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言語聴覚士と私

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言語聴覚士として、私個人として思っていることつれづれ
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#身体

認知症重度になっても食べて、話ができるといいな

認知症重度になっても食べて、話ができるといいな

医療的な認知症末期は7段階に分けられています。段階7: 非常に重度な認知機能の低下
(重度あるいは後期段階のアルツハイマー病)これはアルツハイマー病の最終段階であり,患者は環境に反応したり,会話したり,最終的には体の動きを制御する能力を失う。 この段階でも,単語や文章を口にする場合がある。
この段階の患者には,食事やトイレの使用を含めた,ほぼ全般に渡っての日常介護が必要である。 微笑んだり,手助け

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いくつになっても人は変わるらしい

いくつになっても人は変わるらしい

人はいくつになっても、どのような状態になっても、新たな入力刺激があれば変化できるようです。

最近、一番嬉しかった患者さんの変化。
ご病気により意思疎通不能、無表情と申し送られた方の嚥下のリハビリを依頼されました。
脳幹アプローチや、ヨガを学ぶ中で身体からの刺激や自発的な動きがいかに大切かを体験として感じています。
身体を整えたあとに、舌をぐるっと動かしたり、指を動かして私の手を触る様子が見られた

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