アマレット オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°
お酒を飲まない平日が多いこの頃でございますが、それでもたまに飲みたくなるときはあるもので、そんなときは、梅酒か赤玉をちびちび飲んでおります。
疲れていると少しばかりの甘さを欲するもので、梅酒が赤玉の甘過ぎるくらいのものをちびちびが僕にはぴたり。
近くに大きな酒屋さんがありますので、彼女と二人で足を運んでは、どんなビールがあるかな、ビール党の彼女のチョイスを楽しんでいるのですが、リキュール等ボトルのお酒は僕のほうが少しばかり詳しいので、彼女がビール以外を飲みたいときは、僕が選ぶ役。大役。
甘いのは好きではない彼女でございますので、何が良いだろう、彼女が輸入食品でカゴを満たしていく間、頭を悩ませてみたのですが、そんなときは自分のお気に入りでいくしかない、そんな気持ちに最終的になりまして、アマレットを手に。
DAL PALAKなんていうぴかぴかのパッケージを持つ彼女に、アマレットを持って行ってみたところ、I trust youなんてあっさりとカゴに追加。
どんな味か知らなくて良いのか、僕は一瞬思いましたが、彼女はそこらへんは豪快と言いますか、大胆と言いますか、僕が選んだものは基本的に受け入れてくれる気持ちの良い人ですので、彼女が眺めるDAL PALAKにwhat is this?
DAL PALAKは、豆とほうれん草がメインのインドカレーの一種のようで、DALとオーストラリアでは短縮して呼ばれているものだそうで、後日いただきましたが、美味。
キーマカレーの挽肉の代わりに豆がごろごろ入っているようなカレーで、ルーだけでも満腹感。おすすめでございます。
DALはさておき、話はアマレット。
購入した晩、ソーダ割りが飲みやすくて良いんじゃないかな、そう思っていたのですが、味を知るためにもまずはロックでいこう、考えを改めて、彼女の元へ。
ちびっと飲んで、彼女はgoodとぴかーんな表情。安堵。
晴れてお気に入りの一つに仲間入りしたようで、それ以降、頻繁にアマレットを購入しては、ちびちび楽しんでおります。
彼女はいつでもgoodと楽しそうに飲みますので、僕はアマレットではなく、梅酒か赤玉を飲むようにしております。
僕もたまには飲みますが、気持ち良く楽しむ彼女を見ておりますと、僕はそれほどでもないなと手が伸びません。
好きとはそういうことなのでしょうね。
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