ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や…

ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や仕事をしている中で感じた諸々を、今は週1回くらいの頻度でnoteにしたためています。 コメントが付くと嬉しくなります。

マガジン

  • 繰り返し読みたいnote

    はたと行き詰まったときに振り返りたい記事をまとめました。

  • わたしの頭の中

    心の中で色々思うことはあれど、実際口に出すのは3%くらい。そんなわたしの頭の中で考えていることを綴りました。

  • 小説/ドラマ/商品レビュー

  • 怒る女

    この世の中、やっぱりおかしい。怒る女は嫌われがちだけど、もう別に嫌われてもいいやと思って書いた諸々です。

  • 親とか子どもとか

    親とのあれこれとか、子どもを持とうと思っていないことの諸々です。

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子どもと友だちがいないことを励まされる、けど

わたしには子どもがいません。 友だちも、ごく稀に会う人が1人だけ。 基本的には最愛の夫と 薄ーい付き合いの会社の人と ときどき会う生育家族と ごく狭い人間関係で生きています。 わたしはそのことに対して、基本的に負い目も引け目も哀しみも感じていません(子どもがいないことについては、たまに夫に「ごめんね」と思うけど)。 友だちが実際100人いたら、3日に1回誰かの誕生日パーティーが開催されて身が持たないし、最近A子とB美が揉めてるとか、C介とD雄が別れて気まずいらしいとか

    • 加齢、それはモテからの解放

      おかっぱ頭にしました。 わたしのヘアスタイルは、カットの回数を重ねるほどに真のおかっぱへと近付いています。 有名人で言うと片桐はいり CMで言うとクレラップ 火垂るの墓で言うと節子 になりつつあります。 生まれた時からわたしはアジア系の顔立ちで 長じた後もエキゾチックではない方の セクシーではない方の フェミニンではない方のそれでした。 端的に表現すれば「ど日本人」である自分には、もしかするとおかっぱ頭が似合うのではないか、という予感は20年も、いや30年も前からあ

      • 夫が令和版「優三さん」でして/虎に翼

        朝の連続テレビ小説「虎に翼」に夢中です。 今期のドラマは他にも、映像と音楽がとにかく雅やかで、人の豊かさも愚かさも影も光も余すところなく描く大河ドラマ「光る君へ」、え、これもしかして第一話から繋がってるの?録画消さないでおいてよかった!と思っている「アンチヒーロー」、慎ましやかなおじさんの奮闘に我が事の如くワクワクした夜ドラ「VRおじさんの初恋」(5/23最終回でした)、もはや見ることは習慣であり、生活の中でラジオのように常時流しておきたい「ソロ活女子のススメ」、それぞれに

        • 文章が好きって、その人を好きってことかも

          本を読んでいて、ああ、この作家さん、嫌いだなと思うことがあります。 例えば、わたしっておしゃれでしょ?すてきでしょ?と耳元で囁かれているような気がするとき。 あるいは、隠しきれない差別心や傲慢さが透けて見えるとき。 嫌いだな、と思ってしまったのにその本を読み続けることは、尊敬できない上司の愚痴を延々と聞き続ける苦行と相似関係にあるように思います。 目の前にいるリアル上司と違うのは、本は自分の意志とタイミングで閉じることができる点。 上司も、閉じられたらいいのにね(怖)。

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        記事

          「使わない言葉」に表れるもの

          以前「寛容」という言葉に抵抗があることについて書きました。 そのほかにも、わたしには普段、意識的に使わないようにしている言葉が、いくつかあります。 認める/理解がある ~してあげる ~させる 「なんとなく偉そうな感じがしてやだ」と思っていましたが、もう少し突き詰めて考えるとこれらの言葉には「上下」がある、ように思われるから嫌なのかもしれません。 寛容になる側が上、なってもらう側が下 認める側が上、認められる側が下… というように。 例えば、ハラスメントを受けた被害者

          「使わない言葉」に表れるもの

          みんな、自分がいちばん気遣ってると思って生きてる

          お前って、本当に無神経な奴だよな と、言われたことがあります。 言われた当初は腹が煮えくりかえり、何故こんなよく知らない男に突然お前呼ばわりされた上、無神経な奴と断定されなければならないのか! 無神経なのはどっちだ! と憤り、でもそういえばわたしって確かにそういうところあるかも、みんな本当はそう思っているのかも…などと、しばらくウジウジと引き摺ったものです。 (たぶん当時mixi(懐かしい)に書いたと思う) 今となっては、誰にどんなシチュエーションで言われたのかも、覚え

          みんな、自分がいちばん気遣ってると思って生きてる

          INFJ-T(内向的な提唱者)ってやつらしい

          我が部署にとって創設以来初となる新入社員が配属され、指導担当を丸投げされて早1年。 ↓当時の記事 入社2年目となられた新人さんは今やバリバリとお仕事なさっており、判断に迷ったときたまーに相談されるくらいで、わたしが教えることはほぼ、何もありません。 新人さんはすっかり部署に溶け込み… ということは特になく、隣に座っていても雑談は基本的に行わず、業務連絡もチャットツールを用いたりする感じですが、わたしも極度の人見知りですから、業務が滞りなく行われて、新人さんがストレスに

          INFJ-T(内向的な提唱者)ってやつらしい

          小柄の人見知りはスタッフコーデを凝視する(スマホで)②

          毎日投稿を取りやめ週1-2回の投稿に留めていましたら、いつの間にかnoteの下書きが40を超えておりましたので、これからしばらく放出期間にしようと思います。 *** 洋服のフリーサイズが全然「フリー」じゃねえとか、くノ一のようなショップ入店方法とか、アパレルやスタバやアップルの店員さんが怖いとか。 そんなことを綴っていたら、本題に入る前に1000字を超えてしまったので、①②に分けました(人見知りエピソードは無限に綴れる)。 ↓①はこちらから ここからが本題です。

