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慶應ボーイ愛用の参考書
最近、
を良く見かけています。
で、
ここらへんの方にも興味を持って頂けるクリエイターでありたいな。と思い、
「慶應ボーイ」
というのを全面に押し出す形で、
今回の記事の執筆をしてみました。
書いてみて思ったのは、
にも刺さるんじゃない?と思いました。
という感じで
受験勉強に追われる学生世代、子育て世代、義務教育に関わる方々
に刺さって欲しい記事になっています。
さて、本題。
自分は、
「慶應大学に一般受験で現役合格」
の経験があって
日本国内で言えば、
受験界隈で憧れられる部類の人間だと思います。
慶應に受かるために必要な勉強量
慶應に受かるために必要なマインド
慶應に受かるための参考書の使い方
ここら辺を、経験談から具体的にお話できると思います。
あくまで、経験談です。
経歴と受験するうえでの心構え
ちなみにさっき
「慶應大学に一般受験で現役合格」
という話をしたのですが、
補足すると、
「通信制高校から、慶應大学に一般受験で現役合格」
ってな
下剋上的肩書の持ち主でもあります。
例えるならば、
男版ビリギャル
ですね。
だから、
慶應ないしは大学に行きたいけど、自分には無理だな。と
能力の面で断念しようとしている方がいたら、
俺のこと、思い出してください。
元々、能力値は高くなかった。
もし
周りに今の立場や能力で否定する方がいたら、その人は間違っています。
自分の両親や周りの先生方、お世話になったチューターさんは、
自分の話に耳を傾け、理解しようと努力し、支えると決めたら全力でサポートしてくださる方々でした。
その意味で、自分は環境にむちゃくちゃ恵まれていた。
とはいえ、
頭ごなしに否定してくる人に囲まれている方も多いかと思います。
そんなときには
負けずに、
「●●大学に入りたい。」
という信念と目標を固く持って、周りに伝える努力をしてください。
自分も両親とケンカになることもありました。
(それでも「お前には無理だ」なんて言われたことはないので、家庭環境と育て方には本当に恵まれました。)
とはいえ、
両親の説得は不可避であって
反対を押し切り、
説得をするために、
高校1年の夏は1日10時間の勉強を続けました。
友達のストーリーを見ると、
部活、海、プール、旅行、デート、etc……
が延々と流れてくる。
でも負けずに、机と向き合いました。
たったの2か月です。
結果、偏差値を70台に押し上げました。
周りの賛同が欲しいのなら、これくらいはやりましょう。
信念×情熱は時に、人を猛烈に巻き込み、動かします。
今の実力はあまり関係ないです。
誤解のないようにもう一度言うと、
自分にとっては、
「環境に恵まれていたこと」
が、慶應大学下剋上合格の最大の要因でした。
自分を理解しようとしてくれる大人、教育への投資を惜しまなかった両親、奨学金なしで私立大学に通える家庭の経済力、etc……..
ただ、
その環境にあぐらをかかず、最低限の努力はしたし、周りから協力して貰えるような人間としての態度を徹底しました。
つまりは、
頭ごなしにあなたの目標を否定してくる人が居た時に、その原因のベクトルを自分にも向けてみてください。
あなたの努力や情熱が、相手の期待値に届いていない可能性もあります。
受験を乗り切る上で、このマインドだけは忘れないでください。
あなたの情熱は人を動かすに値しますか?
あなたは応援されるに値する努力をしていますか?
