

  2. 2つ目は『大局を見る力』。物事を合理的・客観的に判断するために全体を見よう!

  3. 3つ目は『世間体・プライドにこだわらない力』。自分の目的にこだわろう!

すべてを受け入れる潔さ

頼朝は自身の死が身近に感じたとき、さらに疑心暗鬼になったり、不安のため様々なことをしていましたが、北条義時と最後の話をするシーンでは、そういった不安などは感じませんでした。

今までの頼朝は、すべてのことに抗っていましたが、最後の最後ですべてのことを受け入れていたように思います。
この潔さがすごいなぁと。

物事に執着せず受け入れる潔さ。
もしかすると頼朝は気づいていたのかもしれません。
これが生き方の本質なのではないかと。

頼朝は本当にすごい人でした!

まとめ

  • 自分の悲願=目標を明確にし、強い想いと覚悟を持て!

  • 組織の長(リーダー)となったときは、物事を組織として考え、大局を見て判断し、世間体・プライドにこだわるな!

  • すべてのことを受け入れる潔さを持とう!

今回は以上です。

おわり!

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