          小柄の人見知りはスタッフコーデを凝視する(スマホで)②

          小柄の人見知りはスタッフコーデを凝視する(スマホで)①

          嫌いな言葉は「フリーサイズ」です。 (「スリーサイズ」ではない) 最近多いのですよ。 SサイズとかMサイズとかではなくて、1サイズだけの展開で「でもフワッとしたシルエットですからどなたでもお召しになれるでしょう?」というフリーサイズの洋服が。 アパレル業界の、在庫問題解消対策の一環なのかもしれません。 Lサイズだけが無茶苦茶余って廃棄する、とかを緩和する為。 それは分かる。 持続可能社会の実現よね。 SDGsよね。 ただ、このフリーサイズ、「フリー」とは名ばかりで、

          小柄の人見知りはスタッフコーデを凝視する(スマホで)①

          あなたは本当に「正しい」のか/『正欲』

          朝井リョウ著『正欲』を読んでいます。 「共感」とか「分かる」とかいう言葉は、安易に使えないし使うべきではない、けれども、この小説を半ば辺りまで読んだ時点でわたしが一番近しく感じた登場人物は、桐生夏月です。 彼女とわたしの共通点は、自分の悩みを誰かに伝えたところで分かってもらえることはないという諦念と、その結果としての沈黙にあると思います。 例えば、自分が正しい形の循環に適した人間ではないことは分かっている、だから放っておいてほしいと心から願っているのに、この社会で生きて

          あなたは本当に「正しい」のか/『正欲』

          1人の人間として尊重されたいだけだった

          小柄で貧相な体つきで 目立たず主張をせず 体が弱く学校を休みがち そんな風だったせいか、 わたしはいつも庇護の対象でした。 猥談で盛り上がっている同級生たちに 「こんな話、聞かせられないよー」と省かれたり 初めてアルバイトするときに 「挨拶は“おはようございます”だよ!大丈夫?」 と殊更に心配されたり 力仕事の際に大柄な同級生と比べられ 「○○だったらいいけど、ちびろには無理だよ」 と言われたり。 引き合いに出された大柄な同級生○○は「ちょっと、なんでわたしならいいのー

          1人の人間として尊重されたいだけだった

          生理用品の話をするよ②シンクロフィット考/男子の皆さんも寄ってって

          シンクロフィットの話は以前、いたしました。 いたしましたがあれから1年、結構使いこんだので、もう少しだけ具体的にレビューを書こうかなと思います。 シンクロフィットの1番の難点は、ポジショニングです。 試行錯誤の結果、わたしは仕事(デスクワーク)のときは前寄りに、それ以外はやや後ろ寄りに装着しています。 それまで特に意識していなかったのですが、仕事中は割と前のめり気味で腰掛けているらしく、普段通り付けていたら前から漏れた為です(ナプキンの縁でギリギリ堰き止められていまし

          生理用品の話をするよ②シンクロフィット考/男子の皆さんも寄ってって

          『女たちの避難所』は日本版『カラーパープル』かも

          なぜ『カラーパープル』を読んでみようと思ったのだったか。 映画化(…というか38年前に既に映画化されており、このほど全面リメイク版が放映された)のニュースを見て、あらすじに興味が湧いたからだったか。 なぜ『女たちの避難所』を読んでみようと思ったのだったか。 垣谷美雨作品を読んだことはなかったから、本屋さんか雑貨屋さんで平積みされているのを見かけたのだったか、たまたまニュースか誰かのレビューを読んで惹かれたのだったか。 過去の記事でも触れたように、わたしには「割と手当た

          『女たちの避難所』は日本版『カラーパープル』かも

          お尻が2つに割れていることを知られたくない

          わたしは普段、裾がやや広がったスカート(いわゆるフレアスカート)か、ワンピースを好んで着用しています。 体にぴったり吸いつくようなスカート(いわゆるタイトスカート)は持っていません。 細身のズボン(スリムパンツ?)を一応、所持してはいるのですが、丈が腰ほどまであるチュニックか、ワンピースにしか合わせることはありません。 最近、ポワっとしたシルエットのズボン(ワイドパンツ?)を履いている方をお見掛けするにつけ、かわいいな、わたしも欲しいなと思うのですが、お手洗いで相当気を

          お尻が2つに割れていることを知られたくない

          サウナで言うと春は

          サウナは、季節に例えれば夏でしょう。 冬という水風呂を経て 春という外気浴で整う。 水風呂に入らないなんて人生の半分損してる、と言われますが(言われますか?)、季節は否が応でも万人に満遍なく訪れるわけですから、サウナに入ったことのないあなたも、サウナには行ったけど水風呂はちょっと、というあなたも、季節においての水風呂には、既に入ってしまっていると言えるでしょう(は?)。 夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい と小田和正も言っています。 サウナに入っているときは水風呂を強く

          サウナで言うと春は

          考えるのは苦しいから

          何か用事をしているときに 話しかけられると苛つきを覚えます。 仕事に集中しているときに 緊急の依頼が入るとストレスがかかります。 たぶん、わたしは感じているのです。 「考えさせないで」と。 考えるというのは、ひどく骨の折れる行為です。 たとえば、ただA地点からB地点にものを運ぶだけなら訳はない。 けれどもあとからC地点に運ぶために最も効率のよい置き方をしないといけない、という条件が加わると途端に手が止まります。 考えないといけないからです。 あるいは、新しい仕事や

          考えるのは苦しいから