サウナで言うと春は
サウナは、季節に例えれば夏でしょう。
冬という水風呂を経て
春という外気浴で整う。
水風呂に入らないなんて人生の半分損してる、と言われますが(言われますか?)、季節は否が応でも万人に満遍なく訪れるわけですから、サウナに入ったことのないあなたも、サウナには行ったけど水風呂はちょっと、というあなたも、季節においての水風呂には、既に入ってしまっていると言えるでしょう(は?)。
夏は冬に憧れて
冬は夏に帰りたい
と小田和正も言っています。
サウナに入っているときは水風呂を強く思い、水風呂に浸かるとサウナに戻りたくなる、という心情を綴った歌なのですね(違う)。
本来なら、一度に一種類しか味わえない春夏秋冬というものを、半日でフルコースいただけるのが、サウナと言えます。
夏というサウナに入り
冬という水風呂を経て
春という外気浴で整う…
え、秋?
秋は、何でしょうね。
サウナから出た後の掛け湯、でしょうか。
(実際、最近の秋はそのくらい一瞬で終わる)
冬来りなば、春遠からじ。
いつの間にか来ていた春は、朝出勤しようと家から外に出た段階で明るく、ポカポカと暖かく心地よい。
ハナミズキの葉が開き、花がこぼれ、咲き、木漏れ日が目にやさしい。
地球に住む生き物として、寿ぐべき季節であるなと、思います。
風薫り、わたしの心もひらきます。
サウナも大体、外気浴でうはぁ~ってなりますもんね。
しかし、まだ4月で、これから大型連休、という今日なんかはもう真夏日を観測するかもという予報で、も、もうちょっと外気浴で整いたいんですけど…というわたしの気持ちはお構いなしで、サウナの季節がもうじき、やってきます。
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