で、
肝心な参考書紹介なんですけど、
特に力を入れていた
「英語」「数学」「日本史」
の3科目に絞って、紹介していきます。
実際はもっとたくさん紹介したい参考書があったのですが、
今回は読みやすさの問題で、教科と紹介する参考書は厳選させて貰ってます。
参考書紹介
誤解のないように伝えると、
参考書のレベルはまちまちで、初学者が手を出すとしんどいレベルの教材もあります。
参考書のレベルは☆~☆☆☆の3段階(☆☆☆が最高難易度)で評価しています。
あくまで、
参考書の使い方の例
として、見て頂けると嬉しいです。
英語
英単語ターゲット1900 ☆☆
![](https://assets.st-note.com/img/1710642506524-K1jW2mQhNc.jpg?width=1200)
結構ボロボロですね。
受験期の相棒と言っても過言ではない単語帳です。
これは何百周と回っているのもありますが、風呂に落としてしまったというのがあります。
逆に言えば、毎回風呂で単語の勉強をしていました。
2年半くらいですかね。
毎回10分だとして、これを2年半(約910日)続けると、
10(分)×910(日)=9100(分)
9100(分)÷60(分)≒152
152÷24≒6
つまり、
約6日分、何もしていない受験生よりも単語と向き合っていた時間が長いことになります。
単語は、風呂などの隙間時間に他の受験生との差をしれっと作る。
これに尽きる。
![](https://assets.st-note.com/img/1710642609021-G51YhoW1T9.jpg?width=1200)
次に、使い方の紹介です。
目標は、
「単語を聞いたら、意味、単語の番号、関連語彙、例文の全てが出てくるようにすること」
です。
受験期は一切の誇張を抜きに、
単語を聞いたら、これらの情報全てが自動的に口から出てきていました。(笑)
ちなみに、1900語全てです。
そのためにおすすめするのが、「音読」です。
このページは、
全ての単語で、印鑑の数(24回)を音読しているのですが、これくらいやれば、単語聞いたら、例文がすらすら口から出てきますよ。(笑)
「英単語を憶える」
という作業はこれくらいの粒度でやります。
英語長文問題精講 ☆☆☆
![](https://assets.st-note.com/img/1710642625397-caFiaYP2t8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710642634739-N5DWl7gBlJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710642645105-bdQ7aaVJtp.jpg?width=1200)
これは受験終盤で使うレベルの難易度です。
ただ使い方は単語帳とあんまり変わらないです。
「音読」
一択です。
一周解いたら、
文章が口から自動的に出るようになるまで「音読」です。
数学
青チャート ☆☆
![](https://assets.st-note.com/img/1710642653854-14yeLnz85y.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710642666105-MZ7s4wz9pw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710642684900-D9nmw4KGig.jpg?width=1200)
数学に取り組むうえで、最も大事にしてほしいのは、
「基本に忠実になる」
ことです。
基本とは問題を解くうえで根幹になる公式のことで、
もっと踏み込んで言うと、
公式の成り立ちです。
自分は極端な例ですが、
公式を一つも憶えていませんでした。
ただ、
必要な公式は自分で組み立てられるようになっていました。
つまりは、
公式が成り立つ原理・原則に対してはものすごく忠実でした。
中身#1と中身#2を見て頂けると分かるかと思いますが、青チャートは図解が丁寧で公式そのものの成り立ちへの理解が深めやすいです。
河合塾に
広瀬和之先生という数学の先生がいらっしゃるのですが、
その方は常に
「基礎に立ち返れ!」
と教えてくれました。
まずは、チャートで色々な公式の原理に触れてみてください。
すぐには点数に直結しませんが、数学が苦手から楽しいに変わるはずです。
日本史
詳説日本史B 改訂版 ☆
![](https://assets.st-note.com/img/1710642695005-P01zJBmjRE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710642703228-RIh3CU66Gi.jpg?width=1200)
社会科目は
国立志望だったということもあり、論述対策メインでやっていました。
※いちよう補足すると、
私立大はマーク式メインで、国公立大は論述式メインという特徴があります。
なので、
自分の日本史の勉強は、
頻出項目の教科書該当部分の丸暗記
でした。
論述問題を解く中で、良い表現があれば、教科書に書き足し、これを電車の中で常に読んでいました。
嘘かと思われそうですが、
頻出項目の数十ページに関しては一言一句違わず記憶していました。
読者さんへのメッセージ
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