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「能古島」って、どこの島?

タイトルの正解は福岡県

一昨年、コロナが少し落ち着いたタイミングで、前から行きたいと思っていた福岡に初めて旅行に行った。

私は「サッポリアン」(札幌生まれ、札幌育ちの人のこと。辞書には載っていないが、私がいずれ載せるかもしれない)なのだが、福岡に対しては、勝手な仲間意識みたいなものを持っている。

「東京(圏)」、「大阪(圏)」、「名古屋(圏)」という、いわゆる三大都市圏というのがあるが、これに福岡都市圏札幌都市圏を加えた構成が五大都市圏と呼ばれる。

まあ、それぞれの中心都市が福岡札幌になるわけである。

「三大兄さんたちには及びませんがねぇ。福ちゃん、ともに前座として、精いっぱい客席盛り上げようや! 」みたいな意味不明な「卑屈精神」と「傷舐め合い感情」がせめぎ合うのである。

あまり馴れ馴れしくし過ぎると、福ちゃんは三大兄さんたちとくっ付いて「我らは四大都市圏だ! 立ち去れい!」みたいに人差し指の先でピンッ!とやられることもあり、「うわ~ん ToT  切り離さないで~ん!」みたいに我が身の思い上がりを戒められることになったりもする。。。

さてさて、何ぼのもんじゃい!みたいな少し生意気な気持ちも抱きつつ福岡に降り立ったが、興味深い場所であり、よく聞く話だが、やはり食べ物が美味しいという印象であった。

明太子も食し、「福岡タワー」や「シーサイドももち海浜公園」、「太宰府天満宮」に中州に、、、と行った福岡「本土」の話も書きたいのだが、また別の機会に。。。

、、、と言いつつ、少し福岡タワー

、、、からの『サザエさん通り』

写真でひと言
『あっち向いてホイ!』

そもそも誰がジャンケンに勝ったのかはよくわからん。。。

、、、からの、、、は、ここらへんでやめておく。

福岡には数泊したのだが、1日取って、離島である「能古島(のこのしま)」に行こうと思い立った。

以前、徳島旅行記を投稿した際も、1日だけ「淡路島」に行った話を書いた。

 私は海や川、湖などの水辺が好きであることもあり、海に囲まれた場所に旅行すると、ふと船(または船がないときは他の交通機関)に乗って離島に足を延ばしたくなるのである。

能古島は、福岡県福岡市西区に属し、博多湾に浮かぶ島である。

景色が良いほか、島にある『のこのしまアイランドパーク』のお花畑が有名であり、マリーゴールド、アジサイ、ダリア、、、と季節ごとの花を楽しむことができる。

福岡駅周辺から能古島行きのフェリーターミナルのある「姪浜(めいのはま)」まで、(レンタカーがない場合)電車とバスを乗り継がなければならないが、フェリーに乗ってしまうと、わずか10分ほどで島に到着するという手軽さである。、

今は分からないが、私が行った当時はまだコロナの脅威がチラホラ見え隠れしているような状態でもあり、フェリーはさほど(というか全然)混雑していなかった。

フェリー乗り場周辺の景色もちょっと
『レインボーのこ』だってさ!
何かカワイイね!

LET'S GO TO NOKONOSHIMA~ !



さあ~ ! 船旅のはじまりはじまり~!


、、、と言ってる間に「り~!」とかぶるくらいのタイミングで、すぐに能古島に着いてしまった。。。

いざ上陸なり!

、、、?!

、、、おぉ~っ!


フェリーから島に降り立つと、周りのお店のおじさんやら、おばちゃんやら、お兄さんやら、お姉さんやら、駐在さんまで(!)、我々を一斉に出迎えてくれて、みんな笑顔でこちらに手を振ってくれているではないか!

何ともホスピタリティーのある話である。

フェリーも1時間に1本くらいの頻度だったと記憶しているが、それでも毎回フェリーが到着するたび、島のみんなで出迎えに来てくれるという慣習も、なかなかたいへんじゃないかと感じた。

みんなで「ようこそ!」みたいに歓迎された気がして、ほっこりした。


いよいよ島を探索、、、しようとしたが、能古島の渡船場の周囲に何軒か小規模の食堂やお土産があるばかりで、少し歩いた先はもう山に入るしかないような感じである。

試しに車道を少し上りかけたが、そこそこ急な勾配であり、どこまで上ると何があるのかも分からず、そもそも自力で坂(山)を上っている人が見当たらなかった。

みなレンタカーごとフェリーに乗り込んだ人や、それ以外はバス停で路線バスを待っている。

、、、ということで、(レンタカーがない場合)能古島に着いたら、たいていの人は半強制的に『のこのしまアイランドパーク』行きの路線バスに乗るという流れになるのではないだろうか。

暫くして路線バスが到着し、これも10分ちょっとでアイランドパークに到着した。


まあ、いい季節だったね~
この環境でいったい何を競えっていうのさ?
ねえねえ、能古島行きたくなった?
ねえねえ、どうなのさ?ねえったら?
ねえ、私ウザくない?
ねえねえ、、、
(花に全然集中できないんだけどっ!)


兄さんがた、姐さんがた、耳よりな情報がありますがねぇ。
山の中に、このようなブランコがありましたぜ。

両脇のロープは遥か上空から垂れ下がり、てっぺんが見えないほどであった。
それは、さながらお釈迦様が我々の煩悩に向けて放たれた『蜘蛛の糸』の如く。。。
、、、と、少し『54文字の物語』の練習。
(字数は全然合ってませんがね)


姐さんがた、兄さんがた、耳よりな情報がありますがねぇ。
パークの周辺をうろちょろしてたら、ヤギのやつがメーメー鳴いてましたぜ。

ホントにメーメーとサービスしてくれた。
能古島は人も動物もホスピタリティーに富む。

↑  ついでに貼る。もはや何でもアリである。

「唯一のルール:noteで悔いを残さない」(何の決意表明?)


そうそう、私が行った時期は、ひまわりが綺麗だった。

この写真であるが、、、

以下の記事のトップ画像である。


さてさて、福岡に旅行に行かれた際は、綺麗な花と戯れることのできる能古島もついでに満喫してはどうだろうか?

1つ思い出したが、能古島渡船場の隣にある休憩所のハンバーガー(確か『のこバーガー』だったかもしれない)が、何気に凄く美味しくてビックリした!

ホントに美味しかったので、わざわざ片付けをしていた忙しそうなおばちゃまのところまで行って、「ハンバーガー、美味しかったですよ!」と謎のスキ&コメントをしてしまった。


ところで最後に話が少し飛ぶが、香港に住んでいた頃、香港島周辺の「ラマ島」とか「坪洲(ペンザウ)島」とか、色んな離島にたまに遊びに行った。

香港島の中環(セントラル)という場所にフェリー乗り場があり、気軽にそれらの離島に行くことができる。

香港は人口密度も高く、フラストレーションも溜まりやすい場所なので、離島は週末ともなると、癒しを求める香港人(と香港在住の外国人)たちの人気スポットでもある。

自然を愛する私の友人は一時期「ラマ島」に住んでいた(そして毎日、香港島に出勤していた)くらいである。

福岡旅行の後、福岡県人と話した際に、香港を思い出しながら、「いや~、能古島は良かったですよ。福岡の人たちも、週末になるとリラックスしに能古島とか行くんですよね~?」と聞いたことがあった。

すると、相手から「いえ、私たちは週末に能古島には行きません」と英語の教科書みたいにきっぱりと返されたことがあった。。。

行かんのか~い。

(完)


みんなも勇気を出して
『のこのしマン』に会いに行こうぜ!


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